
熊谷市中小企業融資制度
中小企業の皆様、資金調達にお困りではありませんか?熊谷市では、経営の合理化や近代化、体質強化を促進するための融資制度を設けています。以下に、各種融資制度の詳細をご紹介しますので、ぜひご覧ください。
1. 一般事業資金
- 貸付限度額:3,000万円以内
- 年利:1.7パーセント
- 償還期間:10年以内
- 資金使途:運転資金、設備資金
- 保証人:原則として、個人の場合は必要なし、法人の場合は代表者。ただし、「事業者選択型経営者保証被提供制度」等により経営者保証を提供しないことを希望できます。
- 担保:必要に応じて徴する
- 利子補助:令和3年4月1日から令和7年3月31日までの申込みに係る融資について、貸付日から5年間は支払利子25パーセント以内を補助
- 信用保証料補助:約定どおり完済されたかたに、貸付元金(融資済額を含む)2,000万円を上限に補助
2. 小口事業資金(特別小口無担保無保証人資金)
- 貸付限度額:1,250万円以内
- 年利:1.7パーセント
- 償還期間:10年以内
- 資金使途:運転資金、設備資金
- 保証人:必要なし
- 担保:必要なし
- 条件:市県民税の所得割の税額あり、かつ完納
- 信用保証料補助:約定どおり完済されたかたに全額補助
3. 緊急経営安定資金
- 貸付限度額:300万円以内
- 年利:担保なし1.25パーセント、担保あり1.75パーセント
- 償還期間:1年以内
- 資金使途:運転資金
- 保証人・担保:申込者と金融機関の協議による
4. 長期経営近代化振興資金
- 対象:商工組合中央金庫の株式を保有している組合または組合員
- 貸付限度額:組合5,000万円以内、組合員2,000万円以内
- 年利:長期プライムレートマイナス0.3パーセント
- 償還期間:7年以内
- 資金使途:運転資金、設備資金
- 保証人・担保:協議による(原則1人以上・原則徴する)
- 利子補助:貸付日から5年以内、年間支払利子の25パーセント以内を補助(組合員は元金1,000万円限度)
5. 経営合理化資金
- 貸付限度額:7,200万円以内
- 対象:経営多角化、事業転換などにより第二創業などを図るかたで、市長の指定する計画等の承認・認定を受けたかた
- 年利:日本政策金融公庫所定利率
- 償還期間:運転資金5年以内(特に必要な場合は7年以内)、設備資金15年以内(特に必要な場合は20年以内)
- 資金使途:運転資金、設備資金
- 保証人・担保:日本政策金融公庫との協議による
- 利子補助:貸付日から5年以内、年間支払利子の25パーセント以内を補助(元金1,000万円限度)
各資金共通の利用条件
- 市税を完納していること
- 中小企業者の要件を満たしていること
- 個人:住所および事業所を、法人:事業所を、それぞれ市内に1年以上継続して有し、かつ同一事業を営んでいること
- 信用保証を利用できる業種であること
- 必要な許認可等を取得していること
- 信用保証料補助・利子補助:市外転出、市税滞納時は打ち切り
対象とならない資金
- 借入金の返済にあてる資金
- 住宅、乗用車、土地(工場移転資金を除く)の取得資金
- 法令違反の設備・市外の設備に対する資金
まとめ
熊谷市の中小企業融資制度を活用して、あなたのビジネスを次のステージへと進めてみませんか?資金調達の不安を解消し、経営の安定を図るために、ぜひご検討ください。
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この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。


























