SDGs活動企業支援融資制度のご紹介
江戸川区では、SDGsの理念を理解し、達成に向けた取り組みを推進する区内の中小企業、NPO等を支援する制度を設けています。この制度を利用することで、中小企業等のブランドイメージの向上やビジネスチャンスの拡大を図ることができます。興味のある方は、ぜひ続きをご覧ください。
融資条件
- 資金使途:運転資金・設備資金
- 融資限度額:2,500万円
- 償還期間:8年以内(据置1年以内)
- 年利率:2.0%以内
- 利子補給:1.5%以内
- 本人実質負担:0.5%
- 信用保証料:全額補助
申し込みまでの流れ
申し込みは、事前手続きである「SDGs活動企業の確認」とその後の融資申し込みの手続きの2段階になります。
SDGs活動企業の確認手続き
制度の利用を希望する事業者は、SDGs活動企業としての今後の取組みを検討し、「SDGs活動宣言書」にまとめます。事業者をよく知る認定支援機関に依頼し、事業者の現在の取組みを評価し、「SDGs活動企業に関する評価書」にまとめます。
提出後、1週間から10日程度で確認します。「確認書」の有効期間は交付後1年間です。
融資の申込手続き
事業者は申込書類と必要な資料を区の中小企業相談室に郵送します。審査の結果、申込内容があっせんに適している場合、希望金融機関あてに紹介書を発行します。融資実行後、金融機関から融資内容に関する報告書が提出され、信用保証料の補助、利子補給が実施されます。
申込み必要書類
- SDGs活動企業の確認手続き
- SDGs活動宣言書
- SDGs活動企業に関する評価書
まとめ
このSDGs活動企業支援融資制度を活用することで、あなたのビジネスが新たなステージへと進むチャンスが広がります。ぜひこの機会に、制度の利用を検討してみてはいかがでしょうか。
融資の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お問い合わせお待ちしております!フリーダイヤル tel:0120-335-523
この記事を書いた人
小峰精公/Kiyotaka Komine
元朝日信用金庫 法人営業
資金繰り解決コンサルタント
V-Spirits総合研究所株式会社 常務取締役
大学卒業後、朝日信用金庫に入庫。朝日信用金庫での経験が原点となり、「銀行融資取引」や「資金繰り」の本質を企業へ伝えていくことがミッションだと確信する。
日本の99%は中小零細企業で成り立っている現状を痛感し、1社でも多くの企業の「資金繰り」の課題を解決していくことに専念する。
クライアント様がより良い商品やサービスを提供することができる環境づくりの一助となれるよう全身全霊を尽くす。
この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。