
Youtubeに動画を投稿しました。
経営の考え方やマーケティングについてのお役立ち動画を毎日投稿しております!
是非御覧ください。
以下は動画の概要を記事風に説明したものです。詳細は是非動画をご覧ください。
パルス型消費とは?〜“びょん”と湧く欲望が消費を動かす時代へ
はじめに:パルス型消費、知ってますか?
前回、「パルス型消費とは何か?」を動画でご紹介しましたが、今回はその第2弾です。
パルス型消費とは、スマホを見ていたらふいに欲しくなって「びょん」と買ってしまう、そんな現代の消費の仕方を表現しています。
「いつか買う」から「今すぐ買う」への瞬間消費が増えているんです。
従来のマーケティングとは何が違うのか?
かつてのマーケティング理論は「AIDMA(アイドマ)」です。
-
Attention(注意を引く)
-
Interest(興味を持つ)
-
Desire(欲求が高まる)
-
Memory(記憶に残る)
-
Action(購入)
つまり、段階的に消費が進むパターン。でも今は、スマホで一瞬注目して即「ポチッ」と買う。「欲しいと思ってなかったけど買っちゃった」という衝動型の消費行動が主流になりつつあります。
B2Bでも「パルス型消費」は起きている
驚くかもしれませんが、BtoBサービスにもこのパルス型消費が浸透しています。
たとえば、「いいサービスないかな?」とスマホやPCで検索して、たまたま良いプランを見つけた瞬間に問い合わせ・契約してしまう。
決め打ちではなく、偶然の出会い、その一瞬の“直感”で動く人が増えているのです。
この時代で企業・経営者がまずやるべきこと
-
スマホ対応は必須
モバイルファースト。サイトやLP、契約への導線がスマホで滑らかに動く設計に。 -
導線設計が重要
問い合わせボタンが探しにくい、入力フォームが長い… そんなハードルがあってはいけません。
その瞬間の欲求を逃さない設計を。 -
問い合わせ手段の多様化
電話・LINE・チャット・メールなど、ユーザーが使いやすいアクション手段を選べるように。
第2弾:パルス型消費の“トリガー”となる6つの直感センサー
Googleの調査によると、消費の“びょん”を引き起こすトリガーになる直感が6つあると言います:
1. セーフティー(安心・安全)
信頼できる企業やブランド、配送業者の存在が、瞬時の問い合わせを生みます。
2. フィット感(自分にぴったりだと思わせる)
商品やサービスが自分に合いそう、という直感が発動する。
例:SNSで見るモデルが着ている服、自分と似た髪型が映る美容院の広告。
3. コストセーブ(お得感)
価格比較して、「安っ!」と感じた瞬間の行動。数量割引、まとめ買いもそのひとつ。
4. フォロワー効果(評価や口コミを見て動く)
多くの人が買っている、口コミで評判がいい。
アットコスメやレビュー高評価商品に人が群がるのもこれ。
5. アドベンチャー(新奇性)
未知の商品やサービスに出会うドキドキ。
新作スナックや変わった雑貨をつい試したくなる心理。
6. パワーセーブ(手間の緩和)
定期購入やサブスクのように、購入の手間を省く選択。
オムツ、飲料、消耗品など、面倒な手配がいらない利便性。
これらを活かした企業の視点では?
-
スマホ向けページはもちろん、問い合わせや購買導線を短く設計すれば即反応が期待できます。
-
BtoBならば、「〇〇業界のあなたにぴったり」なフレーズやレイアウトで“フィット感”を演出。
-
コストや口コミ・評価を前面に出す。価格訴求やレビュー表示なども効果的。
-
「試してみたい」「何だこれは?」と思わせるような新しさ・独自性も武器に。
-
定期購入や少額購入の仕組みを作って、継続利用を促す。
実店舗にできない体験や即時対応を、デジタル上で設計するのが鍵です。
動画で語られているのは“実例とデザイン哲学”
今回の動画では、単なる理論ではなく実際に企業やWebサイトがどう設計しているのか、
どんな導線とメッセージが効果的かも、具体例として紹介されています。
そのまま自社に当てはめて参考にできるので、見逃せません。
まとめ:パルス型消費時代、企業ができる準備とは?
-
いつどこで消費が起こるか分からない。だからこそ“その瞬間”の仕掛けを作ること。
-
6つの直感センサー(セーフティ・フィット・コスト・フォロー・アドベンチャー・パワーセーブ)を意識して設計することで、瞬間的な消費を引き出せる。
-
BtoCだけでなくBtoBにも応用可能。デジタル時代には、偶然性が売上を左右します。
フリーダイヤル tel:0120-335-523