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コラム

資格をとったほうが起業に有利っていう考え方、合ってる?

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資格をとったほうが起業に有利っていう考え方、合ってる?

「起業する前に、なにか資格を取っておいたほうがいいですか?」
この質問、実はとても多いんです。結論からズバリ申し上げると、「資格は起業の成功に必須ではありません」。でも、場合によっては大きな武器になることもあります。

今回は、「資格取得が起業にどう役立つか」について、メリット・デメリットを整理しながら、どんな方に向いているかを丁寧にお話ししていきますね。


1. 資格が起業に役立つ場面とは?

専門性の証明になる

起業初期は「あなたがどんな人か」「どんな力があるか」をお客様に伝えることが非常に重要です。ここで資格があると、「この人はちゃんとした知識を持っているな」と信頼されやすくなります。

とくにコンサル系や士業、講師業など「知識を売る」ビジネスでは、資格の有無が受注の差を生むこともあります。

信頼を得やすくなる

創業時は実績がないことがハンデになりがちです。でも、資格は一種の“客観的な実績”。お客様や取引先から「安心できる人」と思ってもらいやすくなります。

また、金融機関との融資交渉や補助金申請の場面でも、「専門知識がある人」という印象はプラスに働きやすいですよ。

独占業務を持てる場合も

税理士、司法書士、行政書士などの国家資格は、それを持っていないとできない仕事があります。こうした資格は、まさに“武器”になります。自分で開業するための大きな足がかりになるでしょう。


2. 気をつけたい点もある

資格をとっても、それだけではお客様は来ない

これはとても大事なことです。資格があっても、「どうやってお客様に知ってもらうか」「どんな商品サービスをつくるか」という“経営力”がなければ、ビジネスは動きません。

マーケティング、営業、経営判断…こういったスキルも磨かないと、「資格はあるけど仕事がない」という事態になりかねません。

資格取得には時間とお金がかかる

特に難関資格は、勉強期間が長く、仕事をしながらだとかなりの覚悟が必要になります。起業準備と並行するのは大変ですし、「資格取得がゴール」になってしまうと、肝心の起業が遠のいてしまいます。

「資格を取るか、起業を優先するか」――これは人によって正解が違いますので、しっかり計画的に考えましょう。


3. 資格を活かすための視点とは?

「起業スタイルに合っているか」を考える

たとえば物販ビジネスやネットショップ運営など、資格が不要な分野もたくさんあります。逆に、講師業やコンサル業、士業など、「資格があると差別化できる」仕事なら取得を目指す価値は大きいです。

自分のやりたいビジネスにとって、資格がどれだけ“実益”につながるかをよく考えてみましょう。

小さく始めてから考えるのもアリ

「資格がないと起業できない」と思い込んでいる方も多いのですが、実際は、無資格でもできるビジネスはたくさんあります。まずは副業やスモールビジネスで試してみて、それから必要性を感じたら資格取得にチャレンジする、という段階的な方法もおすすめですよ。


4. まとめ:「資格は手段の一つ。本質は“どう活かすか”」

資格を取るかどうかは、あくまで“あなたの起業スタイル次第”です。

【資格が向いている人】

  • 士業・専門職で開業したい

  • 信頼性を高めたい

  • 勉強を通じてスキルを体系化したい

【資格にこだわらなくてもいい人】

  • スピーディに事業を立ち上げたい

  • マーケティングや営業が得意

  • 経験や実績で勝負したい


最後に

資格はたしかに、起業における“安心材料”や“信頼の証”になります。でも、資格がなくても成功している起業家はたくさんいますし、逆に資格があってもうまくいかないケースもあります。

大切なのは、「資格があるかどうか」よりも、「あなたがどんな価値を届けられるか」。

今のあなたにとって、資格がその価値を高める“必要な道具”なのかどうか、じっくり考えてみてくださいね。必要であれば、一緒に選び方の相談にも乗りますので、お気軽にお声かけください!


【無料相談のご案内】

弊社では、中野裕哲を中心とした所属専門家チーム(起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、社会保険労務士、行政書士、司法書士、中小企業診断士、FP、元日本政策金融公庫支店長、元経済産業省系補助金審査員など)が一丸となって、幅広い起業支援・経営支援を行っております。
起業の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひ一度、ご相談ください。お問い合わせお待ちしております!
フリーダイヤル 0120-335-523
お問い合わせフォーム https://v-spirits.com/contacts

この記事を書いた人

中野裕哲/Nakano Hiroaki

起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、特定社会保険労務士、行政書士、サーティファイドファイナンシャルプランナー・CFP(R)、1 級FP技能士。大正大学招聘教授(起業論、ゼミ等)

V-Spiritsグループ創業者。税理士法人V-Spiritsグループ代表。東京池袋を本拠に全国の起業家・経営者さんを応援!「ベストセラー起業本」の著者。著書20冊、累計25万部超。経済産業省後援「DREAMGATE」で12年連続相談件数日本一。

【まるごと起業支援(R)・経営支援】
起業コンサル(事業計画+融資+補助金+会社設立支援)+起業後の総合サポート(経理 税務 事業計画書 融資 補助金 助成金 人事 給与計算 社会保険 法務 許認可 公庫連携 認定支援機関)など
【略歴】
経営者である父の元に生まれ、幼き頃より経営者になることを目標として過ごす。バブル崩壊の影響を受け経営が悪化。一家離散に近い貧困状況を経験し、「経営者の支援」をライフワークとしたいと決意。それに役立ちそうな各種資格を学生時代を中心に取得。同じく経営者であるメンターの伯父より、単に書類や手続を追求する専門家としてではなく、視野を広げ「ビジネス」の現場での経験を元に経営者の「経営そのもの」を支援できるような専門家を目指すようアドバイスを受け、社会人生活をスタート。大手、中小、ベンチャー企業、会計事務所等で営業、経理、財務、人事、総務、管理職、経営陣等、ビジネスの「現場」での充実した修行の日々を送ったあと、2007年に独立。ほかにはない支援スタイルが起業家・経営者に受け入れられ、経済産業省「DREAM GATE」にて、面談相談12年連続日本一。補助金・助成金支援実績600件超。ベストセラー含む起業・経営本20冊を出版。累計25万部超。無料相談件数は全国から累計3000件を超す。

この記事を監修した人

多胡藤夫/Fujio Tago

元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。

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