
加古川市の空き店舗等活用支援事業補助金とは?
加古川市でビジネスを始めたい方へ朗報!
加古川市で新たにビジネスを始めたいと考えている経営者の皆様、朗報です!「加古川市空き店舗等活用支援事業補助金」を利用することで、出店にかかる初期投資を大幅に抑えることができます。
この補助金は、中心市街地や東加古川エリアの空き店舗を活用し、小売業・飲食サービス業・生活関連サービス業などの開業を目指す事業者を後押しする制度です。商店街の空き店舗をうまく活用することで、街のにぎわいを取り戻しつつ、自社のビジネスチャンスも広げることができます。
「賃料がネックで好立地をあきらめていた」「改装費や広告宣伝費が重くて出店に踏み切れなかった」という方にこそ、ぜひ知っておいてほしい補助金制度です。
加古川市空き店舗等活用支援事業補助金の概要
加古川市の空き店舗等活用支援事業補助金は、中心市街地および東加古川エリアにある空き店舗を賃借し、新たに店舗を出店する事業者に対して、賃借料・改装費・広告宣伝費の一部を補助する制度です。
補助金の目的は大きく分けて次の2つです。
- ① 商店街や中心市街地のにぎわい回復:シャッターが閉まったままの空き店舗を減らし、新しい店舗やサービスを呼び込むことで、街全体の魅力を高めること。
- ② 新規出店の初期負担軽減:賃料・改装費・広告費などの初期コストを抑え、チャレンジしたい事業者を後押しすること。
つまり、「空き店舗」と「出店したい事業者」のマッチングを進めることで、地域活性化とビジネス成長の両方を実現しようとする制度と言えます。
対象エリアと出店イメージ
本補助金の対象となるのは、加古川市中心市街地および東加古川エリアに所在する空き店舗です。駅前や商業集積地など、人の流れが見込めるエリアも多く、認知度の高い立地での出店を狙うことができます。
例えば、次のような出店イメージが考えられます。
- 中心市街地の空き店舗を活用したカフェやベーカリー、スイーツ店
- 東加古川エリアでの美容室、エステサロン、ネイルサロンなどの生活関連サービス
- 雑貨店やセレクトショップ、地域産品のアンテナショップなど小売店
- テイクアウト専門店やランチ需要を取り込む飲食店 など
「人通りのあるエリアで出店したいが、賃料が高くて難しい」と感じていた方にとって、空き店舗等活用支援事業補助金は立地のハードルを下げる強力なサポートになります。
補助金の対象者と対象業種
この補助金の対象者は、中心市街地および東加古川エリア内の空き店舗を賃借し、小売業・飲食サービス業・生活関連サービス業などの本市が指定する業種を営む方です。
具体的には、次のような事業者が想定されています。
- これから新規に開業する個人事業主・法人
- 既に別の場所で事業を営んでいるが、新店舗として加古川市中心エリアに出店する事業者
- 業態転換や新ブランド立ち上げのために空き店舗を活用する事業者
対象業種の例:
- 飲食店(カフェ、レストラン、居酒屋、テイクアウト専門店 など)
- 小売店(衣料品店、雑貨店、食品販売店、ベーカリー など)
- 生活関連サービス業(美容室、理容室、エステ、クリーニング など)
なお、対象業種の詳細や対象外となる業種(風営法に関わる業種等)については、公募要領や市の公式情報での確認が必要ですが、「街のにぎわいづくりに寄与する店舗」であることが基本的な考え方になります。
補助対象経費の内容
空き店舗等活用支援事業補助金では、出店に伴うさまざまな費用のうち、賃借料・改装費・広告宣伝費が対象となります。それぞれの内容を詳しく見ていきましょう。
店舗賃借料
補助対象経費の代表的なものが、空き店舗の賃借料です。テナントとして空き店舗を借りる際に発生する月々の賃料の一部が補助対象となります。
対象となるのは、賃貸借契約書に基づいて支払う家賃であり、敷金・礼金・保証金などの一時金は対象外となる場合が多い点には注意が必要です。
好立地の店舗ほど賃料負担が重くなりがちですが、補助金を活用することで、スタート時の賃料負担を軽減しつつ、集客力の高いエリアで勝負できる可能性が広がります。
