小口零細企業資金(小口)-秋田市中小企業融資あっせん制度
秋田市の中小企業を支援するための小口零細企業資金の制度をご紹介します。この制度は、資金調達に悩む企業にとって、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。利率は1.55パーセントと低く、資金使途も多岐にわたります。ぜひ、詳細を確認してみてください。
制度の概要
この融資あっせん制度は、市が銀行に原資を預託し、融資をあっせん(紹介する)制度です。市が直接融資するのではなく、金融機関から融資を受けることになります。申請から融資実行までには2、3週間かかりますので、余裕を持って申請を行いましょう。
対象となる方
以下の要件を満たす方が対象となります:
- 常時使用する従業員が20人以下(商業・サービス業は5人以下)の個人、会社など
- 市内に1年以上住所を有すること(法人は登記簿上の本店が秋田市内であること)
- 市内に主たる事業所を1年以上有すること
- 事業歴が1年以上、現在も継続していること
- 申請時点において、秋田県信用保証協会保証の債務残高が2,000万円以下であること
- 営業許可、登録を必要とする業種の場合、許認可を受けていること
- 市税を完納していること
資金使途
資金の使途は、運転資金や設備資金(市内設備に限ります)に利用できます。
融資の条件
融資の限度額は2,000万円(既存の保証付き貸付残高がある場合はこれを控除した額)で、返済方法は一括または分割が選べます。利率は年1.55パーセント、返済期間は10年以内(据置1年以内を含む)です。
保証人、担保について
保証人は原則法人は代表者のみ、個人は不要です。また、担保は原則として不要となっています。
取扱金融機関
以下の金融機関で取り扱っています:
- 秋田銀行
- 北都銀行
- 岩手銀行
- 北日本銀行
- 荘内銀行
- きらやか銀行
- 七十七銀行
- 秋田信用金庫
- 秋田県信用組合
この制度を利用して、あなたのビジネスをさらに成長させるチャンスを掴んでみませんか?資金調達の不安を解消し、安心して事業に専念できる環境を整えましょう。
融資の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お問い合わせお待ちしております!
フリーダイヤル tel:0120-335-523
この記事を書いた人
小峰精公/Kiyotaka Komine
元朝日信用金庫 法人営業
資金繰り解決コンサルタント
V-Spirits総合研究所株式会社 常務取締役
大学卒業後、朝日信用金庫に入庫。朝日信用金庫での経験が原点となり、「銀行融資取引」や「資金繰り」の本質を企業へ伝えていくことがミッションだと確信する。
日本の99%は中小零細企業で成り立っている現状を痛感し、1社でも多くの企業の「資金繰り」の課題を解決していくことに専念する。
クライアント様がより良い商品やサービスを提供することができる環境づくりの一助となれるよう全身全霊を尽くす。
この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。