商店街店舗支援資金融資(略称:区店舗)
江戸川区内で新たに店舗を開店したい方や、既存の店舗の設備を更新したい方に朗報です!商店街店舗支援資金融資は、運転資金や設備資金を融資する制度です。これを利用することで、あなたのビジネスをさらに成長させるチャンスが広がります。
融資条件
商店街店舗支援資金融資(区店舗)の条件は以下の通りです。
- 資金使途:新規出店の場合は運転資金・設備資金、設備更新の場合は設備資金
- 融資限度額:2,500万円
- 償還期間:9年以内(据置1年以内)
- 年利率:2.0%以内
- 利子補給:1.5%以内
- 本人実質負担:0.5%
- 信用保証料補助:全額補助
資金使途の詳細
新規出店の場合、以下の資金が対象です:
- 店舗賃借時の一時経費(敷金・礼金・保証金、不動産仲介料等)
- 店舗の内外装工事に要する経費
- 配達用の車両、各種機器、備品等の取得に要する経費
- 開店準備から開店当初までの仕入資金、広告費等の諸経費
設備更新の場合、以下の資金が対象です:
- 店舗の賃貸借契約の更新料及び更新に伴う不動産仲介料、保険料
- 店舗の内外装工事に要する経費
- 店舗に付属する設備の買換え、修理に要する経費
融資対象者
本制度は、店舗が所在する商店会等への加入が前提です。新規出店の場合、以下の条件を満たす必要があります:
- 法人は法人税・法人都民税又は法人市町村民税を完納していること。
- 信用保証協会の保証対象業種を営んでいること。
- 法律に基づく資格及び許認可等を要する業種にあっては、その資格及び許認可等を受けていること。
- 中小企業者であること。
- 区内の空き店舗を賃借して、小売・飲食・サービス等の店舗を営む予定であること。
- 引き続き1年以上同一事業を営んでいること。
- 商店会又は商店街振興組合に加入すること。
申込み必要書類
申込みには以下の書類が必要です:
- 店舗計画書(PDF版またはWORD版)
- 資金使途や事業内容を確認する資料
- 工事等の資料:設計図、見積書
- 導入機器等の資料:見積書、機器等のカタログ
- 計画内容の裏付資料:許認可証、現場写真等
申込みから融資実行までの流れ
新規出店の場合、以下の流れで進めます:
- 融資申込前に、商店会等へ加入希望を相談。
- 申込書類を区に提出。
- 資金使途、実現性等を審査。
- 適している場合、希望金融機関あてに紹介書を発行。
- 金融機関及び信用保証協会が融資の可否を審査し、融資実行。
- 融資実行後、商店会等への加入を証する資料を区に提出。
この制度を利用して、あなたのビジネスを次のステージへと進めてみませんか?商店街店舗支援資金融資は、あなたの夢を実現するための強力なサポートとなるでしょう。
融資の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お問い合わせお待ちしております!
フリーダイヤル tel:0120-335-523
この記事を書いた人
小峰精公/Kiyotaka Komine
元朝日信用金庫 法人営業
資金繰り解決コンサルタント
V-Spirits総合研究所株式会社 常務取締役
大学卒業後、朝日信用金庫に入庫。朝日信用金庫での経験が原点となり、「銀行融資取引」や「資金繰り」の本質を企業へ伝えていくことがミッションだと確信する。
日本の99%は中小零細企業で成り立っている現状を痛感し、1社でも多くの企業の「資金繰り」の課題を解決していくことに専念する。
クライアント様がより良い商品やサービスを提供することができる環境づくりの一助となれるよう全身全霊を尽くす。
この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。