税理士/社労士/行政書士/司法書士/中小企業診断士/FP/元補助金審査員/元日本政策金融公庫支店長/各種コンサルタントなどが常駐する他に類を見ないワンストップサービス
オフィスは池袋駅から徒歩3分の日本政策金融公庫池袋支店と同じビルです

コラム

客先常駐型とは?自宅でも働ける新しい働き方と起業へのヒント

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

客先常駐型とは?自宅勤務の可能性と起業視点でのメリット・課題

こんにちは!起業コンサルタント(R)、税理士、行政書士、ファイナンシャルプランナーの中野裕哲です。

「最近、リモートで“客先常駐”してるっていう友人がいるんだけど、どういうこと?」「将来起業したいけど、そんな働き方って役立つの?」

そんな疑問を持っている方も多いと思います。

ズバリ言います。「客先常駐型」という働き方は、IT業界を中心に進化しており、自宅勤務との組み合わせも現実的な選択肢になっています!

この記事では、客先常駐型の仕組みや、在宅とのハイブリッドスタイル、メリット・デメリット、そして起業との関係性について、わかりやすく解説していきます。


客先常駐型とは何か?

「客先常駐型」とは、企業に雇用されながら、その企業の顧客(クライアント)の職場で業務を行う働き方のことを言います。

多くの場合、SES(システムエンジニアリングサービス)契約や派遣契約の一形態として行われ、特にITエンジニアやシステム運用職に多く見られます。

これまでは物理的にクライアント先に出向くことが前提でしたが、近年ではリモートワークの浸透により、「常駐だけど在宅勤務」というケースも増えてきました。


客先常駐型の特徴

1. 所属は派遣元(自社)

  • 勤務場所はクライアント先ですが、給与や社会保険などは所属企業が管理します。

2. 指揮命令系統

  • 実務上の指示はクライアントの担当者が出すのが一般的。

3. 業務内容が契約で定められる

  • 契約の範囲外の業務を行うとトラブルになることも。

自宅勤務との両立は可能?

近年、テレワーク・リモートワークの普及により、「客先常駐でありながら在宅勤務」という新しいスタイルも現れています。

こんなケースが増えています:

  • セキュリティの整ったVPN接続でリモート作業
  • 週2日は在宅、週3日は出社のハイブリッド型
  • 客先の専用システムにリモートでアクセス

ただし、クライアントのセキュリティポリシーによっては在宅勤務が認められないケースもあるため、事前確認が重要です。


客先常駐型のメリット

1. スキルアップの場として優秀

  • 大手企業の開発現場で経験を積むチャンス
  • 様々な業界やプロジェクトを体験できる

2. コミュニケーション力・ビジネスマナーが鍛えられる

  • クライアントと直接関わることで対人スキルが向上

3. 起業後に活きる「現場感覚」

  • 実務のリアルを知ることで、起業後の顧客対応力が向上

客先常駐型のデメリット

1. 所属企業への帰属意識が薄れやすい

  • クライアント先で長時間働くと、社内連携が希薄に

2. キャリア形成が曖昧になるケースも

  • 同じような業務が続くとスキルアップにつながらない

3. 労働環境がクライアント任せになる

  • 働き方や評価制度などが見えにくく、ミスマッチが生じやすい

起業を見据えた「活かし方」とは?

客先常駐型での経験は、将来の独立・起業にもつながります。

1. クライアントとの人脈を築ける

  • 良好な関係を築けば、将来的に仕事の依頼が来ることも

2. 受託開発や業務委託へのステップアップ

  • フリーランスや法人化して継続的に案件を受注する道が開ける

3. 自分の得意分野を見つける

  • 多様な現場を経験することで、自分に合うビジネス領域が見えてくる

よくある質問(FAQ)

Q1. 客先常駐と派遣の違いは?

A. 類似点は多いですが、契約形態や業務範囲、法律上の扱いに違いがあります。SES契約は請負に近い形で、自社の管理下で働く前提です。

Q2. 在宅型の常駐案件って本当にあるの?

A. はい、あります。特にコロナ以降は、リモート常駐型案件が増加傾向にあります。

Q3. 起業したら常駐型の案件は取れない?

