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コラム

はじめてのCICインターネット開示:起業準備に欠かせない信用チェック

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【保存版】CICインターネット開示完全ガイド:起業を目指す会社員のための信用情報攻略法

はじめに

「起業したいけど、融資が受けられるか不安…」

そんな声を、私はこれまで何百回と聞いてきました。創業融資の審査に通るかどうかは、ズバリ信用情報がカギになります。そして、その信用情報を確認できるのが「CICインターネット開示」なのです。

この記事では、これから1年後に起業を目指す会社員の方を想定して、CICのインターネット開示についてわかりやすく丁寧に解説していきます。読み進めることで、融資審査に通るために何を確認すべきかがスッキリと理解できるようになりますよ。

実は、信用情報の管理は融資だけでなく、賃貸契約、クレジットカードの審査、さらには法人用の銀行口座開設にまで影響を及ぼす重要な要素です。つまり、信用情報は“社会的信用の土台”とも言える存在なのです。だからこそ、起業を検討している今こそ、信用情報のチェックとメンテナンスを始める絶好のタイミングなのです。

信用情報に問題があることに気づかず、創業融資の審査で落ちてしまうケースも少なくありません。そうなると、起業のタイミングを逃すことにもなりかねません。そうならないためにも、事前に「自分の信用状態を知る」という意識を持つことが何より大切なのです。自分の人生を自分で切り拓くためにも、今こそ一歩踏み出してみましょう。


目次

  1. CICって何?信用情報とは?
  2. なぜ起業前に信用情報を確認すべきか
  3. CICインターネット開示の手順
  4. 開示報告書の見方とチェックポイント
  5. よくあるQ&A
  6. まとめとアドバイス

1. CICって何?信用情報とは?

CIC(株式会社シー・アイ・シー)は、クレジットカード会社やローン会社から信用情報を集めて管理している日本の代表的な信用情報機関です。信用情報とは、あなたがどんなローンを組み、どのように返済してきたかなどの記録のこと。

言ってみれば、「あなたの信用の通信簿」のようなものですね。

この情報は、創業融資を含む金融機関の審査時に必ずチェックされます。


2. なぜ起業前に信用情報を確認すべきか

ズバリ言います。

「起業してからでは遅い」からです。

例えば、過去に支払いの延滞があった、知らぬ間に携帯電話代が未納だった…という情報が記録されていたら、融資審査に大きく響きます。

しかし、起業前であれば、対処できることも多いのです。だからこそ、1年後に起業を目指すなら、今のうちに信用情報をチェックしておきましょう。


3. CICインターネット開示の手順

必要なもの

  • スマートフォンまたはパソコン
  • クレジットカード(本人認証に使用)
  • メールアドレス

手順

  1. CIC公式サイト(https://www.cic.co.jp/)へアクセス
  2. 「インターネット開示」メニューをクリック
  3. 利用規約に同意
  4. 本人確認(クレジットカードの情報入力)
  5. 情報開示請求(1回あたり1,000円程度)
  6. 数分以内に開示情報がPDFで表示される

時間は10分程度で完了。スマホ1つでできるので、ぜひ気軽に試してみてください。


4. 開示報告書の見方とチェックポイント

開示報告書には、「契約内容」「入金状況」「延滞履歴」などが表示されます。

特にチェックしたいポイント

  • 延滞情報がないか?:過去5年分が記載されます
  • 完済情報が正しく記載されているか?
  • キャッシングやリボ払いの利用残高:借入過多はマイナス評価

「A」が並んでいると「延滞あり」、「$」が並んでいれば「期日通りに入金」という意味です。

気になる箇所があった場合は、CICに訂正申請をすることも可能です。


5. よくあるQ&A

Q1. CIC以外の信用情報機関も見るべき?

A. はい。JICC(日本信用情報機構)、全国銀行個人信用情報センター(KSC)も確認しておくと万全です。

Q2. 開示履歴は融資に影響する?

A. いいえ。自分で確認した記録(本人開示)は審査に影響しません。

Q3. 過去の延滞情報はいつ消える?

A. 通常、完済後5年で削除されます。


6. まとめとアドバイス

信用情報は、創業融資において「最初に見られるポイント」です。

だからこそ、事前に自分でチェックしておくことが、成功への第一歩になります。

ポイントは3つ!

  1. 今のうちに確認しておく
  2. 誤情報があれば訂正申請
  3. 延滞は厳禁!支払いは確実に!

あなたの信用は、あなたの未来をつくります。

ぜひこの記事をきっかけに、未来への第一歩を踏み出してくださいね。

【無料相談のご案内】

弊社では、中野裕哲を中心とした所属専門家チーム(起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、社会保険労務士、行政書士、司法書士、中小企業診断士、FP、元日本政策金融公庫支店長、元経済産業省系補助金審査員など)が一丸となって、幅広い起業支援・経営支援を行っております。
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無料相談も行っているので、ぜひ一度、ご相談ください。お問い合わせお待ちしております!
フリーダイヤル 0120-335-523
お問い合わせフォーム https://v-spirits.com/contacts

この記事を書いた人

中野裕哲/Nakano Hiroaki

起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、特定社会保険労務士、行政書士、サーティファイドファイナンシャルプランナー・CFP(R)、1 級FP技能士。大正大学招聘教授(起業論、ゼミ等)

V-Spiritsグループ創業者。税理士法人V-Spiritsグループ代表。東京池袋を本拠に全国の起業家・経営者さんを応援!「ベストセラー起業本」の著者。著書20冊、累計25万部超。経済産業省後援「DREAMGATE」で12年連続相談件数日本一。

【まるごと起業支援(R)・経営支援】
起業コンサル(事業計画+融資+補助金+会社設立支援)+起業後の総合サポート(経理 税務 事業計画書 融資 補助金 助成金 人事 給与計算 社会保険 法務 許認可 公庫連携 認定支援機関)など
【略歴】
経営者である父の元に生まれ、幼き頃より経営者になることを目標として過ごす。バブル崩壊の影響を受け経営が悪化。一家離散に近い貧困状況を経験し、「経営者の支援」をライフワークとしたいと決意。それに役立ちそうな各種資格を学生時代を中心に取得。同じく経営者であるメンターの伯父より、単に書類や手続を追求する専門家としてではなく、視野を広げ「ビジネス」の現場での経験を元に経営者の「経営そのもの」を支援できるような専門家を目指すようアドバイスを受け、社会人生活をスタート。大手、中小、ベンチャー企業、会計事務所等で営業、経理、財務、人事、総務、管理職、経営陣等、ビジネスの「現場」での充実した修行の日々を送ったあと、2007年に独立。ほかにはない支援スタイルが起業家・経営者に受け入れられ、経済産業省「DREAM GATE」にて、面談相談12年連続日本一。補助金・助成金支援実績600件超。ベストセラー含む起業・経営本20冊を出版。累計25万部超。無料相談件数は全国から累計3000件を超す。

この記事を監修した人

多胡藤夫/Fujio Tago

元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。

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