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コラム

衣服リフォーム・サービス開業

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ビジネスの特徴


衣服リフォーム・サービスは、既製服のサイズ調整やデザイン変更、破れや摩耗の修理などをサービスとして提供し報酬を得るビジネスです。このサービスの大きな特徴は、持続可能なファッションを支持する消費者の間での需要が高まっていることです。環境への配慮から、衣服を長く使い続けることが重視されるようになり、リフォームサービスはそのニーズに応える形で存在感を増しています。また、顧客の個性や好みに合わせたカスタマイズを可能にし、既製品とは異なるオリジナリティを提供できる点も魅力の一つです。専門的な技術が要求されるため、職人の手仕事に対する評価が高く、品質の高いサービスが期待されます。経済的な観点からも、新品を購入するよりコストを抑えて衣服を更新できるため、多くの顧客にとって魅力的な選択肢となっています。

 

市場のトレンド


衣服リフォーム・サービス業界のトレンドは以下の通りです。

⑴サステナビリティとアップサイクル

環境への意識が高まる中、古着のリフォームやアップサイクル(廃棄される衣服を新しい商品に生まれ変わらせる)が注目されています。これにより、衣服のライフサイクルを延ばし、廃棄物を減らす取り組みがトレンドになっています。

⑵オンラインとテクノロジーの活用

オンラインプラットフォームやアプリを通じたリフォームサービスの提供が増加しています。また、仮想試着技術やAIを活用したサイズ推測ツールなどのデジタル技術が導入されています。

⑶スピーディなサービスへの需要増加

近年はタイムパフォーマンスを重視する傾向にあり、消費者はより迅速なサービスを求めています。そのため、即日や短期間でのリフォームサービスが重視されています。これに応えるため、業界では効率的な作業プロセスの導入が進められています。

 

開業形態


衣服リフォーム・サービスの開業形態・種類は以下のようなものがあります。

⑴個人事業主

個人事業主のメリットは起業の手続きが比較的簡単で、必要な初期コストも低く抑えられる点が挙げられます。また、経営の自由度が高く、事業に関する意思決定を迅速に行うことができるため、市場の変化に素早く対応することができます。

⑵法人設立

法人で開業する場合のメリットは、法人格が信用力を高め、資金調達が容易になる点にあります。法人は個人とは別の法的な存在であるため、事業に関連する債務や責任は法人に限定され、個人資産の保護が可能です。これにより、リスクを効果的に管理できます。また、法人としてのブランドイメージを確立することで、クライアントや取引先からの信頼を得やすくなります。一方、法人としてのデメリットは、設立や運営における複雑な手続きや、個人事業主に比べて高い初期費用および維持費用がかかることです。

⑶エージェント契約

既存の大手衣服リフォーム会社とエージェント契約を結び、その会社のサービスを提供する形態です。契約内容によっては、比較的少ない投資で開業できる場合もあります。また、大手会社と提携を結ぶことで安定した収益源を獲得できるため、安定した経営を行いやすいといえます。

 

これらの開業形態や種類は、組み合わせて利用することも可能で、最適なビジネスモデルを選択することが成功の鍵となります。

 

許認可


特別な許認可は必要ありません

衣服・リフォームサービスで開業するのに必須の資格や許認可はありません。ですが、以下のような資格を取得すればお客様からの信頼を得られるメリットがあります。

①技能士

技能や知識を証明する国家資格で、服飾に関する資格には「婦人子供服製造技能士」「紳士服製造技能士」「布はく縫製技能士」「和裁技能士」などがあります。実技試験だけでなく、学科試験や実務経験が必要なものもあります。

②パターンメーキング技術検定

アパレル業界で職種を問わず必要とされる内容で、筆記と実技試験がある。3級から1級までスキルにあわせて検定を受けることができます。

 

開業ステップ


①ビジネスプランの策定

②開業資金の確保

③技術力と機材の確保

④店舗またはワークショップスペースの準備

⑤マーケティング戦略の実施

⑥開業

これらのステップを通じて、衣服リフォーム・サービスの開業と運営を成功させることができます。常に業界の動向に注意を払い、サービスの質を高めることが重要です。

 

開業資金


衣服リフォーム・衣服サービスとして開業するには、一般的に約300~500万円ほどの資金が必要とされています。設立費用の他にも仕立てや修繕に必要な機材費用、材料費、保険費用、マーケティング費用など様々な費用が発生します。衣服リフォーム業には、小規模で始めることが可能なため、巨大な設備投資は不要ですが、高品質なサービスを提供するためには、ミシンやアイロン、裁断台などのプロ仕様の機材の購入が必要です。また、店舗を構える場合は、内装や看板、レジスターなどの初期設備投資も考慮に入れる必要があります。

事業計画の作成や面談対策、融資の受け方など、融資に関することなら、弊社の「元日本政策金融公庫支店長の多胡」と「元金融機関融資担当の小峰」を中心とした「実績豊富な融資コンサルタントチーム」が全面的にサポートします。

 

会社設立


衣服リフォーム・サービス、個人事業でも行えますが会社を設立するという選択肢もあります。企業の規模が拡大した場合や取引先との信頼関係を作りたいといって際には、会社を設立することで大きなメリットを得られる可能性があります。では、会社の設立はどのように行うのでしょうか。東京都で会社を設立する場合の具体的なステップをご紹介します。

①申請書類の作成
※申請書類は都庁で購入できます。
②免許申請
※申請書類を都庁の管轄部署に提出します。
③審査
④許可

その他にも、事業内容などによって必要な手続きが増える場合があります。会社設立には書類の作成や手続きが多く手間や時間がかかります。

弊社では、会社設立を考える起業家のみなさんの負担を軽減するため、コンサルティング付きの会社設立支援サービスを低価格で行っています。詳しくは以下のリンクをご参照ください。

 

収益モデル


開業にあたっては、顧客ターゲットや規模などの特性を踏まえて、売上の見通しを立てる必要があります。また、マーケティング戦略、営業体制なども細かく作りこむことが重要です。

まずは、弊社の事業計画書フォーマットを参考にして作成してみてください。

以下のリンクからダウンロードできます。

 

最後に


以上が衣服リフォーム・サービスとして開業する際の全体像になります。

最後まで見てくださったみなさんはこう感じたのではないでしょうか?

衣服リフォーム・サービスの開業ってめんどくさい‼

衣服リフォーム・サービスの開業は、決して楽な道ではありません。細かい技術と高いセンスが求められ、顧客の細かい要望に応えるための丁寧な対応が必要です。また、縫製や布地の知識、最新のファッショントレンドにも常にアンテナを張り、技術のアップデートを怠れません。さらに、厳しい競争の中で生き残るためには、絶えずマーケティング戦略を練り直し、効果的な宣伝活動を続けなければならないのです。一つのミスが顧客の信頼を損ね、リピーターを失う原因にもなりかねません。

これを聞いて、衣服リフォーム・サービスでの開業は自分には難しいと感じてしまうかもしれません。

しかしながら‼

弊社には、税理士、社会保険労務士、行政書士、中小企業診断士、元金融機関の営業担当、補助金コンサルタントといった幅広い専門家が在籍しているため、みなさんの不安を解決することができます。

お客様の今後のビジョンを踏まえて、幅広い視点からご支援いたします。

弊社では無料の相談を行っていますので、開業に関して不安がある方はお気軽にご相談ください。

 

フリーダイヤル 0120-335-523

お問い合わせ

 

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