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コラム

【融資審査が通りやすい借入期間(長期・短期)】

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おはようございます!

10/25日は民間航空記念日です。1951(昭和26)年のこの日、戦後最初の国内民間航空会社として設立された日本航空が、一番機の「ど星号」で東京~大阪~福岡間の運航を開始した日です。

今回は、【融資審査が通りやすい借入期間(長期・短期)】についてです。

「融資審査が通りやすい」って聞くと、知りたいなと思う反面胡散臭いものじゃないのか?と思うことはあると思います。実際にたくさんの情報は出回っており正しいものも誤ったものもたくさんあります。私の経験から明確にお伝えできる情報をお伝えしたいと思います。
企業は三者三様で1社とも全く同じが企業は存在しないことから、銀行の融資審査は弾力的な対応をせざる得ないケースはたくさんあります。その中でも、融資審査の明確な判断基準はいくつかあり、今回その1つをご紹介します。

結論から申し上げますと、融資審査が通りやすい借入期間は短期融資(1年以内)です。理由は3つありますので順を追ってご説明します。
その前に、長期融資と短期融資の違いについて。長期融資は1年を超える返済期間の融資をいい、短期融資は1年以内の融資をいいます。

①貸し倒れリスクが少ない

銀行側からすると、返済期間が短い方が融資が返済されない貸し倒れリスクが小さくなることが1番の理由です。

②融資で出た資金が何に使われるか、返済の元手が何であるか、わかりやすい事が多い。

例えば、建設業などでよく行われる、外注費や材料費の支払いが先に行われ売上代金の回収が後になる間をつなぐ「つなぎ資金」の融資は短期融資で行われ、売上代金の回収をもって融資の返済にあてます。また、賞与資金や法人税等の納付のための納税資金融資も、次の賞与や納税が発生するまでの6ヵ月での返済が基本です。このような短期融資では、融資で出た資金が何に使われるのか、返済の元手が何であるかが、わかりやすい為、銀行は融資を行いやすいのです。

③長期資金は、返済の元手が見えづらい

基本的に長期資金の返済原資の考え方は、企業が利益を上げて稼いだ現金で返済するという考え方をします。しかし、利益を上げ続けられるかは将来になってみないとわかりません。
実際には多くの中小企業で返済を賄うだけの現金を稼ぐことができず、既存融資の返済をしていく中で預金残高が少なくなっていくので、新たな融資を受けて預金残高を回復させる必要があるのが実情です。長期資金も1年以上~最近では最長10年返済までが可能となっています。長期資金の中でも、10年より5年、5年より3年と期間が短くなればなるほど融資審査は通りやすくなる傾向にあります。
以上、3つが短期融資が通りやすい理由です。あくまで審査が通りやすいといった観点ですので、自社の資金繰りの状況を鑑み選択されることをお勧めします。

一方で、短期融資ばかりを行っても返済が窮屈になり資金ショートしてしまいます。対策法も1つお伝えします。

〇返済期間はなるべく長くとる
融資を受ける会社としては、返済期間は長ければ長いほど、返済はゆっくりとなり資金繰りは楽になります。経営者の中には「銀行から返済期間は10年可能と言われたが、早く返済してしまいたいから3年にする」と考える方もいます。しかし、こういった場合については10年として借りるべきです。返済期間を短くして融資を受けて、その後、思った通りの利益をだせず返済が困難となってしまったら大変です。融資を受ける際には長くとり、利益がたくさん出て預金が多くなりすぎたら繰り上げ返済すればよいのです。

 

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