今回は、【創業融資において大事なこと】を解説していきます。
創業融資を受けるにあたり大事なポイントは大きく分けると5つありますが、本日は、クライアント様と公庫担当者様の面談における気が付いた点をお伝えします。
クライアントA社様は、自動車業界に13年間従事し最後は店長を努めておりました。前職時代に担当したお客様は800件あり、うち300件は大変親しく創業後も変わらぬお付き合いを頂いているとのこと。
関係性は、このメーカーだから車を買うというよりは、この人だから車を買うといったくらい深い関係でありました。人柄も含め言っていることに相違はないと感じました。
この話の中で大事な部分は、事業計画書に記載した「売上」がその通りに履行できるかどうかが鍵になります。
例えば、1月当たり3~5台の車を販売する計画であった場合には、毎月売る為に営業活動や宣伝広告を行い軌道に乗るまでに大変な時間を要することが想像されます。
しかし、今回は約300件近くの親しい顧客を持っているのであれば、軌道に乗るまでの間の売上が上がる事も想像ができるのではないでしょうか?
事業計画書の売上根拠については、数字面におけるデータや裏付けも大切ですが、同じくらい大事なこととして、面談をした時にこの人なら売れるだろうと思わせることです。
抽象的になりましたが、具体的に話をすると、業界動向の細かな点や過去の経験におけるスキル・ノウハウを有している。どれだけ実績があるか(今回だと、どれだけ車を売ったのか?)です。
書面に落とした時と実際に面談で話した時で印象は全く変わります。
よって、面談した時に、「この人なら売れるから問題はないよね。」と思わせられたら審査も有利に進んでいくと思います。
表立ってはありませんが、人柄や話し方、知量など細かな部分もきっと審査の対象になっているのかなと感じたことをご報告致します。
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