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コラム

【運転資金は月商の3ヶ月分が限度と知る】|専門家に5分無料相談全国対応

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運転資金の融資はいくらまで?月商の目安と審査ポイントを解説

「借りられるだけ借りたい!」というご相談を多くいただきますが、運転資金の融資には明確な上限や判断基準があります。

この記事では、設備資金との違いから、審査に通るためのポイント、創業5年以内の注意点まで、詳しく解説していきます。


目次

  1. 設備資金と運転資金の違いとは?
  2. 運転資金の性質と審査ポイント
  3. 運転資金の融資額は月商の何か月分?
  4. 売上以外に見られるポイント
  5. 創業5年以内の企業が特に注意すべき点
  6. 再申請時の注意点
  7. よくある質問(FAQ)

設備資金と運転資金の違いとは?

設備資金は、機械や建物など将来的な事業投資が目的で、使途が明確です。
一方で、運転資金は仕入れ・人件費・家賃などに使われる日常的な経費の補填が目的です。

そのため、設備資金よりも審査が慎重になりやすく、融資額も抑えめになる傾向があります。


運転資金の性質と審査ポイント

運転資金の融資審査では、経営の収支計画と資金使途が整合しているかが問われます。

  • どのような用途で使うのか?
  • 資金投入によってどう改善されるのか?

また、審査では直近の業績やキャッシュフローが重要視されるため、過去の実績も影響します。


運転資金の融資額は月商の何か月分?

一般的に、融資可能な上限額は「月商の3か月分」が目安とされています。

例)

  • A社:月商 300万円 → 融資目安 900万円
  • B社:月商 100万円 → 融資目安 300万円

ただし、これはあくまで上限の目安であり、審査結果によって増減します。


売上以外に見られるポイント

審査では売上だけでなく、以下のような要素も評価されます。

  • 利益の額と安定性
  • 赤字経営かどうか
  • 財務基盤(自己資本比率など)

赤字が続いていたり、資金繰りが不安定な場合は、融資金額が抑えられる傾向があります。


創業5年以内の企業が特に注意すべき点

創業間もない企業は、財務実績が少なく、信用力が不安定なため、融資額が制限されやすいです。

たとえ売上が順調でも、「返済力の証明」が難しいため、希望額通りにならないケースも少なくありません。


再申請時の注意点

一度融資を申し込んで不調に終わった場合、半年以内の再申請は通りにくいとされています。

そのため、初回の申請時にしっかりと準備することがとても重要です。

資金繰りに余裕を持ち、計画的な運用を心がけましょう。


よくある質問(FAQ)

Q. 運転資金は何に使えるのですか?
A. 主に仕入れ、家賃、人件費、外注費などの運営費用に使われます。
Q. 月商の3か月分以上は借りられないのですか?
A. 原則目安ですが、業績や将来性次第で増額されることもあります。
Q. 赤字経営でも運転資金の融資は受けられますか?
A. 可能性はありますが、返済能力が重要視されるため減額または否決の可能性もあります。
Q. 一度否決されたら、すぐに再申請できますか?
A. 半年以内の再申請は通りにくいため、改善点を明確にしたうえでの再申請が必要です。

【無料相談のご案内】

弊社では、中野裕哲を中心とした所属専門家チーム(起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、社会保険労務士、行政書士、司法書士、中小企業診断士、FP、元日本政策金融公庫支店長、元経済産業省系補助金審査員など)が一丸となって、幅広い起業支援・経営支援を行っております。
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この記事を書いた人

中野裕哲/Nakano Hiroaki

起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、特定社会保険労務士、行政書士、サーティファイドファイナンシャルプランナー・CFP(R)、1 級FP技能士。大正大学招聘教授(起業論、ゼミ等)

V-Spiritsグループ創業者。税理士法人V-Spiritsグループ代表。東京池袋を本拠に全国の起業家・経営者さんを応援!「ベストセラー起業本」の著者。著書20冊、累計25万部超。経済産業省後援「DREAMGATE」で12年連続相談件数日本一。

【まるごと起業支援(R)・経営支援】
起業コンサル(事業計画+融資+補助金+会社設立支援)+起業後の総合サポート(経理 税務 事業計画書 融資 補助金 助成金 人事 給与計算 社会保険 法務 許認可 公庫連携 認定支援機関)など
【略歴】
経営者である父の元に生まれ、幼き頃より経営者になることを目標として過ごす。バブル崩壊の影響を受け経営が悪化。一家離散に近い貧困状況を経験し、「経営者の支援」をライフワークとしたいと決意。それに役立ちそうな各種資格を学生時代を中心に取得。同じく経営者であるメンターの伯父より、単に書類や手続を追求する専門家としてではなく、視野を広げ「ビジネス」の現場での経験を元に経営者の「経営そのもの」を支援できるような専門家を目指すようアドバイスを受け、社会人生活をスタート。大手、中小、ベンチャー企業、会計事務所等で営業、経理、財務、人事、総務、管理職、経営陣等、ビジネスの「現場」での充実した修行の日々を送ったあと、2007年に独立。ほかにはない支援スタイルが起業家・経営者に受け入れられ、経済産業省「DREAM GATE」にて、面談相談12年連続日本一。補助金・助成金支援実績600件超。ベストセラー含む起業・経営本20冊を出版。累計25万部超。無料相談件数は全国から累計3000件を超す。

この記事を監修した人

多胡藤夫/Fujio Tago

元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。

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