
無担保・無保証融資とは何か?
近年、事業融資を受ける際に「無担保・無保証」という内容を目にすることが増えてきていると思います。そもそも普通の融資と無担保・無保証って何が違うのかを解説していきます。
担保について
まず担保についてですが、創業融資でいきなり担保を徴求されることはほとんどありませんが、仮に担保にする場合は不動産もしくは銀行預金を担保にすることが一般的です。
保証について
保証については、一般的には人的保証を指します。法人であれば法人代表者が連帯保証人として保証し、個人事業主であれば連帯保証人は基本的にはありません。また、約10年程前から第三者保証(事業に関係のない人物など)を徴求することを無くすよう金融庁から各金融機関へ通達されました。
無担保・無保証とは?
上記を踏まえ、無担保・無保証とは、金融機関へ担保を差し出すことなく、法人代表者が連帯保証人にならないということになります。
制度に合致をすることが必要になりますが、合致したからといって必ず無担保・無保証になるとも限りません。ケースによっては金融機関から担保もしくは保証人を徴求されることもあります。
金融機関の対応
日本政策金融公庫では積極的な対応をしていますが、まだまだ民間金融機関では慎重な対応となっていることが多いですね。
注意点
どちらにしても注意しなければいけないのは、制度として無担保・無保証があるわけで、金融機関側からすると無担保・無保証はリスクです。その部分を補完するためにも、事業計画書や過去の経験、事業への期待値がより一層求められます。
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この記事を書いた人
三浦高/Takashi Miura 元創業補助金(経済産業省系補助金)審査員・事務局員 中小企業診断士、起業コンサルタント®、 1級販売士、宅地建物取引主任者、 補助金コンサルタント、融資・資金調達コンサルタント、 産業能率大学 兼任教員 2024年現在、各種補助金の累計支援件数は300件を超える。 融資申請のノウハウも蓄積し、さらに磨きを掛けるべく日々事業計画書に向き合っている。

この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago 元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役 同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。 支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。 日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。 長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。