
短期融資を活用する
今回は、【短期融資を活用する】について解説します。
事業融資を利用している企業の7割程度は長期資金を利用していると思います。
長期資金であれば返済負担が軽減され利便性としては1番良いでしょう。
では、短期融資はどのような時に使うのか?
代表的な2つと紹介していきます。
①突発的な大口受注が入る
卸売業などで起きることがありますが、得意先または新規取引先から特需が発生し例月よりも仕入れ量が増加するときに利用します。
この時には、商品を納品しお金が支払われる間の期間を融資期間として融資を受けます。
当然、返済原資は売上回収金より一括返済となっています。
②季節資金
業界によって夏が売れる冬に売れるなどと様々ですが、必ずシーズン前には大量に商品を仕入れておかなければなりません。
長期資金で運用するとシーズン毎に融資残高だけが膨れ上がっていってしまいます。
そうなるとどこかのタイミングで追加融資が受けられなくなる恐れがあります。
よって、シーズン前に融資を受け、販売した商品代金を持って一括で返済します。
まとめ
2つ紹介しましたが、このように上手に利用することもできます。ぜひ、活用してみてはいかがでしょうか。
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この記事を書いた人
三浦高/Takashi Miura
元創業補助金(経済産業省系補助金)審査員・事務局員
中小企業診断士、起業コンサルタント®、
1級販売士、宅地建物取引主任者、
補助金コンサルタント、融資・資金調達コンサルタント、
産業能率大学 兼任教員
2024年現在、各種補助金の累計支援件数は300件を超える。
融資申請のノウハウも蓄積し、さらに磨きを掛けるべく日々事業計画書に向き合っている。
この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。