
小規模企業特別資金(スタートアップ割)
横浜市では、小規模企業者を対象とした特別融資制度を設けています。この制度は、創業から5年以上10年未満の企業が、さまざまな支援プログラムを修了した場合に利用できるものです。これからのビジネス展開に向けて、ぜひご活用ください。
融資条件
融資対象者は、以下の条件を満たす小規模企業者です。
- 横浜市が指定するスタートアップ支援プログラムを修了した方
- YOXOアクセラレータープログラム
- YOXOイノベーションスクール
- 横浜ビジネスグランプリのファイナリスト(主催:(公財)横浜企業経営支援財団)
- The SpringBoard™ Program in Yokohama
- 横浜ライフサイエンス・ブートキャンプ
- LIP.横浜トライアル助成金
- 東工大横浜ベンチャープラザに現在入居している方
- 横浜市スタートアップビザの確認証明書を取得した方
- 日本政策金融公庫の特定貸付を利用している方
- 市保証協会実施の「創業スクール」を修了した方
資金使途と融資額
- 資金使途:運転資金および設備資金
- 融資額:2,000万円以内
- 利率:固定金利または変動金利を選択可能
必要書類
- 信用保証委託申込書(横浜市信用保証協会所定様式)
- 申込人(個人・法人)の印鑑証明書
- 納税証明書または領収書の写し(納期の到来した横浜市民税)
- 決算書(確定申告書)の写し(原則、直近2期分)
- 履歴事項全部証明書
- 許認可証の写し(必要な場合)
- 設備資金の場合は見積書、レイアウト、カタログ等の写し
活用のすすめ
この制度を利用して、あなたのビジネスをさらに成長させるチャンスを掴んでください。融資の手続きや条件について不明点があれば、ぜひ専門家に相談してみてください。
【無料相談のご案内】
起業の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひ一度、ご相談ください。お問い合わせお待ちしております!
この記事を書いた人
三浦高/Takashi Miura
元創業補助金(経済産業省系補助金)審査員・事務局員
中小企業診断士、起業コンサルタント®、
1級販売士、宅地建物取引主任者、
補助金コンサルタント、融資・資金調達コンサルタント、
産業能率大学 兼任教員
2024年現在、各種補助金の累計支援件数は300件を超える。
融資申請のノウハウも蓄積し、さらに磨きを掛けるべく日々事業計画書に向き合っている。
この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。