A. 法人化すれば業務委託契約として継続可能です。ただし、信頼関係やスキル、セキュリティ体制の整備が求められます。

Q4. クライアントとの直接契約は可能?

A. 契約上制限される場合もあるため、自社のルールや派遣法を確認しましょう。

Q5. 客先常駐からフリーランスになるにはどうすれば?

A. 人脈、実績、専門スキルがそろえば可能です。まずは業務委託や副業としての一歩から始めてみましょう。


まとめ:客先常駐型は「実務と人脈の宝庫」

客先常駐型という働き方は、ただの「出向」ではありません。

  • 様々な業界・現場を経験できる
  • クライアントとの信頼関係を築ける
  • 起業後のビジネスにもつながる

そんな“実務と人脈の宝庫”とも言えるのです。

これから起業を目指す方にとって、客先常駐型での勤務経験は、貴重な下地になります。

ぜひこの記事を参考に、自分のキャリアパスと照らし合わせながら、戦略的に経験を積んでいきましょう!

不安や疑問があれば、いつでもお気軽にご相談くださいね!

【無料相談のご案内】

弊社では、中野裕哲を中心とした所属専門家チーム(起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、社会保険労務士、行政書士、司法書士、中小企業診断士、FP、元日本政策金融公庫支店長、元経済産業省系補助金審査員など)が一丸となって、幅広い起業支援・経営支援を行っております。
起業の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひ一度、ご相談ください。お問い合わせお待ちしております!
フリーダイヤル 0120-335-523
お問い合わせフォーム https://v-spirits.com/contacts

この記事を書いた人

中野裕哲/Nakano Hiroaki

起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、特定社会保険労務士、行政書士、サーティファイドファイナンシャルプランナー・CFP(R)、1 級FP技能士。大正大学招聘教授(起業論、ゼミ等)

V-Spiritsグループ創業者。税理士法人V-Spiritsグループ代表。東京池袋を本拠に全国の起業家・経営者さんを応援!「ベストセラー起業本」の著者。著書20冊、累計25万部超。経済産業省後援「DREAMGATE」で12年連続相談件数日本一。

【まるごと起業支援(R)・経営支援】
起業コンサル(事業計画+融資+補助金+会社設立支援)+起業後の総合サポート(経理 税務 事業計画書 融資 補助金 助成金 人事 給与計算 社会保険 法務 許認可 公庫連携 認定支援機関)など
【略歴】
経営者である父の元に生まれ、幼き頃より経営者になることを目標として過ごす。バブル崩壊の影響を受け経営が悪化。一家離散に近い貧困状況を経験し、「経営者の支援」をライフワークとしたいと決意。それに役立ちそうな各種資格を学生時代を中心に取得。同じく経営者であるメンターの伯父より、単に書類や手続を追求する専門家としてではなく、視野を広げ「ビジネス」の現場での経験を元に経営者の「経営そのもの」を支援できるような専門家を目指すようアドバイスを受け、社会人生活をスタート。大手、中小、ベンチャー企業、会計事務所等で営業、経理、財務、人事、総務、管理職、経営陣等、ビジネスの「現場」での充実した修行の日々を送ったあと、2007年に独立。ほかにはない支援スタイルが起業家・経営者に受け入れられ、経済産業省「DREAM GATE」にて、面談相談12年連続日本一。補助金・助成金支援実績600件超。ベストセラー含む起業・経営本20冊を出版。累計25万部超。無料相談件数は全国から累計3000件を超す。

この記事を監修した人

多胡藤夫/Fujio Tago

元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。

関連記事

爆アゲ税理士の起業経営チャンネル

新着コラム

  1. ...
  2. ...
  3. ...
  4. ...
  5. ...
ダウンロードはこちら
全国対応の補助金申請を専門家がサポート|中野裕哲の無料相談V-Spirits
All Aboutガイドの原点
多胡藤夫ブログ
中野裕哲ブログ
渋田貴正ブログ
三浦高ブログ
小峰精公ブログ
坂井優介ブログ
嶋田大吉ブログ
V-Spirits総合研究所株式会社
インボイス・電子帳簿保存法 Q&A
採用情報
業務提携先募集情報
V-Spirits Group SDGsの取り組み
V-Spiritsグループ Instagram
脳卒中フェスティバル

他社広告欄

クラウドPBX