商業・サービス業活性化資金とは
商業・サービス業の活性化を目指す中小企業者にとって、出店や店舗の改装、集配センターの設置は重要なステップです。この制度は、そんな企業に必要な事業資金を提供するためのものです。
融資条件
この制度の融資対象は以下の通りです:
- (1)商店街において、出店(新規または空き店舗)、店舗の改装、集配センターの設置を行う中小商業・サービス業者
- (2)空き店舗への出店、店舗の改装、集配センターの設置を行う中小商業・サービス業者(商店街以外のエリアを対象)
- (3)商店街整備計画に基づきその環境整備を行う組合
資金使途は、(1)設備資金、運転資金、(2)、(3)設備資金です。
融資限度額と期間
設備資金の融資限度額は、(1)5,000万円、(2)3,000万円、(3)1億円です。運転資金は(1)1,000万円までです。
融資期間は、設備資金が(1)、(3)10年以内(1年以内)、(2)7年以内(1年以内)、運転資金が(1)5年以内(1年以内)です。
融資利率と保証料率
融資利率は、(1)年1.30%以内、(2)、(3)年1.45%以内です。保証料率は保証協会の定めによります(割引料率の適用有り)。
必要書類
- 融資協議書(金融機関向け)
- 利用申請書
- 実施計画書
融資の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お問い合わせお待ちしております!フリーダイヤル tel:0120-335-523
この記事を書いた人
小峰精公/Kiyotaka Komine
元朝日信用金庫 法人営業
資金繰り解決コンサルタント
V-Spirits総合研究所株式会社 常務取締役
大学卒業後、朝日信用金庫に入庫。朝日信用金庫での経験が原点となり、「銀行融資取引」や「資金繰り」の本質を企業へ伝えていくことがミッションだと確信する。
日本の99%は中小零細企業で成り立っている現状を痛感し、1社でも多くの企業の「資金繰り」の課題を解決していくことに専念する。
クライアント様がより良い商品やサービスを提供することができる環境づくりの一助となれるよう全身全霊を尽くす。
この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。