税理士/社労士/行政書士/司法書士/中小企業診断士/FP/元補助金審査員/元日本政策金融公庫支店長/各種コンサルタントなどが常駐する他に類を見ないワンストップサービス
オフィスは池袋駅から徒歩3分の日本政策金融公庫池袋支店と同じビルです

コラム

【優越的地位の濫用について】 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

前回の当コラムで【銀行付き合いについて】解説しました。

そのコラムでは期末実績で困っているならば、恩を売る意味でも付き合った方が良いという結論を出しています。

 

しかし、「取引銀行から言われたら付き合わなきゃいけないの?」「そんな余裕はうちにはないよ!」というご意見も当然あるかと思います。

 

そんな時に知っておいた方が良いルールがあります。

それは「優越的地位の濫用」というキーワードです。

 

一般の人の会話ではほとんど聞かれないワードですが、金融機関内ではほぼ毎日のように話されているワードです。

それくらい金融機関はこのワードに神経を張っています。

 

では、「優越的地位の濫用」とはどのような意味なのでしょうか?

特に融資取引をしている場合を想定していますが、お金の貸し手(金融機関)は借り手(企業側)よりも、一般的に強い立場(優越的地位)にあります。

そのため、金融機関側が優越的地位を利用し、無言の圧力(濫用)で自行取引の増進をしてはいけませんよ、というルールです。

端的に言うと「この間難しい融資を通してあげたんですから、目標に達成していない●●に協力してくださいよ」的なことです。

 

数年前に某地銀さんで、「融資先に投資信託を販売」したことで一気に神経をとがらせることになりました。

 

あまりにもしつこく、かつナンセンスなセールスを受けた場合には、この伝家の宝刀を使ってみるのもアリかも知れません。

かなりのパワーワードなので、おそらく担当者は引くと思います。

 

但し、その取引項目が「融資承認の条件」になっている場合は例外ですので、伝家の宝刀の濫用は避けてください。

 

関連記事

新着コラム

  1. Youtubeに動画を投稿しました。
  2. Youtubeに動画を投稿しました。
  3. Youtubeに動画を投稿しました。
  4. Youtubeに動画を投稿しました。
  5. Youtubeに動画を投稿しました。
ダウンロードはこちら
これを知らなきゃ損する!噂の経営マガジン
All Aboutガイドの原点
多胡藤夫ブログ
中野裕哲ブログ
渋田貴正ブログ
三浦高ブログ
小峰精公ブログ
坂井優介ブログ
V-Spirits総合研究所株式会社
インボイス・電子帳簿保存法 Q&A
採用情報
業務提携先募集情報
V-Spiritsグループ Instagram
全国対応の補助金申請を専門家がサポート|中野裕哲の無料相談V-Spirits

他社広告欄

クラウドPBX