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コラム

融資を有利にするための日常取引①

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融資に強くなる!銀行との日常取引で信用を高める方法【前編】


目次

  1. はじめに:融資における「日常取引」の重要性とは?

  2. 銀行もビジネス!対等な関係を築くために

  3. 銀行収益の内訳と評価ポイント

  4. 【1】手数料取引:小さな積み重ねが信用に

  5. 【2】付帯取引:銀行グループ全体との関係構築

  6. まとめ:まずはできるところから始めよう

  7. よくある質問(FAQ)

  8. 無料相談のご案内


1. はじめに:融資における「日常取引」の重要性とは?

ズバリ言います。
融資は単なる「書類審査」だけでは決まりません。

財務内容はもちろん大切ですが、実は「日頃の銀行との付き合い方」も、融資の可否を左右する隠れた要素です。

つまり、日常取引の積み重ねが、「この会社は信頼できるな」「長く付き合いたい会社だ」と銀行に思ってもらえる最大のポイントになります。


2. 銀行もビジネス!対等な関係を築くために

銀行は非営利団体ではなく、れっきとした営利企業。
当然、「儲けさせてくれる取引先」を優遇するのは自然なことです。

財務内容がやや厳しくても、銀行にとって利益をもたらしてくれる企業であれば、審査上の「プラス材料」として働くことがあります。

「ウチの会社は規模が小さいから…」と諦めないでください。
日常の取引内容を見直すことで、銀行の見る目は大きく変わります。


3. 銀行収益の内訳と評価ポイント

銀行の主な収益源は次の5つに分けられます。

  • 融資の利息収入

  • 手数料収入(今回はこれ!)

  • 付帯取引による収益(これも今回!)

  • 預金残高による運用益(次回解説)

  • 信用スコアに基づくリスク評価(次回解説)

今回は前編として、日常取引の中で特に影響力の高い「手数料取引」「付帯取引」の2点に絞って詳しく解説します。


4. 【1】手数料取引:小さな積み重ねが信用に

◆ どんな取引が該当する?

たとえばこんな取引が「手数料収入」につながっています。

  • 振込手数料

  • 手形取立手数料

  • 外国為替手数料

  • インターネットバンキング手数料

  • 貸金庫利用料 など

◆ 「わずかな金額」でも侮るなかれ

たとえば、1件あたりの振込手数料が300円としても、

  • 月に100件の振込 → 月3万円

  • 年間で36万円の収益

となり、銀行から見ると「ありがたいお客様」になるのです。

◆ 融資以外でも「利益をくれる会社」になろう

融資の利息だけではなく、こうした手数料収入も含めた「総合的な収益性」が銀行に評価されます。

だからこそ、できる限り銀行のサービスを活用することが、将来の融資の可能性をグッと広げるカギなのです。


5. 【2】付帯取引:銀行グループとの「お付き合い」を意識する

◆ どんな取引が該当する?

付帯取引とは、融資以外の「周辺ビジネス」のことを指します。

例としては…

  • 投資信託の購入

  • 生命保険や損害保険の加入

  • クレジットカード発行(銀行系)

  • リース契約(銀行関連会社の取扱い)

これらの取引により、銀行やそのグループ企業に手数料収入が入ります。

◆ なぜ付帯取引が評価されるのか?

銀行にとって、融資だけの付き合いでは採算が取りづらいケースもあります。
そこに「保険」「投資信託」「リース」などの付帯取引が加わると、銀行の総収益がグンと上がるのです。

つまり、**「この会社とはグループ全体でいい関係を築けている」**と評価されるわけですね。

◆ 法人+個人のセット取引も効果大!

実は、法人名義だけでなく、代表者個人の取引も影響します。

たとえば、

  • 代表者名義での保険契約

  • 家族の口座開設

  • クレジットカードの発行

なども、銀行にとっては「複合取引の一部」として評価される要素です。


6. まとめ:まずはできるところから始めよう

融資に有利な関係づくりは、一朝一夕にはできません。
しかし、日常取引の積み重ねが大きな信頼を育むのです。

まずは以下のチェックリストから取り組めることを探してみてください。

  • 振込先をメインバンクに集約する

  • ネットバンキングを導入する

  • 銀行が提案してくる保険や投信を一部活用してみる

「できることから少しずつ」始めれば、自然と銀行との関係も深まり、いざという時に強い味方になってくれるでしょう。


7. よくある質問(FAQ)

Q1:取引のある銀行が複数あります。どこをメインにすべき?
→「創業融資」や「実績のある融資先銀行」をメインに据えるのが鉄則です。実際に動いてくれる銀行に利益を集中させるのが得策です。

Q2:手数料や保険に余計なお金がかかるのでは?
→必要以上に使う必要はありません。「一部だけでも取引している」こと自体が信用につながります。無理のない範囲でOKです。

Q3:法人代表の私個人の口座や取引も関係ありますか?
→あります。代表者の個人口座や取引も総合的に評価されるケースが増えてきています。特に地方銀行や信用金庫では顕著です。


8. 無料相談のご案内

弊社では、中野裕哲を中心とした専門家チームが、起業・資金調達・融資・補助金・税務会計・法務までワンストップでサポートしております。

「どの銀行とどう付き合えばいいの?」
「融資に有利な事業計画って?」
「保険や投信って、どう活用すればいいの?」

といった疑問にも、無料でお答えしています。お気軽にご相談ください。

フリーダイヤル 0120-335-523
お問い合わせフォーム https://v-spirits.com/contacts

三浦高

この記事を書いた人

三浦高/Takashi Miura

元創業補助金(経済産業省系補助金)審査員・事務局員
中小企業診断士、起業コンサルタント®、
1級販売士、宅地建物取引主任者、
補助金コンサルタント、融資・資金調達コンサルタント、

産業能率大学 兼任教員
2024年現在、各種補助金の累計支援件数は300件を超える。

融資申請のノウハウも蓄積し、さらに磨きを掛けるべく日々事業計画書に向き合っている。

この記事を監修した人

多胡藤夫/Fujio Tago

元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。

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