今回は、【コロナ融資の今】について解説していきます。
2020年2月頃から出始めたコロナ融資制度。代表的なのは、日本政策金融公庫の制度であり、民間金融機関等でも複数の制度が利用できセーフティーネットの役割を担っていました。
当初は、制度に該当すればほとんどが満額決裁でありました。ここで苦しかったのが創業期で毎期増収増益をしていた企業は該当しないなど不利な場面も見られました。
あれから約2年が経過し、実際にコロナ融資の運用がどうなっているのかを説明します。
結論は、当初のコロナ融資が出たばかりの時と今では審査が厳しくなっています。
・初回コロナ融資を利用した段階で借入水準が高く、これ以上、増額することができない。
・2年前に比べ、業績の悪化が著しく返済見通しが立ちにくい為。
上記2点が審査においてネックとなる部分である。
以前は、コロナ融資だからある程度は大丈夫だろうと通っていた案件も次第に審査が厳しくなり、減額や謝絶といった事案が増えてきております。
コロナ融資該当だからといって安易に申請をする前に、1度専門家に相談しどのように申請するのかがベストかなどを相談することをおススメしています。
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