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是非御覧ください。
以下は動画の概要を記事風に説明したものです。詳細は是非動画をご覧ください。
設備投資は「融資」か「補助金」か?プロが本音で徹底比較!
はじめに
起業や事業拡大のタイミングで直面するのが「設備投資」。その際に使える代表的な手段が「融資」と「補助金」です。どちらを選ぶべきか? 実務の現場で数多くの経営者と向き合ってきた私たちの視点で、それぞれのメリット・デメリットをわかりやすくご紹介いたします。
融資を使うメリットと注意点
◎メリット1:先出し資金が不要
融資は、お金を借りた後に設備の購入が可能です。そのため、自己資金を先に用意する必要がありません。これは、手元資金に余裕がない方にとって大きなメリットですね。
◎メリット2:スピーディな対応
審査が通れば、早ければ1か月以内で資金が入金されます。融資実行日が決まれば、その日にすぐ支払いができるというスピード感も魅力です。
△注意点1:返済が必要
当然ながら借りたお金は返さなくてはいけません。将来のキャッシュフローをしっかり見越して計画的に利用することが求められます。
△注意点2:金利の負担
金利は安いとはいえ、負担ゼロではありません。返済総額は当初の借入額以上になります。
△注意点3:設備の変更が原則不可
融資申請時に提出した見積書の設備と異なるものを購入することは基本的にNG。変更がある場合は再申請が必要になるケースもあるため、初めから慎重に計画することが重要です。
補助金を使うメリットと注意点
◎メリット1:返済不要
補助金の最大の魅力は、なんといっても返済が不要である点。正しく使えば、将来の負債リスクを抱えずに済みます。
◎メリット2:複数経費が対象になることも
補助金の種類によっては、設備導入だけでなく、内装工事や広告宣伝費、ホームページ作成など複数経費に活用できる場合があります。事業全体を後押ししてくれるのは非常に心強いですね。
◎メリット3:柔軟な計画変更が可能なケースも
やむを得ない理由がある場合、補助金事務局との相談を通じて、計画の一部変更が認められることもあります。
△注意点1:先払いが必要
補助金は、まず自分でお金を出して実行した後に、後日入金される仕組みです。そのため、ある程度の運転資金に余裕がある方でないと利用は難しいかもしれません。
△注意点2:審査・手続きに時間がかかる
採択されるまでに数ヶ月、入金までは1年近くかかることも珍しくありません。短期で設備導入をしたい方にとっては、このタイムラグが大きなネックになります。
△注意点3:事前交付決定前の支出は対象外
交付決定を受ける前に購入した設備などは、原則補助の対象になりません。購入タイミングには特に注意が必要です。
結論:どちらがベストかは“時期と状況次第”
結論から言いますと、「どちらが良いか」は一概には言えません。投資のタイミングや資金繰りの状況、設備の重要度によって最適解が異なります。
- 急ぎの設備導入 → 融資のスピード感が有効
- 返済リスクを避けたい → 補助金の活用が理想的
- 両方の利点を取りたい → 融資と補助金の併用も可能
特に、「補助金が出ないとこの設備が買えない」という場合は要注意。採択されないリスクも踏まえ、重要な設備は融資や自己資金での確保が堅実です。
お気軽にご相談ください!
補助金の種類や制度設計は年々変化しています。また、融資も事業の内容や過去の実績によって条件が変わることがあります。
「どの制度が今の自分に合っているのか分からない」「計画の立て方からサポートしてほしい」といったお悩みがありましたら、どうぞお気軽にご相談くださいね。
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