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コラム

パティスリー開業

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ビジネスの特徴


パティスリーとはフランス語で菓子全般を意味する言葉で、日本では一般的に「洋菓子店」を指しています。またコロナ禍を経て、洋菓子店を取り巻く環境や消費者意識の変化がみられます。コロナ禍の制限された生活の中で、スイーツは癒しやストレス解消に一翼を担いました。手軽に買えるコンビニスイーツも、素材や材料の品質にこだわった高価格帯の商品が好調に推移しました。

 

市場トレンド


⑴エシカル消費(倫理的消費)の考え方がスイーツ業界にも拡大

人・社会・地球環境・生産者に配慮した「エシカルスイーツ」が登場している。無農薬・無添加・オーガニック・ヴィーガンの素材を使用して、環境保護やフードロス削減、地産地消につながる取り組みが注目されているいます。

⑵インバウンド需要復活へ期待の高まり

観光庁の「訪日外国人の消費動向」では、最も多く購入するものとして「菓子類」が71.1%と圧倒的な割合となっており、日本のスイーツ・菓子の根強い人気がうかがえます。それに伴い、スイーツも日本の食や文化を取り入れ、抹茶味や桜風味、米粉を使った菓子など、日本らしい商品が続々と開発されています。

⑶これまでにない販路の展開

販路拡大を図るために、これまでにないサービスの展開がみられます。例えば、アパレルブランドとのコラボレーション企画や、日本産スイーツの海外展開、冷凍スイーツの無人販売など、新たな切り口で消費者とのつながりを開拓しています。ホテルではビュッフェに代わる新しい試みとして、おすすめのメニューから選んでもらうフードプレゼンテーションという形を提案し、フードロス削減や品質と値段のバランスを考慮したサービスを提供しているところもあります。

 

開業形態


⑴個人事業主

⑵法人設立

 

 

資格・許認可


パティスリーを開業するためには、以下の資格が必要になります。

(1) 食品衛生責任者(必須)
ケーキ屋・洋菓子屋・パティスリーなどの食品業を開業する場合、食品衛生責任者の資格を取得する必要があります。資格の取得には、1万円前後の費用を支払い、各都道府県の保健所が行っている6時間ほどの食品衛生責任者養成講習を受講します。ただし、調理師、栄養士、製菓衛生師の免許保有者は講習の受講は不要です。

(2) 菓子製造許可

パン、ケーキ、餅菓子、飴菓子などを製造し、販売や店舗営業を始めるときは菓子製造許可の取得が必要です。

(3)飲食店営業許可

飲食スペースがある場合は、菓子製造業許可に加えて、飲食店営業許可の取得も必要となります。申請は1万4,000円から1万7,000円ほどの費用を支払い、所轄の保健所に申告書類を提出します。

 

開業ステップ


➀事業計画の作成

②開業届の提出/法人の設立

③必要な許認可・資格の取得

④必要な申請書類の作成/提出

⑤資金調達

⑥厨房設備のリフォーム/物件の確保

⑦設備の調達/設置

⑧人員の雇用

⑨開業告知/プロモーション

⑩営業開始

 

開業資金


パティスリー開業にあたって必要になる費用としては、以下のようなものがあります。

物件取得費(初月家賃、敷金、礼金、保証金(家賃の6~10カ月程度のことが多い)など)、内外装工事費(内装、外装、看板など)、
什器備品費(ショーケース、レジ、冷蔵庫、オーブン、シンクなど)、商品仕入費(食材、酒類、ラベル、梱包材など)、広告宣伝費(ホームページ制作費、印刷費など)、求人費(求人媒体の利用費、人材紹介費など)があります。

パティスリーを含む食品業の開業では、内装や設備が残った「居抜き物件」や中古の設備を探すことで開業資金を抑えることも可能です。

上記の費用をまとめると、個人事業主では280~830万円、法人設立では400~1,420万円程かかります。

 

会社設立


パティスリーは、個人事業でも行えますが会社を設立するという選択肢もあります。企業の規模が拡大した場合や取引先との信頼関係を作りたいといって際には、会社を設立することで大きなメリットを得られる可能性があります。では、会社の設立はどのように行うのでしょうか。東京都で会社を設立する場合の具体的なステップをご紹介します。

①申請書類の作成
※申請書類は都庁で購入できます。
②免許申請
※申請書類を都庁の管轄部署に提出します。
③審査
④許可

その他にも、事業内容などによって必要な手続きが増える場合があります。会社設立には書類の作成や手続きが多く手間や時間がかかります。

弊社では、会社設立を考える起業家のみなさんの負担を軽減するため、コンサルティング付きの会社設立支援サービスを低価格で行っています。詳しくは以下のリンクをご参照ください。

 

 

収益モデル


開業にあたっては、ターゲット層などを踏まえて売上の見通しを立てる必要があります。また、マーケティング戦略、営業体制なども細かく作りこむことが重要です。

まずは、弊社の事業計画書フォーマットを参考にして作成してみてください。

以下のリンクからダウンロードできます。

 

最後に


以上がパティスリーとして開業する際の全体像になります。

最後まで見てくださったみなさんはこう感じたのではないでしょうか?

パティスリーの開業って大変‼

パティスリーを開業することは、多くの人が思い描く以上に複雑で手間がかかるプロセスです。最初の段階である資金調達から始まり、事業計画書の作成、必要な法的手続きの遂行、適切な店舗スペースの確保、そして何よりもお客様を獲得するためのマーケティング戦略の策定に至るまで、注意を払わなければならない点が数多く存在します。これらの準備には、多くの時間と労力が必要とされ、成功へと繋がる道のりは決して容易ではありません。

これを聞くと、パティスリーでの開業は自分には難しいと感じてしまうかもしれません。

しかしながら‼

弊社には、税理士、社会保険労務士、行政書士、中小企業診断士、元金融機関の営業担当、補助金コンサルタントといった幅広い専門家が在籍しているため、みなさんの不安を解決することができます。

お客様の今後のビジョンを踏まえて、幅広い視点からご支援いたします。

弊社では無料の相談を行っていますので、開業に関して不安がある方はお気軽にご相談ください。

 

フリーダイヤル 0120-335-523

お問い合わせ

 

 

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