3月31日、中小企業庁から小規模事業者持続化補助金(低感染リスク型ビジネス枠)の公募開始が発表されましたので、概要をご紹介します。
■補助対象者
小規模事業者であること
商業・サービス業(宿泊業・娯楽業除く) | 常時使用する従業員の数 5人以下 |
サービス業のうち宿泊業・娯楽業 | 常時使用する従業員の数 20人以下 |
製造業その他 | 常時使用する従業員の数 20人以下 |
以下に該当する方は、常時使用する従業員の数に含めません。
・会社役員
・個人事業主本人及び同居の親族従業員
・所定労働時間が通常の従業員(正社員)に比べて短いパートタイム労働者 など
■補助対象事業
補助対象となる事業は、ポストコロナを踏まえた新たなビジネスやサービス、生産性プロセスの導入等に取り組み、感染拡大防止と事業継続を両立させるための対人接触機会の減少に資する前向きな投資を行う事業です。
そのため、例えば
・新たなビジネスやサービス、生産プロセスの導入がなされない事業
・補助対象経費の中に対人接触機会の減少に該当しない項目を含む事業
などは対象外となります。
■補助金額等
補助上限:100万円
補助率:3/4
補助対象経費:①機械装置等費 ②広報費 ③展示会等出展費(オンラインによる展示会等に限る)④開発費 ⑤資料購入費 ⑥雑役務費 ⑦借料 ⑧専門家謝金 ⑨設備処分費⑩委託費 ⑪外注費 ⑫感染防止対策費
感染防止対策費については、補助金総額の1/4(最大25万円)を上限に補助対象経費に計上することが可能(緊急事態宣言の再発令による特別措置を適用する事業者は政策加点の他、補助金額総額の1/2(最大50万円)に上限を引上げ)。
■公募スケジュール
第1回受付締切:2021年5月12日(水)
第2回受付締切:2021年7月7日(水)
第3回受付締切:2021年9月8日(水)
第4回受付締切:2021年11月10日(水)
第5回受付締切:2022年1月12日(水)
第6回受付締切:2022年3月9日(水)
■申請方法
・補助金申請システム(jGrants)でのみ受付
・「GビスIDプライムアカウント」の取得が必要
■申請例
・飲食店が大部屋を個室にするための間仕切り設置を行い、予約制とするためのシステムを導入
・旅館業が宿泊者のみに提供していた料理をテイクアウト可能にするための商品開発を実施
感染リスクの低下に結び付かない取組が含まれる場合や、単なる自社紹介等のHP制作などは、通常枠の申請となる点に注意しましょう。
【無料相談受付中です】
V-Spiritsも認定支援機関として、小規模事業者持続化補助金の申請をご支援しています。
ZOOMや面談、電話などで詳細をご説明いたしますので、お気軽に無料相談にお申込ください。