
中小企業省力化投資補助金とは?飲食事業者が知っておくべき最新情報とメリット
どうもこんにちは。
今回は、2023年11月14日に経済産業省が公開した資料によって判明した、
最新の補助金「中小企業省力化投資補助金」について、飲食事業者様向けにじっくり解説していきたいと思います。
この補助金はまだ国会通過前ではありますが、すでに専門家の間では
「来年度のメイン補助金になる可能性が高い」
と話題になっています。
いまは認知度がかなり低いため、早く知った人ほど有利に動ける補助金であるといえるでしょう。
飲食業界では人手不足・コスト増加・DX対応など課題が山積みで、
とくに現場の人手不足対策は喫緊の問題になっています。
そんな中、ロボットやAI、IoTを使った「省力化」というテーマは避けて通れません。
今回ご紹介する補助金は、まさにその省力化を後押しする内容となっており、
飲食事業者様がこれから導入していくべき設備にピッタリ合致します。
ぜひ最後までご覧いただき、競合店に先んじて情報収集をしていきましょう。
飲食事業者が活用できる主な補助金
飲食店が補助金を検討するきっかけとして多いのが、
「設備を入れ替えたい」「人手不足で自動化したい」「収益構造を変えたい」
といった経営課題の解決です。
補助金を上手に使えば、かかる費用を大幅に抑えることができ、結果として投資回収のスピードも速まります。
ここでは飲食店が使いやすい補助金を4つピックアップしています。
それぞれ特徴が異なるため、目的に合わせて選ぶことが重要です。
- 持続化補助金(50〜250万円)
小規模店舗の強い味方。販促費や店舗改装、設備導入まで幅広くカバーでき、飲食店と相性が良い補助金です。
特に新規のお客様を呼び込みたい店舗に適しています。 - ものづくり補助金(750~1,250万円)
厨房設備の高度化、自動調理機器、最新オーブンの導入など“生産性向上”にピンポイントで使えます。
投資規模が大きくなる飲食店にとって強力な支援となります。 - 事業再構築補助金(最大7,000万円)
大幅な業態転換、テイクアウト特化型店舗への転換、新ブランド開発、新規事業立ち上げなど、
飲食店の大型チャレンジに向いています。
ハードルは高いですが、その分支援金額も大きいのが特徴です。 - 中小企業省力化投資補助金(1,500万円)
今回の主題となる補助金で、ロボット・AI・IoTの導入に特化しています。
カタログから選ぶだけの簡易形式となるため、飲食店にとって取り組みやすいのが最大の魅力です。
こうした補助金を活用することで、
「人件費が下げられた」「省力化でサービスの質が安定した」「回転率が上がった」
などの成果を挙げる店舗は非常に多いです。
どの補助金を使うべきか悩んだら、まずは「投資目的」を整理することをおすすめします。
中小企業省力化投資補助金とは
「中小企業省力化投資補助金」とは、中小企業の人手不足解消を目的に、
ロボット・IoT・AIなどの省力化設備を導入するための補助金です。
とくに飲食業にとって省力化は経営上の重要課題で、
人件費の高騰、スタッフの確保難、業務負担の偏りなど、
現場は多くの問題に直面しています。
そんな課題に対し、この補助金は非常にマッチしています。
例えば飲食店では、以下のような設備が対象となる可能性が高いと考えられています。
- 配膳ロボット(ホールの省力化)
- 注文タブレット・モバイルオーダー
- 自動レジ・セルフ決済システム
- 厨房IoT機器(温度管理や自動調理)
- 宅配ロボット
また、今回の補助金で特に注目すべき点は、
「製品カタログ方式」が採用される見込みであるということです。
つまり、複雑な計画書を書かなくても、カタログに掲載された機器を選べばそのまま申請できるという仕組みです。
これは飲食店にとっては非常に大きなメリットです。
なぜなら、通常の補助金申請では“事業計画書の出来”が採択可否に強く影響し、
文章力や専門家の協力がほぼ必須となるケースが多いからです。
しかし、この補助金では手続きが大幅に簡略化される見込みが高く、
「補助金の申請は初めて」という飲食店でも取り組みやすい仕組みとなっています。
飲食事業者から見た3つのメリット