店舗改装費
次に、店舗改装費も補助対象経費となります。空き店舗はそのままでは使いづらいケースも多く、自店のコンセプトに合わせた内装や設備の整備が欠かせません。
補助対象となる代表的な改装費は以下の通りです。
- 内装工事費(床・壁・天井の張り替え、カウンター・テーブル・棚の造作 など)
- ファサード整備費(看板の設置・交換、入口のデザイン変更、外装塗装など)
- 照明設備の入れ替えやレイアウト変更に伴う工事費
店舗の第一印象を決めるファサードや内装にしっかり投資できることは、リピート客や口コミを増やすうえでも大きな強みになります。
広告宣伝費
新規オープン時の集客に欠かせないのが、広告宣伝費です。空き店舗等活用支援事業補助金では、次のような広告費の一部も補助対象となります。
- オープン告知用チラシ・ポスターのデザイン・印刷費
- 新聞折込チラシやポスティングの費用
- その他、店舗オープンを周知するための広告媒体費(条件による)
開業直後は「店の存在を知ってもらうこと」が最優先です。広告費にも補助が入ることで、十分な告知活動がしやすくなり、スタートダッシュを決めやすくなります。
補助金の申請要件
補助金を受けるには、いくつかの要件を満たす必要があります。主なポイントを整理しておきましょう。
開業時期に関する要件
対象となるのは、基本的に令和5年4月1日以降に開業した方です。
さらに、令和5年4月1日から令和6年3月31日までの間に開業した方については、店舗賃借料のみ申請可能となっています。開業したタイミングによって、申請できる経費の範囲が変わる可能性があるため、自分の開業日を必ず確認しましょう。
営業日数に関する要件(月16日以上の営業)
申請要件の一つとして、月に16日以上営業を行うことが求められます。
これは、実態のある店舗営業を行っていることを確認するための条件であり、「看板だけで実際にはほとんど営業していない」といった状態を防ぐ目的があります。定休日を設定する場合でも、営業日数が月16日以上になるようにスケジュールを組む必要があります。
継続営業の意思に関する要件(2年以上)
出店する店舗については、補助金申請時において、出店後2年以上継続して営業する意思が求められます。
短期間だけ営業してすぐ撤退してしまうと、地域の活性化という補助金本来の目的が果たせません。中長期的に地域に根ざして営業する意思があることを示すことが重要です。
その他の主な要件
上記以外にも、申請にあたっては次のような条件があります。
- 過去に本補助金の交付を受けていないこと
- 市税の滞納がないこと(法人・個人いずれの場合も)
- 空き店舗の所有者と適切な賃貸借契約を締結していること
詳細な要件や対象外となるケースについては、必ず最新の募集要項や担当窓口で確認するようにしましょう。
補助金の金額と補助率
加古川市の空き店舗等活用支援事業補助金では、経費の種類ごとに補助率と上限額が定められています。
- 店舗賃借料:2分の1(上限月額5万円)
- 店舗改装費:3分の2(上限25万円)
- 広告宣伝費:3分の2(上限10万円)
例えば、店舗賃借料が月10万円の場合、2分の1の5万円が上限まで補助対象となります。改装費・広告費も、上限の範囲内で3分の2が補助されるため、実質的な自己負担額を大きく抑えることができます。
数字だけ見ると小さく感じる方もいるかもしれませんが、賃料・改装・広告という「開業時に必ずかかる3大コスト」にまとめて補助が入る点が、この制度の大きな魅力です。
申請の流れと準備ステップ
補助金の活用をスムーズに進めるには、流れを把握し、前もって準備を進めておくことが大切です。
申請までの基本ステップ
- 募集要項・申請書類を入手し、制度内容を確認する
- 対象エリアの空き店舗情報を集め、出店候補物件を絞り込む
- 出店コンセプトやメニュー・商品構成、営業日数などの事業計画をまとめる
- 賃貸借契約の条件や改装計画、見積書などを準備する
- 申請書や必要書類を作成し、加古川市の担当窓口へ提出する
