新事業進出補助金とは
「新規事業進出補助金」は、2025年から始まる新しい補助金制度です。事業再構築補助金の後継として創設される補助金で、中小企業の前向きな挑戦を支援する目的で実施されます!1,500億円という大型予算が組まれており、今年の最注目補助金です!補助金額は従業員規模によって変わりますが最大9,000万円補助されます。
飲食店での新規事業進出補助金の効果的な使い方
新規事業進出補助金は農業・漁業などの1次産業や医療保険が絡む事業でない場合、ほとんどの業種で活用できる可能性があります。ですが、これまで300件以上事業再構築補助金のご支援をした経験から「飲食店」で活用することはとてもおすすめです!それでは、以下におすすめのポイントをご紹介します。
●対象経費が幅ひろい!
新規事業進出補助金では飲食店で必要となる経費が多く対象になります。対象経費を見極めてモレなく補助金を獲得しましょう!具体的に以下の経費が対象になります。
1,店舗の内外装費
新たに開始する店舗の内外装工事が対象になります。また、キッチンカーの内外装費も対象になる可能性があります!内外装工事は大きな費用になるため、補助金を効果的に使いたいところです!
2、厨房機器などの設備
新規事業にあたり厨房機器をそろえる必要がある場合、補助金の対象になります。厨房機器は料理の質を左右します。そのため、補助金を使ってより良い製品を導入することもできます。その他にも、POSレジなど必要な設備も対象になります!
3、ウイスキー蒸留所などの構築物費
再構築補助金と異なる点として対象経費に「構築物費」が追加されました。こちらは、ウイスキーの蒸留所やピザ窯など新事業を行う際に必要となる構築物の費用が対象になります!
4、広告宣伝費
新事業進出補助金では、広告宣伝費も対象になる可能性が高いです。新事業の認知度を向上させるために行う、チラシの作成・配布、雑誌の掲載、Web広告などが対象になります。
上記のように、幅広い費用で活用できる可能性があることがこの補助金の魅力です。必要な経費が対象になるかを事前に確認しましょう!
●差別化が図りやすい!
新規事業進出補助金で飲食店がおすすめの理由として、1つに「差別化が図りやすい」ことがあります。補助金の審査だけでなく、実際にビジネスをする上で競合他社との差別化は重要です。他のお店にない「このお店に通う理由」をもつことが新規事業成功の鍵になります。飲食店であれば、料理のジャンル、内容、素材、価格、ペアリングする飲み物などによって差別化ができます。また、店舗の雰囲気やBGMなどによっても差別化を図れます。補助金の対象経費についても差別化に重要であればより認められやすくなる傾向があるため、効果的に活用したいところです!
認定支援機関を活用するメリット
補助金申請では、認定経営革新等支援機関のサポートを受けると、大きなメリットがあります。
- 専門家のアドバイス:
認定支援機関の専門家は、補助金申請の経験が豊富です。事業計画の作成や申請手続きにおいて、専門的なアドバイスを受けることで、採択率が高まります。 - 金融機関との連携:
補助金の交付は後払いが基本のため、資金繰りが課題になる場合があります。このような場合、認定支援機関を通じて、つなぎ融資などの提案を受けられることも魅力です。
補助金申請は複雑で手間がかかるプロセスですが、認定支援機関との連携によりスムーズに進めることができます。
まとめ
飲食店を新たに始める際に新事業進出補助金を活用することはおすすめです!飲食店を始める際に必要となる経費の多くが補助金の対象になり、最大9,000万円補助されます。ただし、補助金にはこまかな要件があります。なので、採択に向けて事前にしっかりと計画を立て準備を行う必要があります!
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この記事を書いた人
ラッキー診断士だいきっちゃん (嶋田大吉/Daikichi Shimada)
中小企業診断士、起業コンサルタント®
融資資金調達コンサルタント、補助金コンサルタント
社会保険労務士法人V-Spirits 業務課長
高校卒業後、家業の温泉や井戸の掘削会社で勤務しながら、NPO法人宮崎支部を設立。被災地や貧困家庭の子どもたちにプレゼントを届ける活動を開始。
2023年に中小企業診断士の資格取得後、V-Spiritsに入社。
「日本を最も夢を持てる国にする」ことを目標に、全力をつくして企業の経営支援を行っている