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ペルソナ設定でビジネスはここまで変わる!売れる仕組みのつくり方
はじめに:なぜ今「ペルソナ」が重要なのか?
「誰に、何を、どのように売るか」。
ビジネスモデルの三本柱としてよく聞く言葉ですが、実はこの中でも特に大事なのが、最初の「誰に」です。今回は、その「誰に」を“くみこさん”という一人のペルソナにまで落とし込むことで、サービスがどう形作られていくかを、実例を交えながらご紹介していきます。
ペルソナ設定は、マーケティングの入口とも言える重要な要素です。この記事を読むことで、ペルソナの役割と、その威力を実感していただけるはずです。
1. ペルソナとは?ターゲットの具体化の極み
単に「30代女性・事務職」ではありません。
名前までつけて、年齢、住まい、勤務先の階数やエレベーターの有無、日々の行動や悩みまで明確にする。それが「ペルソナ」です。
今回の例に登場する“くみこさん”は、中小企業の事務員。雑居ビルの4階(エレベーターなし)で、文房具などの備品調達を担当。買い物に行く際、上司に急な追加注文を受け、トイレットペーパーやコピー用紙を両手に抱えて階段を登る。雨の日なら傘も持ち、なおさら大変。
この“くみこさん”の苦労を解決するために生まれたのが、あの有名な「アスクル」です。
2. ペインポイントを拾い上げることで商品が生まれる
ペルソナの具体像があることで、顧客の“困りごと=ペインポイント”が浮き彫りになります。
たとえば、
- エレベーターなしのビルで重い荷物を運ぶのが辛い
- ストック管理のスペースがなく在庫を抱えられない
- 出かけ際に急な注文が入り、仕事が後ろ倒しになる
こうしたペインを潰すことで、「当日・翌日配送」「定期注文」「ワンクリック発注」「前回購入履歴からの提案」など、サービスが自然と見えてきます。
3. 商品だけでなく、プロモーションも変わる
ペルソナ設定の効果は、商品開発だけに留まりません。
たとえば“くみこさん”が20〜40代の女性なら、
- 媒体選定はWeb広告やInstagram、女性誌
- デザインは柔らかく、イラスト多め
- 特典には「スイーツポイント」など女性向けの工夫
といったように、プロモーション戦略全体に影響を与えるのです。
4. 飲食店・小売・サービス業こそペルソナが効く!
実は、ペルソナは小規模事業者こそ取り入れるべき考え方です。
飲食店なら、「うちの店に来てほしい人」は誰なのか? その人が好みそうなメニューや空間、価格帯、営業時間にしていく。
つまり、商品ではなく「理想の顧客像」から逆算して考えるということです。
5. 今こそ、あなたのビジネスの“くみこさん”を描こう
今回のように、サービスや商品が「一人の人の不便さを解消するため」に生まれてくるケースは多々あります。
逆に言えば、ターゲットがぼんやりしていると、商品もぼんやりし、誰にも刺さらないものになりがちです。
ですからぜひ、あなたのビジネスでも「名前のあるお客さん」を想像してみてください。
それが、売れる仕組みをつくる第一歩になります。
おわりに:ペルソナ再設定でビジネスを見直すタイミング
すでに起業している方も、いま一度ペルソナを見直すタイミングかもしれません。
顧客が変わった、売れ筋が変わった、SNSの反応が変わった——そんな時こそ、原点に立ち返って「誰のためのビジネスか?」を見つめ直す好機です。
ぜひこの記事を参考に、あなたの“くみこさん”を描いてみてくださいね。
無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お待ちしております!
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