
茨木市の利子補給制度とは?特定創業支援を受けた創業者を強力サポート
茨木市の利子補給制度とは
茨木市では、特定創業支援事業に基づく証明書の交付を受けた創業者に対し、融資の利子の一部を補助する制度を提供しています。
創業期は資金調達の負担が重く、返済にかかる利息も経営を圧迫しがちです。そこで茨木市は、資金負担を軽減し、創業者が安定して事業を継続できるよう利子補給という形で支援を行っています。
創業5年以内の方が利用できる内容になっており、茨木市で事業を始めたい方にとって非常に優れた支援制度です。
対象者について
利子補給制度を利用するためには、以下の条件をすべて満たす必要があります。
- 特定創業支援事業に係る茨木市の証明を受けていること
- 令和8年3月31日までに利子補給対象融資の実行を受けていること
- 創業後5年以内に利子補給対象融資の実行を受けていること
- 借入金を市内の事業所における運転資金または設備資金として利用すること
- 申請時点で市内に事業所を有し、今後も市内で事業を継続する意思があること
- 市税を滞納していないこと
特定創業支援事業の活用が前提となるため、事前に市や商工会議所の創業支援を受け、証明書の取得が必要です。
利子補給対象となる融資制度
利子補給の対象となるのは、証明書交付後、令和8年3月31日までに実行された次の融資制度です。
- 大阪府の開業・スタートアップ応援資金(600万円超)
- 日本政策金融公庫の各種融資制度
- 北おおさか信用金庫の独自融資制度(プロパー融資)
特定創業支援事業を利用することで利用可能となる融資制度が広がり、さらに利子補給によって借入コストが軽減される仕組みです。
補助金の内容
利子補給制度の内容は以下の通りです。
● 利子補給金額
支払った利子のうち1%相当額を補助。
● 補助限度額
- 各年度:100,000円
- 総額(1つの融資あたり):300,000円
● 補助期間
証明書の発行日以降、最初の利子補給対象融資の実行日から3年間となります。
返済負担に直接影響する利子補給は、創業初期の資金繰りを大きく助ける効果があります。
申請方法と期間
利子補給金の申請は、次のサイクルで行う必要があります。
【申請の流れ】
- 対象融資の返済を行う(毎年1月〜12月)
- 翌年1月に返済実績をもとに申請
- 市の審査の後、補助金が交付
申請期間は毎年1月のみとなるため、返済記録や利息支払いの証明書類をしっかり管理しておく必要があります。
制度を活用するメリット
● 創業初期の資金負担を大幅に軽減
創業直後は売上が安定しない時期が続くため、利息補助は資金繰りの安定に大きく貢献します。
● 公的支援を活用した信頼性向上
特定創業支援の証明+利子補給制度の利用によって、金融機関からの評価向上につながる可能性があります。
● さまざまな融資制度に対応
府・公庫・信用金庫など多様な融資が対象で、創業者のニーズに合わせた資金調達が可能です。
● 市内での事業継続をサポート
茨木市で事業を継続する創業者をしっかり支援する仕組みで、地元密着の経営がしやすくなります。
FAQ(よくある質問)
Q1. 個人事業主でも利用できますか?
はい。市内で創業していれば個人事業主でも利用可能です。
Q2. 特定創業支援を受ける方法は?
市または商工会議所などが行う創業セミナー・相談支援を一定回数受講し、証明書を発行してもらう必要があります。
Q3. 補助金はいつ受け取れますか?
毎年1月に申請し、その後市の審査を経て交付されます。
Q4. 補助金の併用は可能ですか?
他の利子補給制度とは併用不可となる場合があります。事前に確認が必要です。
Q5. 補助期間中に転出した場合は?
市内で事業継続の意思が条件のため、転出すると対象外となる可能性があります。
まとめ
茨木市の利子補給制度は、創業期の資金負担を軽減し、事業の軌道に乗せるための強力な支援です。
特定創業支援を受けていることが前提となるため、まずは市の創業支援を利用し、証明書の取得を目指しましょう。
適切な融資制度と利子補給を組み合わせることで、創業後の経営安定につながります。茨木市で創業を検討している方は、ぜひこの制度を活用してみてください。
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この記事を書いた人
三浦高/Takashi Miura
元創業補助金(経済産業省系補助金)審査員・事務局員
中小企業診断士、起業コンサルタント®、
1級販売士、宅地建物取引 主任者、
補助金コンサルタント、融資・資金調達コンサルタント、
産業能率大学 兼任教員
2024年現在、各種補助金の累計支援件数は300件を超える。
融資申請のノウハウも蓄積し、さらに磨きを掛けるべく日々事業計画書に向き合っている。


























