志木市の特定創業支援等事業とは
特定創業支援等事業とは、これから創業を目指す方や創業後間もない方に対して、経営・財務・人材育成・販路開拓の知識を継続的に学べる支援制度です。
志木市では複数の支援機関が連携し、セミナー・相談窓口・専門家による個別支援を行っています。
特定創業支援等事業の概要
特定創業支援等事業は、創業に必要な4つの基礎知識(経営・財務・人材育成・販路開拓)を体系的に学ぶことができる国の制度です。
この支援を受けた創業者は、登録免許税の軽減や、日本政策金融公庫などの融資優遇、補助金申請時の加点などの特典を受けることができます。
志木市における支援内容
1. ワンストップ相談窓口(志木市商工会)
志木市商工会では、経営指導員が中心となり創業相談を実施。
必要に応じて専門家を派遣し、1か月以上・4回以上の継続支援を行います。
相談を通して4つの知識を習得したと認められた場合、「特定創業支援等事業を受けた創業者」として認定されます。
お問い合わせ:志木市商工会(電話:048-471-0049)
2. 創業スクール(一般社団法人 地域連携プラットフォーム)
創業準備からビジネスプランの作成までを体系的に学べる全4回の講座です。
すべての講義を受講すると、特定創業支援等事業を受けた創業者として認定されます。
お問い合わせ:一般社団法人 地域連携プラットフォーム(電話:048-476-4600)
3. 創業窓口相談(創業・ベンチャー支援センター埼玉)
経験豊富な専門家による個別相談を実施。
1か月以上・4回以上の相談を受け、4つの知識を習得したと認められた場合に証明書を発行します。
お問い合わせ:創業・ベンチャー支援センター埼玉(電話:048-711-2222)
4. 創業セミナー(創業・ベンチャー支援センター埼玉)
創業手続きや税務、IT活用、マーケティング戦略など、創業に必要な知識を総合的に学べるセミナー。
1か月以上・4回以上の受講により、必要な知識を習得したと認定されます。
5. 個別相談指導(志木街づくり株式会社)
市内の専門家や中小企業診断士が、創業に関する個別相談を実施。
1か月以上・4回以上の支援を受けた場合、証明書が発行されます。
お問い合わせ:志木街づくり株式会社 新規出店支援センター(電話:048-423-0410)
6. 創業スクール(志木街づくり株式会社)
中小企業診断士や地元企業の起業家による創業スクールを開催。
4回以上の受講で認定を受けられます。
7. 創業セミナー(志木街づくり株式会社)
創業準備から販路拡大までを学ぶ講義を実施。
1か月以上・4回以上受講し、必要な知識を習得すると証明書が発行されます。
対象者
志木市内で以下のいずれかに該当する方が対象です。
- 志木市内で創業を予定している方
- 創業後5年未満の市内事業者
証明書の発行条件
次の条件を満たす場合に、志木市から「特定創業支援等事業を受けた創業者」として証明書が発行されます。
- 1ヶ月以上・4回以上の継続支援を受けていること
- 最終的に起業計画書を作成していること
証明書を取得することで、登録免許税軽減や補助金申請の際の優遇措置を受けることができます。
よくある質問(FAQ)
Q1. 支援の参加には費用がかかりますか?
A. ほとんどのセミナーや相談は無料または低料金で利用可能です。
Q2. 他の自治体の事業を受けていても参加できますか?
A. 志木市で創業予定または市内事業者であれば、他自治体の支援と併用できます。
Q3. 証明書はどこで発行されますか?
A. 各支援機関からの報告をもとに、志木市が発行します。
【無料相談のご案内】
起業の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひ一度、ご相談ください。お問い合わせお待ちしております!
この記事を書いた人
中野裕哲/Nakano Hiroaki
起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、特定社会保険労務士、行政書士、サーティファイドファイナンシャルプランナー・CFP(R)、1 級FP技能士。大正大学招聘教授(起業論、ゼミ等)
V-Spiritsグループ創業者。税理士法人V-Spiritsグループ代表。東京池袋を本拠に全国の起業家・経営者さんを応援!「ベストセラー起業本」の著者。著書20冊、累計25万部超。経済産業省後援「DREAMGATE」で12年連続相談件数日本一。
【まるごと起業支援(R)・経営支援】
起業コンサル(事業計画+融資+補助金+会社設立支援)+起業後の総合サポート(経理 税務 事業計画書 融資 補助金 助成金 人事 給与計算 社会保険 法務 許認可 公庫連携 認定支援機関)など
【略歴】
経営者である父の元に生まれ、幼き頃より経営者になることを目標として過ごす。バブル崩壊の影響を受け経営が悪化。一家離散に近い貧困状況を経験し、「経営者の支援」をライフワークとしたいと決意。それに役立ちそうな各種資格を学生時代を中心に取得。同じく経営者であるメンターの伯父より、単に書類や手続を追求する専門家としてではなく、視野を広げ「ビジネス」の現場での経験を元に経営者の「経営そのもの」を支援できるような専門家を目指すようアドバイスを受け、社会人生活をスタート。大手、中小、ベンチャー企業、会計事務所等で営業、経理、財務、人事、総務、管理職、経営陣等、ビジネスの「現場」での充実した修行の日々を送ったあと、2007年に独立。ほかにはない支援スタイルが起業家・経営者に受け入れられ、経済産業省「DREAM GATE」にて、面談相談12年連続日本一。補助金・助成金支援実績600件超。ベストセラー含む起業・経営本20冊を出版。累計25万部超。無料相談件数は全国から累計3000件を超す。

この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。



























