
ハウスクリーニング事業の開業ガイド|必要資金・許認可・収益モデルまで徹底解説
ハウスクリーニング事業とは?
ハウスクリーニング事業とは、一般的に普段の掃除で手の届きにくい強固な汚れを、専門洗剤や専用道具を使って徹底的に清掃し報酬を得るビジネスです。エアコンを使い始める時期やカビの発生しやすい時期など、季節やタイミングで需要が変動するのが特徴の一つです。
市場トレンド
(1) 高齢化、共働き世帯等の増加で利用者が増加
単身世帯の利用者を見ると、高齢者が最も多く、次いで35〜59歳の女性の利用が多くなっています。働き盛りの単身サラリーマンや単身高齢女性にとって、ハウスクリーニングは重労働であり、それを解決するために依頼していると考えられます。
(2) サービスの多様化
近年の業者数の増加により、付加的なサービスで差別化を図る動きが進んでいます。例として、いわゆるゴミ屋敷の清掃・片付け、墓石クリーニングや墓周りの清掃、定期訪問時の洗濯代行などがあります。
開業形態と許認可
開業形態
- (1) 個人事業主
- (2) 法人の設立
許認可
ハウスクリーニングの開業に特別な許認可は不要です。ただし、通常の掃除と異なるため、専門知識や実務経験があるとお客様の信頼獲得につながります。
開業資金の目安
ハウスクリーニングとして開業する際に必要とされる資金は約400万円です。
| 項目 | 目安金額 |
|---|---|
| 設備費・研修費 | 150万円 |
| 車両費 | 100万円 |
| 什器・備品費 | 70万円 |
| その他(広告宣伝費等) | 80万円 |
※ローコストで始められるビジネスですが、機材や移動手段への初期投資は不可欠です。
会社設立のステップ
ハウスクリーニングは個人事業でも行えますが、規模拡大や取引先との信頼を重視するなら法人化が有効です。東京都で会社を設立する場合の具体的な流れは以下のとおりです。
- 申請書類の作成
※書類の種類は個人事業主と法人で異なります。 - 申請
※申請書類を都道府県税務署等に提出します。 - 審査
- 許可
※事業内容によって必要手続きが増える場合があります。会社設立は書類作成や手続きが多く、手間と時間がかかります。
弊社では、会社設立を考える起業家のみなさんの負担を軽減するため、コンサルティング付きの会社設立支援サービスを低価格で提供しています。詳しくはお問い合わせください。
収益モデルの考え方
開業にあたっては、立地・業態・規模などの特性を踏まえ、売上の見通しを立てる必要があります。営業体制の構築や顧問(定期)顧客・スポット顧客の予想数を分けて、細かくシミュレーションしましょう。
最後に(成功へのポイントとまとめ)
以上がハウスクリーニングを開業する際の全体像です。開業に資格は不要ですが、クリーニングインストラクターや収納整理アドバイザーなどの資格で差別化が図れます。市場が拡大傾向だからこそ、他社と違う強みづくりが重要です。
また、資格取得への挑戦に加え、事業計画書の作成、サービス内容の設計などやることは多岐にわたります。
- 何から手をつければいいかわからない…
- なるべく遠回りせずに開業したい…
そんな方は、専門家の伴走で最短ルートを描きましょう。
よくある質問(FAQ)
Q1. ハウスクリーニングに資格は必要ですか?
A. 必須ではありません。ただし資格や研修受講歴があると信頼度向上や単価UPにつながります。
Q2. 未経験でも開業できますか?
A. 可能です。研修・OJT・フランチャイズなどを活用すれば短期でも立ち上げられます。
Q3. どれくらいの期間で開業できますか?
A. 機材準備・営業準備・法人化の有無にもよりますが、一般的に3〜6ヶ月を目安にするとスムーズです。
【無料相談のご案内】
起業の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひ一度、ご相談ください。お問い合わせお待ちしております!
この記事を書いた人
中野裕哲/Nakano Hiroaki
起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、特定社会保険労務士、行政書士、サーティファイドファイナンシャルプランナー・CFP(R)、1 級FP技能士。大正大学招聘教授(起業論、ゼミ等)
V-Spiritsグループ創業者。税理士法人V-Spiritsグループ代表。東京池袋を本拠に全国の起業家・経営者さんを応援!「ベストセラー起業本」の著者。著書20冊、累計25万部超。経済産業省後援「DREAMGATE」で12年連続相談件数日本一。
【まるごと起業支援(R)・経営支援】
起業コンサル(事業計画+融資+補助金+会社設立支援)+起業後の総合サポート(経理 税務 事業計画書 融資 補助金 助成金 人事 給与計算 社会保険 法務 許認可 公庫連携 認定支援機関)など
【略歴】
経営者である父の元に生まれ、幼き頃より経営者になることを目標として過ごす。バブル崩壊の影響を受け経営が悪化。一家離散に近い貧困状況を経験し、「経営者の支援」をライフワークとしたいと決意。それに役立ちそうな各種資格を学生時代を中心に取得。同じく経営者であるメンターの伯父より、単に書類や手続を追求する専門家としてではなく、視野を広げ「ビジネス」の現場での経験を元に経営者の「経営そのもの」を支援できるような専門家を目指すようアドバイスを受け、社会人生活をスタート。大手、中小、ベンチャー企業、会計事務所等で営業、経理、財務、人事、総務、管理職、経営陣等、ビジネスの「現場」での充実した修行の日々を送ったあと、2007年に独立。ほかにはない支援スタイルが起業家・経営者に受け入れられ、経済産業省「DREAM GATE」にて、面談相談12年連続日本一。補助金・助成金支援実績600件超。ベストセラー含む起業・経営本20冊を出版。累計25万部超。無料相談件数は全国から累計3000件を超す。

この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。



