1つ目のメリット:補助金を高確率で受け取りやすい
「中小企業省力化投資補助金」は補助率が一律50%とシンプルで、
多くの事業者が利用できるような構造になっています。
これは、国が“省力化の推進を強く後押ししたい”という意思の表れでもあります。
飲食業の現場では、スタッフ不足による営業制限、サービス品質のばらつき、
長時間労働などの問題が深刻化していますが、省力化設備の導入によってこれらが大幅に改善されます。
補助金を受けられれば半額で導入できるため、投資回収までの期間も短縮され、
導入ハードルが大きく下がることは間違いありません。
2つ目のメリット:認知度が低いため先行者メリットが得られる
この補助金は発表されたばかりで、一般の飲食店はほとんど存在を知りません。
つまり、
“知っているだけで大きな差”
がつく補助金です。
補助金は準備期間がもっとも重要で、早く情報収集を始めた店舗ほど、
・導入設備の比較ができる
・見積りが早く取れる
・申請書類に余裕が持てる
と、圧倒的に有利になります。
ライバル店舗が動き出す前に準備しておくことで、地域で最も効率化の進んだ店になるチャンスです。
3つ目のメリット:手続きが簡略化される見込みが高い
他の補助金では、計画書の作成、審査書類の準備、複雑な記載が求められ、
特に飲食店のように忙しい業種では負担が大きいという問題がありました。
一方、中小企業省力化投資補助金は
「カタログ方式で機器を選ぶだけ」
という簡便な形式になるため、審査にかかる手間も減り、
申請の負担が劇的に軽くなる見込みがあります。
初めて補助金を使う飲食店でも取り組みやすく、
何より“書類が苦手でも安心”という点が大きなメリットです。
よくある質問(FAQ)
Q1. 飲食店でも本当に利用できますか?
はい。飲食業の省力化ニーズは非常に高く、対象設備にも合致するため、利用できる可能性は十分に高いです。
Q2. 国会通過前に準備をしておいて意味はありますか?
あります。補助金は「早く動いた人ほど成功する」仕組みです。
いまのうちに設備検討や情報収集をしておくと、正式公募後すぐに申請できます。
Q3. 書類作成が苦手ですが大丈夫ですか?
本補助金はこれまで以上に手続きが簡略化される見込みです。
さらに専門家の支援を活用すれば、より安心して申請できます。
Q4. 他の補助金と併用はできますか?
同一経費での併用はできませんが、別の投資目的なら併用できる場合もあります。
制度詳細の公表後に確認が必要です。
Q5. どんな設備が対象になりますか?
AI・ロボット・IoT・自動化システムなど、省力化に資する機器が中心になります。
カタログ公開後に正式なリストが確認できます。
まとめ
「中小企業省力化投資補助金」は、飲食業の省人化・自動化に向けた“追い風”となる補助金です。
認知度が低いうちに動くことで、競合店より一歩先に生産性向上を実現できます。
国会通過前ではありますが、情報を早くキャッチして準備を始めることが補助金活用の最大のポイント。
店舗の省力化を進めたい飲食事業者様は、ぜひ前向きに検討してみてください。
導入したい設備の候補をまとめるだけでも、大きな一歩になります。
この機会に、未来に向けた店舗づくりをスタートしましょう。
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起業の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
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この記事を書いた人
三浦高/Takashi Miura
元創業補助金(経済産業省系補助金)審査員・事務局員
中小企業診断士、起業コンサルタント®、
1級販売士、宅地建物取引 主任者、
補助金コンサルタント、融資・資金調達コンサルタント、
産業能率大学 兼任教員
2024年現在、各種補助金の累計支援件数は300件を超える。
融資申請のノウハウも蓄積し、さらに磨きを掛けるべく日々事業計画書に向き合っている。


























