
【公庫融資】新型コロナ対応「衛生環境激変特別貸付」の内容と活用のコツ
どうもV-Spiritsの有本です。
今回は日本政策金融公庫の「新型コロナウイルス感染症にかかる衛生環境激変特別貸付」について解説します。
新型コロナウイルスの影響により、飲食店や旅館業、インバウンド向け事業などは財務状況が悪化しつつあります。
そのような状況を鑑み、公庫が表題のようなセーフティーネット融資を設けています。
利用資格
新型コロナウイルス感染症の発生により、一時的な業況悪化から資金繰りに支障を来しており、次のいずれにも該当する旅館業、飲食店営業及び喫茶店営業を営む方
- 最近1ヵ月の売上高が前年または前々年の同期と比較して10%以上減少しており、かつ、今後も売上高の減少が見込まれること
- 中長期的に業況が回復し、発展することが見込まれること
使いみち
経営を安定させるために必要な運転資金
借入可能金額
別枠1,000万円(旅館業を営む方は、別枠3,000万円)
別枠とはいえ限度がありますが、緊急資金としてかなり融通が利く融資となります。
活用のコツ
融資による資金調達のコツとして「いよいよダメそうだから借りる」よりも、
「苦境の中しっかりと対策し、予防的に資金を調達する」というストーリーの方が当然印象が良いです。
お早目のご相談が吉と出ますので、お気軽にご相談ください!
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この記事を書いた人
三浦高/Takashi Miura
元創業補助金(経済産業省系補助金)審査員・事務局員
中小企業診断士、起業コンサルタント®、
1級販売士、宅地建物取引主任者、
補助金コンサルタント、融資・資金調達コンサルタント、
産業能率大学 兼任教員
2024年現在、各種補助金の累計支援件数は300件を超える。
融資申請のノウハウも蓄積し、さらに磨きを掛けるべく日々事業計画書に向き合っている。
この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。