
融資が受けられなくなる行為②
ご覧いただきありがとうございます!
V-Spiritsグループの元信金マン、こみねっちです。
このコラムでは、私がこれまでお受けしてきた数多くの融資相談や事業計画サポートの中で、特に起業家・小規模事業者の皆さまに知っておいていただきたい内容を、できるだけわかりやすくお届けしています。
今回は、前回の「融資が受けられなくなる行為①(役員貸付金)」に続く第2弾として、「創業融資に関する落とし穴」についてお話します。
「創業融資は受けません」という声が多い
最近、とくに若い起業家の方や、サイドビジネスからスタートされる方とお話ししていると、よくこんな言葉を耳にします。
「自己資金でやれる範囲でやっていきたいので、創業融資は特に考えていません」
「借金したくないので、最初は手持ち資金でなんとかしていきます」
そのお気持ち、とてもよくわかります。
借り入れには当然リスクもありますし、無理のない範囲で始めたいという判断も、決して間違いではありません。
ただ、ここで注意が必要なのは、「融資を受けないこと」そのものがリスクになる場合があるということです。
「創業7ヵ月で売上ゼロ…」という相談も
実際にあったご相談を例に出しましょう。
ある方から、こんな連絡をいただきました。
「創業してから7ヵ月が経過しました。ですが、思ったほど売上が立たず、手元資金もほとんどありません。今から創業融資って受けられますか?」
このようなご相談、本当に少なくないんです。
起業当初は「いける」と思っていたのに、思うようにいかず、でも事業を諦めたくない。だから融資を受けて立て直したい。
気持ちとしては、すごく理解できます。
しかし、金融機関の審査目線から見ると、これは非常に厳しい状況に見えてしまうのです。
ごく自然な流れかもしれませんが、実は危険
「まずは自己資金でやってみて、必要になったら借りればいい」という流れは、ご本人にとってはごく自然な選択です。
ところが、金融機関側の目線では、次のように見えてしまいます。
創業から数ヵ月経っても売上が上がっていない
自己資金が枯渇してきている
融資資金の使途が“赤字補填”になってしまっている
借りたお金をきちんと返せる見込みが乏しい
このように、「マイナス要素が揃っている」と判断されやすくなるため、創業融資の審査は途端に厳しくなるのです。
実際、日本政策金融公庫や制度融資の窓口でも、創業から半年以上経ってからの申請は、明確なプラス材料がないと通過は難しい傾向にあります。
創業融資のベストタイミングとは?
では、創業融資を受けるうえでの“ベストなタイミング”とは、いつなのでしょうか?
答えはズバリ、「創業前〜創業後3ヵ月以内」です。
この時期であれば、
事業計画の中身(計画性)
自己資金の状況(準備力)
起業にかける意欲(熱意)
といったポジティブな材料を中心に審査が進められるため、融資が通る可能性は格段に高まります。
また、創業直後であれば、売上実績の有無よりも「将来性」に重きが置かれる傾向があるため、マイナス材料で足を引っ張られるリスクも少なく済みます。
6ヶ月以上経過してからでは厳しい
一方、創業から6ヶ月以上が経過すると、金融機関側も「過去の実績」を重視するようになります。
その結果、次のような問題点が浮き彫りになりがちです。
想定していた売上が未達
赤字が続いている
自己資金が残っていない
資金繰りに困ってからの“駆け込み融資”と見られてしまう
こうした状況での融資申請は、金融機関側としても慎重にならざるを得ません。
「本当にこの人に貸して大丈夫か?」という不安材料が多いためです。
無料相談受付中!
「今のタイミングで融資申請していいのかな?」
「起業前だけど、どのくらい自己資金が必要?」
「事業計画って、どう作ればいいの?」
そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ無料相談をご利用ください!
V-Spiritsグループでは、創業融資のベストなタイミングや事業計画のポイント、自己資金の見せ方など、実務に即したアドバイスを行っています。
Zoom・電話・対面、すべて対応可能です。
小峰を指名していただければ、私が直接ご相談に乗らせていただきます!
【無料相談のご案内】
起業の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひ一度、ご相談ください。お問い合わせお待ちしております!

この記事を書いた人
小峰精公/Kiyotaka Komine
元朝日信用金庫 融資担当営業
資金繰り解決コンサルタント
V-Spirits総合研究所株式会社 常務取締役
大学卒業後、朝日信用金庫に入庫。成績ばかりを追い、取引先を理解できず苦戦するが、企業の本質を知ることの重要性に気づく。以後、信頼関係を築き、資金繰りや融資支援に注力。経営難の企業に融資の基本を伝え、3ヶ月で1.5億円の資金調達を実現。この経験を原点に、中小企業の資金繰り支援を使命とし、日本の企業成長に全力を尽くす。

この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。
</se


























