銀行員が表題のような直接的な表現をするかどうかはわかりませんが、ケースとしては取締役に問題が
ある人がいることにより、口座開設や融資を受けられないといったことも現実あります。
では取締役の問題とは、次のようなことです。
例1)取締役が反社会的勢力である
例2)取締役が別会社の取締役にもなっていて、その会社が融資を返済できず銀行や信用保証協会
に貸し倒れを出させた、もしくはリスケジュールを行った
このように社長自身に問題がなくても、取締役に問題があるために融資や口座開設ができないといった
事態は避けなければなりません。一方で、銀行は謝絶の理由をこのようにストレートには言いません。
「総合的な判断で」といった内容となり、ハッキリとは伝えられません。
なので、ハッキリ誰が問題なのかもわかりません。また、問い詰めたりしてしまうと今後の関係にも
支障をきたしてしまいます。
自社に取締役を就任させるにあたっては、慎重に経歴などを調査・考慮して考える必要性があります。