今回は【創業融資】審査は数字や計画が全てではないということについて解説します。
創業融資のポイントは、自己資金・事業経験・事業計画がメインとなっています。
全てが揃っていればよいですが、なかなか全てがビシッと決まることはそう多くありません。
むしろ、どこかの部分が不足していて、別の部分で補完していくことの方が多いです。
ただし、上記3点すべてが揃っているから必ず審査に通るかというとそうでもありません。
融資の審査は人間が行いますので、担当者の心象など数字や事業計画に現れない部分も、実は審査に
加味されています。審査の立場からすると、面談した際に事業計画はしっかりしているのに
本人の口から出てくる言葉に自信を感じられなかったり、本当に計画通りに遂行できるのか?
など違和感を感じるケースもあります。また、嘘をついたり、高圧的な態度はマイナスです。
私自身も信用金庫で法人営業を担当していたこともありますのでよくわかります。
銀行取引はビジネスで一般的な商取引と同様です。数字や条件面ばかりに気を取られてしまい、
見落としてしまうと受けられる融資も受けられなくなりますので、注意が必要です。
創業融資は自己資金や事業計画など目に見える部分だけにフォーカスしてしまうと足元をすくわれることもあります。銀行も取引すべき相手かどうかの判断を常にしていますので、上記の内容は頭に入れておくとよいでしょう。