DX支援資金融資(略称:区DX)
江戸川区では、**DXへの取組みを目的とする設備・運転資金に対する融資制度**を設けています。この制度を利用することで、企業のデジタル化を進め、競争力を高めることが可能です。興味のある方は、ぜひ詳細をご覧ください。
融資条件
以下の条件を満たす事業者が対象となります。
- 資金使途:運転資金・設備資金
- 融資限度額:5,000万円
- 償還期間:8年以内(据置1年以内)
- 年利率:2.0%以内
- 利子補給:1.5%以内
- 本人実質負担:0.5%
- 信用保証料:全額補助
融資対象者
次の要件の全てに該当することが必要です。
- 江戸川区中小企業DX促進・伴走支援事業によるDX専門アドバイザー派遣を受け、DX導入に関する計画を策定した事業者、または江戸川区デジタル技術活用促進助成金の交付決定を受けた事業者。
- 江戸川区内に住所(法人にあっては本店)を有する中小企業者であること。ただし、事業所を区内のみに有し、3年以上経営実績のある個人については、この限りでない。
- 江戸川区内で引き続き1年以上同一事業を経営していること。ただし、1年以上経営実績があり、かつ、本店を区内に移した法人については、この限りでない。
- 個人にあっては特別区民税又は市町村民税を、法人にあっては法人都民税又は法人市町村民税を完納していること。ただし、地方税法第15条若しくは同法第15条の4の規定による徴収猶予又は同法第20条の5の2の規定による期限の延長がなされた場合は、この限りでない。
- 法律に基づく資格、許認可等を要する業種にあっては、その資格を有し、又は許認可等を受けていること(当該資格を取得又は当該許認可等を受けることが確実と見込まれる場合を含む)。
- 信用保証協会の保証対象業種を営んでいること。
資金使途
以下の経費が対象となります。
- 機械装置費:専ら対象事業のために使用される機械・装置、工具・器具及びパッケージソフトウェアの購入、製作、借用、稼働当初の保守費、改良、据付け及び修繕に要する費用
- 委託費:コンサルティング及びシステム設計・開発委託に要する費用
- 外注費:既保有の工作機械装置等の設計、改造及び電気工事等の外注作業に要する費用
- クラウド使用料等:インターネット又はネットワークを介して情報を蓄積するサーバーの利用料等
- 専門家等依頼経費:専門家から技術指導を受ける場合に要する費用(謝金及び旅費等)
- デジタル技術習得経費:AI・IoT等に関連する技術を習得するのに要する費用(講習受講料、教材費等)
申込み必要書類
申込みには以下の書類が必要です。
- DX支援資金融資事業計画書
この制度を利用して、あなたのビジネスを次のステージへと進めてみませんか?デジタル化の波に乗り遅れないためにも、ぜひご検討ください。
融資の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お問い合わせお待ちしております!フリーダイヤル tel:0120-335-523
この記事を書いた人
小峰精公/Kiyotaka Komine
元朝日信用金庫 法人営業
資金繰り解決コンサルタント
V-Spirits総合研究所株式会社 常務取締役
大学卒業後、朝日信用金庫に入庫。朝日信用金庫での経験が原点となり、「銀行融資取引」や「資金繰り」の本質を企業へ伝えていくことがミッションだと確信する。
日本の99%は中小零細企業で成り立っている現状を痛感し、1社でも多くの企業の「資金繰り」の課題を解決していくことに専念する。
クライアント様がより良い商品やサービスを提供することができる環境づくりの一助となれるよう全身全霊を尽くす。
この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。