
ベストな融資申請のタイミングとは?銀行が評価する最適な時期と成功のポイント
融資申請は「いつ申し込むか」で結果が大きく変わることをご存知ですか?
多くの経営者が資金繰りに困ったときに慌てて申請を行いますが、実は銀行が好印象を持つタイミングはまったく別の時期です。
この記事では、融資の可否を左右する「タイミングの見極め方」と、銀行が重視するポイントについて詳しく解説します。
目次
- 融資申請のタイミングで結果が変わる理由
- 最新の決算書ができた段階で相談する
- 試算表が良い段階で銀行に相談する
- 業績把握とタイミングが成功の鍵
- 弊社のサポート体制
- よくある質問(FAQ)
- 無料相談のご案内
融資申請のタイミングで結果が変わる理由
融資の審査は「企業の数字」と「経営者の姿勢」の両面から評価されます。
しかし、同じ企業でも申請する時期によって印象が異なり、結果が変わることがあります。
たとえば、資金が逼迫してから申請する場合、銀行は「緊急性が高く、リスクがある」と判断する可能性があります。
一方で、余裕を持って相談している企業は「計画性があり、経営管理ができている」と評価されやすくなります。
つまり、融資は資金が必要になる前に動くことが重要なのです。
最新の決算書(確定申告書)ができた段階で相談する
まず最も理想的なタイミングは、最新の決算書が完成した直後です。
優良企業の多く(約80%)はこの段階で資金調達を行っています。
なぜこの時期がベストなのか?
銀行が融資を判断する際、最も重視するのが「最新の業績データ」です。
決算書が新しいほど、会社の現状が明確に伝わり、評価がしやすくなります。
半年以上経過してしまうと、「この後どうなっているのか?」という不安を銀行が抱くため、審査でマイナスになることも。
注意点:決算内容が芳しくない場合
ただし、すべての企業にとってこのタイミングがベストとは限りません。
業績が悪化している決算書を最新だからといって提出しても、逆効果になってしまうことがあります。
その場合は、試算表を整えたうえで、改善の兆しを示せる段階で申請するのが得策です。
試算表が良い段階で銀行に相談する
融資申請を行うとき、直近の決算から6か月以上経過している場合、銀行は必ず「試算表(中間損益計算書)」を求めます。
これは、「現在の経営状況がどうなっているか」を確認するためです。
業績には季節変動があるため、時期によって印象が大きく変わることもあります。
例:繁忙期と閑散期の差
たとえば、6月決算の会社が年末に繁忙期を迎える場合、11月時点の試算表では赤字傾向でも、1月には黒字に転じている可能性があります。
もし11月の段階で申請すれば「業績が低迷している」と見られますが、1月に申請すれば「順調な経営」と評価されるのです。
銀行稟議のポイント
銀行内部の稟議(承認プロセス)では、プラス材料が多いほど通りやすくなります。
一方で、タイミングを誤ると「マイナス要素」と判断されてしまうこともあります。
だからこそ、試算表の内容が良いタイミングで申請することが成功のカギなのです。
業績把握とタイミングが成功の鍵
融資成功のためには、単に「必要になったら申請する」のではなく、自社の業績を常に把握し、ベストなタイミングを逃さないことが大切です。
- 決算書や試算表を常に最新化しておく
- 銀行担当者と定期的にコミュニケーションを取る
- 資金繰り表を活用して半年先の資金状況を予測する
このように、経営データを常に整理しておくことで、銀行側も「信頼できる経営者」と判断しやすくなります。
タイミングの見極めは、数字と計画の両面から準備することが大切です。
弊社のサポート体制
弊社では、起業家・中小企業経営者の皆さまが最適な融資申請のタイミングを見極められるよう、専門家による支援を行っています。
課題に合わせた専門的支援
- どの銀行を選べば良いのか?
- どの融資制度を利用すべきか?
- 資金繰りや経営改善の相談をしたい
これらの課題に対して、金融経験豊富な専門家が最適な解決策を提案します。
ワンストップのトータルサポート
V-Spiritsグループでは、税理士・社会保険労務士・司法書士・行政書士など各分野の専門家が在籍。
創業から資金調達、経営改善、補助金申請までをワンストップで支援しています。
よくある質問(FAQ)
Q1. 決算が悪いときでも融資は受けられますか?
A. 可能です。改善の見込みや対策を明確に示すことで、プラス評価を得られます。試算表で直近の回復傾向をアピールするのがポイントです。
Q2. 試算表を出すときに注意すべき点は?
A. 数字の信頼性が重要です。会計ソフトの更新を怠らず、現金残高・売上・仕入の整合性を確保しましょう。
Q3. 銀行との関係を良くするコツはありますか?
A. 定期的な面談や報告を行い、経営状況をオープンに伝えることです。「相談できる経営者」と認識されると、支援が受けやすくなります。
【無料相談のご案内】
起業の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひ一度、ご相談ください。お問い合わせお待ちしております!
この記事を書いた人
中野裕哲/Nakano Hiroaki
起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、特定社会保険労務士、行政書士、サーティファイドファイナンシャルプランナー・CFP(R)、1 級FP技能士。大正大学招聘教授(起業論、ゼミ等)
V-Spiritsグループ創業者。税理士法人V-Spiritsグループ代表。東京池袋を本拠に全国の起業家・経営者さんを応援!「ベストセラー起業本」の著者。著書20冊、累計25万部超。経済産業省後援「DREAMGATE」で12年連続相談件数日本一。
【まるごと起業支援(R)・経営支援】
起業コンサル(事業計画+融資+補助金+会社設立支援)+起業後の総合サポート(経理 税務 事業計画書 融資 補助金 助成金 人事 給与計算 社会保険 法務 許認可 公庫連携 認定支援機関)など
【略歴】
経営者である父の元に生まれ、幼き頃より経営者になることを目標として過ごす。バブル崩壊の影響を受け経営が悪化。一家離散に近い貧困状況を経験し、「経営者の支援」をライフワークとしたいと決意。それに役立ちそうな各種資格を学生時代を中心に取得。同じく経営者であるメンターの伯父より、単に書類や手続を追求する専門家としてではなく、視野を広げ「ビジネス」の現場での経験を元に経営者の「経営そのもの」を支援できるような専門家を目指すようアドバイスを受け、社会人生活をスタート。大手、中小、ベンチャー企業、会計事務所等で営業、経理、財務、人事、総務、管理職、経営陣等、ビジネスの「現場」での充実した修行の日々を送ったあと、2007年に独立。ほかにはない支援スタイルが起業家・経営者に受け入れられ、経済産業省「DREAM GATE」にて、面談相談12年連続日本一。補助金・助成金支援実績600件超。ベストセラー含む起業・経営本20冊を出版。累計25万部超。無料相談件数は全国から累計3000件を超す。

この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。




























