
【日本政策金融公庫 融資までの期間とは?】
〜1年後に起業するあなたに知ってほしい、融資のリアルなスケジュール〜
こんにちは。起業コンサルタント(R)、税理士・行政書士・FPの中野裕哲です。
今回は「日本政策金融公庫の融資までにかかる期間」について、ズバリお答えします。
起業準備中の会社員の方から、非常によく聞かれるご質問です。
「創業融資の申込みから実行までって、どれくらいかかるんですか?」
「自己資金は準備できてきたけど、公庫の融資ってタイミングが難しそう…」
そうですね、結論から言いますと、申込みから融資実行まで、おおよそ1か月〜1.5か月が目安です。ただし、準備次第ではこれより早くも、逆にもっと時間がかかってしまうことも。
その違いは、どこで生まれるのか?ポイントを押さえて、融資までの道のりをスムーズにしていきましょう!
【融資までの全体スケジュール】
以下が、日本政策金融公庫の創業融資における標準的なフローです。
◆STEP 1:事業計画書と必要書類の準備(1週間〜2週間)
- 事業概要、収支計画、資金使途などを明記した「事業計画書」を作成
- 開業届のコピーや見積書、自己資金の通帳なども一式準備
◆STEP 2:申込み(即日)
- Webまたは窓口で申込み。書類を提出すれば受付完了です。
◆STEP 3:面談(申込から1週間前後)
- 担当者と面談。ここで“人となり”や事業への思いも審査されます
◆STEP 4:審査・内定(面談から1〜2週間後)
- ここで融資額や条件が仮決定
◆STEP 5:契約・入金(内定から1週間程度)
- 契約書を交わし、晴れて入金!
以上、早ければ3週間程度で入金されることもありますが、平均的には4〜6週間が一般的です。
【融資期間が長引く理由とは?】
ズバリ言います——
準備不足と誤解が、時間ロスの元凶です。
融資までの期間が伸びてしまう原因として、次のようなものがあります:
- 事業計画書の内容が不十分
- 自己資金の出所が不明確(通帳に不自然な入金)
- 面談で自信なさげに受け答えしてしまう
- 書類の不備・提出漏れ
特に事業計画書と自己資金の通帳チェックは厳しいポイント。書類が整っていなければ、差し戻しや再提出になってしまいます。
【融資期間を短縮するための3つの秘訣】
- 自己資金の見せ方にこだわる
- 通帳でしっかり積み立ててきた履歴を残す
- 親族からの資金援助も「贈与」として証明
- 事業計画は“リアル”に書く
- 実際の経費や売上を盛り込み、数字の根拠を明示
- 同業他社の情報や、起業前の準備実績を加味
- 面談は“プレゼン”と心得る
- 曖昧な答えではなく、「なぜその事業をするのか」「どう成長するのか」を語る
【FAQ:公庫融資までの期間について】
Q1. 「公庫の融資は急いでいる場合でも対応してくれますか?」
A. 事情を話せば優先して進めてくれることも。ただし、最低限の準備は必要です。
Q2. 「融資面談にはスーツで行くべきですか?」
A. スーツが無難ですが、業種により作業着でも可。清潔感と誠意があれば問題ありません。
Q3. 「自己資金が少ないと、やっぱり不利ですか?」
A. はい、不利になります。ただし、準備した根拠がしっかりしていれば、減点を防げます。
【まとめ:余裕をもったスケジューリングが成功のカギ】
創業融資は、準備とスケジュール管理がすべてです。
ズバリ言います——
融資を急がないためには、融資準備を急ぐこと。
あなたが1年後に起業を予定しているなら、今から事業計画の骨子を作っておいて損はありません。
私たちV-Spiritsでは、事業計画書の作成から面談対策まで、一気通貫でサポートしています。
“資金調達に強い起業家”になるために、ぜひお気軽にご相談くださいね。
【無料相談のご案内】
起業の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひ一度、ご相談ください。お問い合わせお待ちしております!
この記事を書いた人
中野裕哲/Nakano Hiroaki
起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、特定社会保険労務士、行政書士、サーティファイドファイナンシャルプランナー・CFP(R)、1 級FP技能士。大正大学招聘教授(起業論、ゼミ等)
V-Spiritsグループ創業者。税理士法人V-Spiritsグループ代表。東京池袋を本拠に全国の起業家・経営者さんを応援!「ベストセラー起業本」の著者。著書20冊、累計25万部超。経済産業省後援「DREAMGATE」で12年連続相談件数日本一。
【まるごと起業支援(R)・経営支援】
起業コンサル(事業計画+融資+補助金+会社設立支援)+起業後の総合サポート(経理 税務 事業計画書 融資 補助金 助成金 人事 給与計算 社会保険 法務 許認可 公庫連携 認定支援機関)など
【略歴】
経営者である父の元に生まれ、幼き頃より経営者になることを目標として過ごす。バブル崩壊の影響を受け経営が悪化。一家離散に近い貧困状況を経験し、「経営者の支援」をライフワークとしたいと決意。それに役立ちそうな各種資格を学生時代を中心に取得。同じく経営者であるメンターの伯父より、単に書類や手続を追求する専門家としてではなく、視野を広げ「ビジネス」の現場での経験を元に経営者の「経営そのもの」を支援できるような専門家を目指すようアドバイスを受け、社会人生活をスタート。大手、中小、ベンチャー企業、会計事務所等で営業、経理、財務、人事、総務、管理職、経営陣等、ビジネスの「現場」での充実した修行の日々を送ったあと、2007年に独立。ほかにはない支援スタイルが起業家・経営者に受け入れられ、経済産業省「DREAM GATE」にて、面談相談12年連続日本一。補助金・助成金支援実績600件超。ベストセラー含む起業・経営本20冊を出版。累計25万部超。無料相談件数は全国から累計3000件を超す。

この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。


























