経営体質強化特別資金のご案内
北見市では、経営体質強化特別資金を通じて、厳しい経済環境に直面している中小企業の皆様を支援しています。売上の減少や資金繰りの困難を抱える企業にとって、これはまさに救いの手となる制度です。ぜひこの機会に、詳細をご確認ください。
目的
この資金は、社会的、経済的環境の変化等外的要因により、一時的に売上げの減少等業況悪化をきたしているが中長期的にはその業況が回復し発展することが見込まれる中小企業者及び人材の確保に努め、積極的な事業展開を図ろうとする中小企業の対応を支援し、中小企業の企業体質を強化するとともに設備投資の拡大や雇用の受け皿としての中小企業の機能の向上と経営基盤の強化を図ることを目的としています。
融資対象者
次のいずれかに該当する方が対象です:
- 最近の決算期における売上高が前期に比し5%以上減少している
- 最近3か月間の売上高が前年同期に比し減少しており、かつ今後も減少が見込まれる
- 最近の決算期における純利益額又は売上高経常利益率が前期に比し悪化している
- 最近の取引条件が回収条件の長期化又は支払条件の短期化等により悪化している
- 金融機関との取引状況の変化により資金繰りに困難をきたしている
- 関連企業の倒産に伴い資金繰りに困難をきたしている
- 事業の拡大等のために設備投資を行い、従来に比して新たに3名以上(従業員数20名以下の企業にあっては1名以上)の人材確保が見込まれる
融資条件
資金使途は以下の通りです:
- 運転資金(上記1~6の融資対象者)
- 設備資金(上記7の融資対象者)
融資限度額は、運転資金が5,000万円、設備資金が1億円です。融資期間は運転資金が10年以内(据置期間1年以内を含む)、設備資金が13年以内(据置期間2年以内を含む)となります。融資利率は1.6%で、償還方法は原則的に元金均等月割返済です。
必要書類
申請に必要な書類は以下の通りです:
- 申請書
- 調書
- 計画書(設備資金の場合)
- 決算書2期分もしくは確定申告書2期分
- 法人の場合は、商業登記簿謄本(融資申請日の3か月以内に発行されたもの)
- 見積書等(設備資金の場合)
- 図面等(新築改築を行った場合)
- カタログ(設備資金の場合)
資金使途が車両の場合、見積書又は契約書のほか、当該車両に明示された社(屋号)名等を確認できる写真(ただし、購入後提出可)が必要です。
この制度を利用することで、あなたのビジネスが新たなステージへと進むことが期待できます。ぜひ、積極的にご活用ください。
融資の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お問い合わせお待ちしております!
フリーダイヤル tel:0120-335-523
この記事を書いた人
小峰精公/Kiyotaka Komine
元朝日信用金庫 法人営業
資金繰り解決コンサルタント
V-Spirits総合研究所株式会社 常務取締役
大学卒業後、朝日信用金庫に入庫。朝日信用金庫での経験が原点となり、「銀行融資取引」や「資金繰り」の本質を企業へ伝えていくことがミッションだと確信する。
日本の99%は中小零細企業で成り立っている現状を痛感し、1社でも多くの企業の「資金繰り」の課題を解決していくことに専念する。
クライアント様がより良い商品やサービスを提供することができる環境づくりの一助となれるよう全身全霊を尽くす。
この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。