中小企業高度化資金貸付制度とは?
中小企業の皆様、事業の発展を目指す際に「中小企業高度化資金貸付制度」をご存知でしょうか?
この制度は、中小企業者が相互扶助の精神に基づいて事業協同組合などを設立し、事業の共同化や店舗の集団化など、中小企業構造の高度化を図るために行う事業に対して融資を行うものです。
融資の対象
この制度の融資対象は、中小企業者により組織された事業協同組合、商工組合、商店街振興組合などです。これらの組織が行う事業に対して、資金の貸付が行われます。
融資の条件
- 限度額: 貸付対象事業費の原則80%以内
- 期間: 20年(据置3年以内)以内
- 利率: 年0.8%(固定金利)、特別な法律の認定を受けた事業などについては無利子
※令和6年度現在
まとめ
中小企業の皆様が事業を拡大し、さらなる成長を遂げるための強力なサポートとなるこの制度。ぜひ活用してみてはいかがでしょうか?
融資の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お問い合わせお待ちしております!
フリーダイヤル tel:0120-335-523
この記事を書いた人
小峰精公/Kiyotaka Komine
元朝日信用金庫 法人営業
資金繰り解決コンサルタント
V-Spirits総合研究所株式会社 常務取締役
大学卒業後、朝日信用金庫に入庫。朝日信用金庫での経験が原点となり、「銀行融資取引」や「資金繰り」の本質を企業へ伝えていくことがミッションだと確信する。
日本の99%は中小零細企業で成り立っている現状を痛感し、1社でも多くの企業の「資金繰り」の課題を解決していくことに専念する。
クライアント様がより良い商品やサービスを提供することができる環境づくりの一助となれるよう全身全霊を尽くす。
この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。