
今治市中小企業融資制度
今治市中小企業融資制度は、今治市と愛媛県信用保証協会並びに金融機関の三者の相互協力により、中小企業のみなさまに対し経営の安定に必要な資金を融資し、企業の健全な振興を図ることを目的に設けられた制度です。
ご利用条件は資金によって異なりますので、詳しくは制度パンフレットをご確認ください。
融資対象
- 振興資金
- 資金使途: 運転・設備資金
- 貸付限度: 1企業につき500万円以内
- 貸付期間: 60か月以内
- 返済方法: 元金均等償還(3か月据置可)
- 連帯保証人: (個人)原則不要、(法人)原則代表者のみ
- 担保: 原則不要
- 保証料: 年0.45~1.66%
- 緊急経営資金融資
- 資金使途: 運転資金
- 貸付限度: 1企業につき1000万円以内
- 貸付期間: 72か月以内
- 返済方法: 元金均等償還(12か月据置可)
- 連帯保証人: (個人)原則不要、(法人)原則代表者のみ
- 担保: 原則不要
- 保証料: 年0.45~1.66%
- その他: 前年比5%以上の売上の減少が要件
- 経営安定化資金融資
- 資金使途: 運転資金
- 貸付限度: 1企業につき1000万円以内(振興資金・緊急経営資金との併用可)
- 貸付期間: 84か月以内
- 返済方法: 元金均等償還(12か月据置可)
- 連帯保証人: (個人)原則不要、(法人)原則代表者のみ
- 担保: 原則不要
- 保証料: 特定中小企業者(1~4・6号)年0.8%、(5・7・8号)年0.7%
- その他: 中小企業信用保険法第2条第5項第1~8号のいずれかの要件に該当し、所管の市町村の認定を受けた特定中小企業者(セーフティネット保証制度の認定)が要件。
- 設備近代化資金
- 資金使途: 設備資金
- 貸付限度: 1000万円以内(他の今治市制度融資資金と併用できる場合があります。)
- 貸付期間: 7年以内
- 返済方法: 元金均等償還方式(6か月据置可)
- 連帯保証人: (個人)原則不要、(法人)原則代表者のみ
- 担保: 原則として不要
- 保証料: 年0.45%~1.66%の間で、信用保証協会が審査し定める料率
- その他: 乗用車を購入する場合は、別途基準があります。
融資利率
2月の受付分: 年1.35%(経営安定化資金: 1.30%)
3月の受付分: 年1.45%(経営安定化資金: 1.40%)
融資申込
次の12金融機関の今治市内の本店・支(所)店でお申込みください。
- 伊予銀行
- 愛媛銀行
- 愛媛信用金庫
- 広島銀行
- 四国銀行
- 百十四銀行
- 香川銀行
- 高知銀行
- 徳島大正銀行
- 越智今治農協
- 今治立花農協
- 山口銀行
融資保証料補給について
本市の中小企業金融の円滑化を図るため、今治市中小企業資金融資制度をお申し込みいただく場合、令和5年12月1日受付分より、融資実行時における信用保証料のご負担が不要となります。
改正後の制度の説明。詳しくは産業振興課までお問い合わせください。
注意事項
- 既に実行されている今治市中小企業資金融資に係る信用保証料については、完済後に市が補給いたします。
- 保証期間の延長などに伴い追加で発生する信用保証料については、補給対象外です。
- 今治市が直接信用保証協会へ補給を行うため、令和5年12月1日以降に申込される場合、「委任状兼同意書」の提出が必要となります。
融資の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お問い合わせお待ちしております!フリーダイヤル tel:0120-335-523
この記事を書いた人
小峰精公/Kiyotaka Komine
元朝日信用金庫 法人営業
資金繰り解決コンサルタント
V-Spirits総合研究所株式会社 常務取締役
大学卒業後、朝日信用金庫に入庫。朝日信用金庫での経験が原点となり、「銀行融資取引」や「資金繰り」の本質を企業へ伝えていくことがミッションだと確信する。
日本の99%は中小零細企業で成り立っている現状を痛感し、1社でも多くの企業の「資金繰り」の課題を解決していくことに専念する。
クライアント様がより良い商品やサービスを提供することができる環境づくりの一助となれるよう全身全霊を尽くす。
この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。