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コラム

埼玉県の経営安定資金で月々の返済額を減らす方法

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この記事を読むと、資金繰りがぐっと楽になるかもしれません!ここでは、埼玉県の要件緩和型経営安定資金【経営改善おうえん特例】の概要について、分かりやすくご説明します。これは、売上高や利益率が減少している方向けの保証制度で、既往の県制度融資を一本化することで、月々の返済額を軽減し資金繰りを安定させることができます。

本制度の特徴

売上高や利益率が減少している方向けの保証制度です。

借換えにより、既往の県制度融資を一本化(一括返済)することで、借換え前に比べ月々の返済額を軽減でき、資金繰りを安定させることができます。

固定金利での資金調達が可能です。

融資対象者の要件

次の全てに該当する方。

  1. 申込みの日以前1年以上引き続き県内に事業所を有し、同一事業を営んでいる(県外から移転し、申込日において県内のみに事業所を有している場合については、県外での実績を含めて1年以上引き続き同一事業を営んでいる)
  2. 申込み時において、融資実行日から1年以上経過している借換対象の県制度融資残高がある
  3. 本制度の利用により、経営の安定や改善が見込まれ、かつ、返済の見込みが十分である
  4. 借換資金、緊急借換資金を借り換える場合は、借換え前と比べて毎月の元金返済額が軽減されること
  5. 以下のいずれかに該当する
    • 経済産業大臣が指定した全国的に業況の悪化している業種を営み、セーフティネット保証5号の認定を受けている
    • 最近1か月の売上高が前年同月の売上高と比較して5%以上減少している
    • 最近1か月の売上高総利益率が前年同月の売上高総利益率と比較して5%以上減少している
    • 最近1か月の売上高総利益率が直近決算の売上高総利益率と比較して5%以上減少している
    • 直近決算の売上高総利益率が直近決算前期の売上高総利益率と比較して5%以上減少している
    • 最近1か月の売上高営業利益率が前年同月の売上高営業利益率と比較して5%以上減少している
    • 最近1か月の売上高営業利益率が直近決算の売上高営業利益率と比較して5%以上減少している
    • 直近決算の売上高営業利益率が直近決算前期の売上高営業利益率と比較して5%以上減少している

融資条件

資金使途: 運転資金

借換対象: 埼玉県制度融資 ※一部対象外あり(協会制度・市町村制度融資を借換えることはできません)

融資限度額: 8,000万円

期間: 1年超10年以内(据置12か月以内)

融資利率: 県が定める利率

返済方法: 元金均等月賦返済

担保: 必要に応じ

連帯保証人: 必要となる場合がある

信用保証料率

一般保証: 年0.45%~1.64%以内

セーフティネット保証5号利用時: 年0.68%以内

必要書類

保証申込書類(県制度融資申込書類含む)に加え、以下の書類

  • 県所定の事業計画書
  • 認定書(セーフティネット保証5号利用時)
  • 以下のいずれかの確認書
    • 売上高減少要件確認書
    • 売上高総利益率減少要件確認書
    • 売上高営業利益率減少要件確認書

責任共有

責任共有対象

弊社では、元朝日信用金庫  法人営業の小峰、元日本政策金融公庫支店長 多胡を中心とした各種専門家チームが融資支援を行っております。
融資の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お問い合わせお待ちしております!

フリーダイヤル tel:0120-335-523

お問い合わせ

小峰

この記事を書いた人

小峰精公/Kiyotaka Komine

元朝日信用金庫 法人営業
資金繰り解決コンサルタント
V-Spirits総合研究所株式会社 常務取締役
大学卒業後、朝日信用金庫に入庫。朝日信用金庫での経験が原点となり、「銀行融資取引」や「資金繰り」の本質を企業へ伝えていくことがミッションだと確信する。
日本の99%は中小零細企業で成り立っている現状を痛感し、1社でも多くの企業の「資金繰り」の課題を解決していくことに専念する。
クライアント様がより良い商品やサービスを提供することができる環境づくりの一助となれるよう全身全霊を尽くす。

この記事を監修した人


多胡藤夫/Fujio Tago

元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。

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