- 審査を経て、交付決定後に補助対象経費の支出・実績報告を行う
「出店物件が決まってから慌てて申請準備を始める」のではなく、候補物件を探し始めた段階から補助金の要件を意識して動くことで、余裕のあるスケジュールで準備が進めやすくなります。
空き店舗補助金を上手に活用するポイント
最後に、加古川市の空き店舗等活用支援事業補助金を賢く活用するためのポイントをまとめます。
- ビジネスコンセプトと立地の相性を重視する
補助金があるからといって、立地選びを妥協するのはおすすめできません。ターゲット客層・価格帯・営業時間などと、中心市街地や東加古川エリアの人の流れが合っているかをよく検討しましょう。 - 改装費・広告費の配分を考える
限られた予算の中で、「内装にどこまでかけるか」「オープン時の広告にどのくらい投じるか」を戦略的に決めることが大切です。補助率の高さを活かして、特に強みになる部分に集中投資するのも一つの方法です。 - 2年以上の継続を前提に、無理のない収支計画を立てる
補助金はあくまでスタートの後押しです。家賃や人件費、材料費などのランニングコストを見据えたうえで、長く続けられる計画を立てましょう。
まとめ
加古川市の空き店舗等活用支援事業補助金は、新たにビジネスを始める経営者にとって非常に心強い制度です。
中心市街地や東加古川エリアの空き店舗を活用することで、立地のメリットを最大限活かしつつ、賃借料・改装費・広告宣伝費の一部を補助金でカバーすることができます。
「いつか自分の店を持ちたい」「新しいブランドでチャレンジしたい」と考えていた方は、ぜひこの機会に加古川市での出店を検討してみてください。補助金制度を上手に活用し、あなたのビジネスを加古川市で成功へと導きましょう!
よくある質問(FAQ)
Q. どのような業種でも申請できますか?
A. 基本的には小売業・飲食サービス業・生活関連サービス業など、加古川市が指定する業種が対象です。風営法に関わる業種や、一部対象外となる業種もある可能性があるため、必ず募集要項や担当窓口で業種要件を確認してください。
Q. 既に加古川市内で営業している店舗の移転は対象になりますか?
A. 一般的には「空き店舗を新たに活用する出店」が想定されていますが、移転や増店が対象となるかどうかは個別の条件によります。現在の店舗状況や移転理由を整理したうえで、市の担当窓口に相談してみてください。
Q. 補助金はいつ、どのタイミングで受け取れますか?
A. 多くの場合、交付決定後に対象経費を支出し、その実績報告に基づいて精算される方式です。先に補助金が振り込まれるわけではないため、自己資金や融資などで一時的に立て替えできるよう、資金計画を立てておくことが重要です。
Q. 他の補助金や助成金と併用することはできますか?
A. 制度によっては併用不可の場合もあります。同じ経費について複数の補助金を受ける「二重取り」は基本的に認められていませんので、他制度の利用を検討している場合は、必ず併用の可否を確認しましょう。
Q. 申請の相談はどこにすればよいですか?
A. 加古川市の担当部署(商業・産業振興担当)や、商工会議所・商工会などが相談窓口となるケースが一般的です。物件探しの段階から相談しておくと、補助金の要件を踏まえた出店計画が立てやすくなります。
【無料相談のご案内】
起業の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひ一度、ご相談ください。お問い合わせお待ちしております!

この記事を書いた人
三浦高/Takashi Miura
元創業補助金(経済産業省系補助金)審査員・事務局員
中小企業診断士、起業コンサルタント®、
1級販売士、宅地建物取引 主任者、
補助金コンサルタント、融資・資金調達コンサルタント、
産業能率大学 兼任教員
2024年現在、各種補助金の累計支援件数は300件を超える。
融資申請のノウハウも蓄積し、さらに磨きを掛けるべく日々事業計画書に向き合っている。


























