
日本政策金融公庫の創業融資で必要な書類とは?会社員から起業を目指すあなたへ徹底解説!
はじめに
「1年後には起業を!」と決意された会社員のあなた。夢を叶えるための第一歩として、多くの方が検討するのが「日本政策金融公庫の創業融資(新規開業・スタートアップ支援資金)」です。
この融資は、起業時の資金調達手段としてとても心強い存在。ただし、「どんな書類が必要なの?」「どうやって準備したらいいの?」と不安になる方も少なくありません。
今回は、そんなあなたに向けて、創業融資で必要な書類をわかりやすく、丁寧に解説していきます。
ズバリ言いますと、創業融資の準備は「書類戦」です。ですが、ご安心ください。ポイントを押さえておけば、誰でもきちんと対応できるようになりますよ!
これからの人生を変える一歩として、少しずつでも着実に進めていきましょう。
起業は人生の大きな転機です。不安もあれば、希望もある。そんな時、資金面での安心感があると、準備にも一層前向きになれます。今回の記事を通じて、読者の皆さんが自信を持って融資申請に臨めるよう、しっかりとナビゲートしていきますね。
日本政策金融公庫の創業融資とは?
日本政策金融公庫(略して「公庫」)は、政府が100%出資する金融機関。創業間もない個人事業主や会社経営者が、必要な資金を借り入れるために設けられた制度です。
主な特長は次の通りです:
- 低金利で長期返済が可能
- 無担保・無保証でも借入可能な制度あり
- 起業前でも利用できる(事前申込が可能)
つまり、「これから起業する」という方にとって非常にありがたい制度なのです。
この融資制度は、自己資金だけではスタートに不安が残る方にとって、大きな味方になります。また、金融機関からの資金調達に比べて審査の観点も異なるため、書類さえしっかり整えておけば、十分にチャンスはあります。
必要書類の全体像
創業融資(新規開業・スタートアップ支援資金)を申し込む際には、以下のような書類が必要になります。
1. 創業計画書
いわば「事業の設計図」です。あなたのビジネスが、どんな想いで、どんな内容で、どのように収益を上げていくのかを伝える大事な書類です。
2. 事業に関する見積書・契約書など
開業予定の物件に関する賃貸契約書や、設備購入に関する見積書などを提出します。
3. 自己資金の証明書類
預金通帳のコピーなどで「自分で用意したお金」がどれだけあるかを証明します。一般的に、事業費用全体の3割程度は自己資金が望ましいとされます。
4. 本人確認書類
運転免許証やマイナンバーカードなどのコピーを提出します。
5. 履歴書・職務経歴書
創業分野での経験やスキルを示すための資料です。業務経験がある場合は、具体的にどのようなことをしていたか記載しましょう。
また、業務に必要な資格がある場合は、その写しも併せて提出しましょう。たとえば、飲食業であれば食品衛生責任者の資格、建設業であれば各種施工管理技士の資格などが該当します。資格の有無は融資判断に大きな影響を与えることがあります。
書類作成のポイント
ポイント1:創業計画書は「想い+現実性」
単なる理想だけではダメ。売上予測や支出の具体的な数字、なぜその事業がニーズがあるのかを冷静に分析して記載しましょう。
ポイント2:通帳コピーには「入出金の履歴」がカギ
半年から1年分の入出金履歴を求められることがあります。一度に大きな入金がある場合、「そのお金は何なのか」を説明できるように準備しておくことが大切です。
ポイント3:書類の整合性
すべての書類が一貫した内容であること。たとえば、事業計画に書かれている事業開始日と、契約書や見積書の日付にずれがあると、不信感を持たれる原因になります。
よくある質問(FAQ)
Q. 自己資金が少ないと融資は難しい?
A. 一般的に事業費用の3割以上の自己資金が望ましいですが、それ以下でも「実現性の高い事業計画」「他の準備の万全さ」でカバーすることも可能です。
Q. 会社員としての経験は評価される?
A. 評価されます。特に創業する業種と関連がある職歴は高評価。履歴書や職務経歴書でしっかりアピールしましょう。
Q. 創業前に融資を申し込んでもよい?
A. はい、可能です。むしろ創業前に申し込むことで、開業資金の準備がスムーズになります。
Q. 創業計画書は自分で書かないとダメ?
A. できれば自分で書いたほうが、熱意が伝わります。難しい部分は専門家のアドバイスを受けてブラッシュアップすると良いでしょう。
おわりに:書類準備は「スタートライン」
創業融資の書類準備は、決して「通過儀礼」ではありません。
むしろ、起業を成功させるための「スタートライン」に立つための重要なプロセスです。ご自身の夢を形にする第一歩として、しっかりと準備を整えましょう。
そして、不安なことがあれば、信頼できる専門家に相談することも大切です。
「書類を整えること=夢への一歩」。さぁ、一緒に、第一歩を踏み出していきましょう!あなたの起業が、確かな形となりますように。
このブログが、あなたの挑戦の背中を押すひと押しになれば幸いです。焦らず着実に、そして希望を持って前に進んでくださいね。
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この記事を書いた人
中野裕哲/Nakano Hiroaki
起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、特定社会保険労務士、行政書士、サーティファイドファイナンシャルプランナー・CFP(R)、1 級FP技能士。大正大学招聘教授(起業論、ゼミ等)
V-Spiritsグループ創業者。税理士法人V-Spiritsグループ代表。東京池袋を本拠に全国の起業家・経営者さんを応援!「ベストセラー起業本」の著者。著書20冊、累計25万部超。経済産業省後援「DREAMGATE」で12年連続相談件数日本一。
【まるごと起業支援(R)・経営支援】
起業コンサル(事業計画+融資+補助金+会社設立支援)+起業後の総合サポート(経理 税務 事業計画書 融資 補助金 助成金 人事 給与計算 社会保険 法務 許認可 公庫連携 認定支援機関)など
【略歴】
経営者である父の元に生まれ、幼き頃より経営者になることを目標として過ごす。バブル崩壊の影響を受け経営が悪化。一家離散に近い貧困状況を経験し、「経営者の支援」をライフワークとしたいと決意。それに役立ちそうな各種資格を学生時代を中心に取得。同じく経営者であるメンターの伯父より、単に書類や手続を追求する専門家としてではなく、視野を広げ「ビジネス」の現場での経験を元に経営者の「経営そのもの」を支援できるような専門家を目指すようアドバイスを受け、社会人生活をスタート。大手、中小、ベンチャー企業、会計事務所等で営業、経理、財務、人事、総務、管理職、経営陣等、ビジネスの「現場」での充実した修行の日々を送ったあと、2007年に独立。ほかにはない支援スタイルが起業家・経営者に受け入れられ、経済産業省「DREAM GATE」にて、面談相談12年連続日本一。補助金・助成金支援実績600件超。ベストセラー含む起業・経営本20冊を出版。累計25万部超。無料相談件数は全国から累計3000件を超す。

この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。



























