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コラム

兵庫県|古民家再生促進支援事業とは?補助金内容と申請方法を解説

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兵庫県・古民家再生促進支援事業とは?

兵庫県には、地域の歴史や文化を感じさせる古民家が多く残っています。これらの古民家は、かつての暮らしや技術、地域ごとの建築様式を色濃く反映しており、文化的にも資産価値の高いものです。しかし、時代の変化とともに住宅のニーズや構造基準が変わり、維持・活用の難しさから多くの古民家が空き家化・老朽化・解体されてしまっているのが現実です。

そこで、兵庫県ではこのような歴史的建築物を地域の魅力として再認識し、地域活性化や観光振興につなげるための「古民家再生促進支援事業」を実施しています。この補助制度は、古民家の保全と再生にかかる費用を一部補助することで、個人や団体が古民家を再利用しやすくすることを目的としています。単なる建物の修繕にとどまらず、地域のにぎわい創出や雇用促進にも貢献できる、持続可能なまちづくりの一環です。

対象となる古民家

補助金の対象となる古民家には、いくつかの条件があります。主に以下のような要件を満たすことが求められます:

  • 昭和25年5月以前に建築された建物であること
  • 伝統的木造建築技術(例:在来工法、真壁構造、土壁、瓦葺きなど)を用いて建てられていること
  • 文化的・歴史的価値を有し、地域の観光・交流資源として活用可能なポテンシャルを持っていること

具体的には、江戸末期〜昭和初期に建築された町家、農家住宅、武家屋敷、漁師町の家屋などが該当する可能性があります。兵庫県内全域が対象ですが、建物が地域の景観や歴史性を損なわないよう保存状態がある程度良好であることが望まれます。場合によっては、専門家による評価や文化財担当部署の意見を参考にして判断されることもあります。

対象経費と補助額

補助金の対象となる経費は、古民家を安全かつ利活用可能な状態にするためのさまざまな費用です。以下のような費用が補助対象となります:

  • 改修工事費:屋根・外壁の補修、耐震補強、断熱改修、バリアフリー化、水回り(キッチン・トイレ・浴室など)の現代化など
  • 建物調査・設計費:構造調査、白アリ調査、インスペクション、修繕設計図の作成費など
  • 再生・活用提案費:古民家の再活用に向けたコンセプト立案、事業計画の策定、事業収支の見積もり、マーケティング調査等

補助額は、改修規模に応じて設定されており、たとえば500万円〜1000万円未満の改修工事に対しては最大250万円の補助が受けられます。1000万円を超える大規模な改修についても、一定条件のもとでより高額の補助が認められる場合があります。

また、地域活性化の観点から、カフェ・宿泊施設・地域交流スペース・ワークショップ施設などとしての再活用が明確であれば、評価が高くなる傾向にあります。事業の公共性・継続性・雇用創出効果なども審査のポイントになります。

申請方法と注意点

補助金の申請は、毎年4月15日から受付が始まります。予算が限られているため、応募多数の場合は審査のうえ選定されることになります。申請手続きは複数のステップがあります:

  1. 事前相談:兵庫県や市町村の窓口へ相談し、対象要件を満たすか確認
  2. 調査・見積もり:必要に応じて建築士などによる調査を行い、費用見積書・設計図を作成
  3. 申請書類の提出:様式に沿った申請書、図面、写真、活用計画書等を揃えて提出
  4. 審査・交付決定:審査結果により採択されると、交付決定通知が発行
  5. 工事着工:交付決定後に着工し、令和7年2月28日までに完了する必要があります

なお、工事完了後も報告書の提出や活用状況のフォローアップが求められます。さらに、改修後10年間以上は地域交流・観光など公共性のある用途として継続的に活用することが条件となっており、単なる住居や別荘目的では補助対象外となる場合が多いです。

よくある質問(FAQ)

Q. 個人所有でも申請できますか?

A. はい、個人所有でも可能です。ただし、申請者が所有者または所有者の同意を得た借主である必要があります。法人やNPO、自治会、観光団体なども対象となります。

Q. 自宅として使用したいのですが、対象になりますか?

A. 単なる個人の住居としての使用では対象外になる場合が多いです。ただし、カフェ併設の住居や民泊併用住宅など、地域交流の場としての役割を果たす場合は対象となる可能性があります。

Q. 改修後、10年以内に用途変更した場合はどうなりますか?

A. 原則として補助金の返還を求められる場合があります。やむを得ない事情がある場合は県に相談のうえ判断されます。

まとめ

兵庫県の「古民家再生促進支援事業」は、歴史と文化を次世代につなぎ、地域の観光資源や交流拠点として再活用することを目的とした制度です。文化財としての価値を守りながら、地域のにぎわいや活性化にもつながるこの制度は、全国的にも注目されています。

あなたの所有する古民家が対象になるかもしれません。空き家でお悩みの方、地域貢献を考えている方、古民家カフェやゲストハウスを開きたい方は、ぜひこの補助制度の活用を検討してみてください。早めの相談・準備が採択への第一歩です。

専門家による補助金サポート

弊社では、元補助金審査員の三浦を中心とした各種専門家チームが補助金支援を行っております。
このケースは補助金の対象になるのか?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お問い合わせお待ちしております!

フリーダイヤル tel:0120-335-523

三浦高

この記事を書いた人

三浦高/Takashi Miura

元創業補助金(経済産業省系補助金)審査員・事務局員
中小企業診断士、起業コンサルタント®、
1級販売士、宅地建物取引主任者、
補助金コンサルタント、融資・資金調達コンサルタント、

産業能率大学 兼任教員
2024年現在、各種補助金の累計支援件数は300件を超える。

融資申請のノウハウも蓄積し、さらに磨きを掛けるべく日々事業計画書に向き合っている。

この記事を監修した人

多胡藤夫/Fujio Tago

元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。

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