税理士/社労士/行政書士/司法書士/中小企業診断士/FP/元補助金審査員/元日本政策金融公庫支店長/各種コンサルタントなどが常駐する他に類を見ないワンストップサービス
オフィスは池袋駅から徒歩3分の日本政策金融公庫池袋支店と同じビルです。起業・経営の無料相談実施中

コラム

省力化投資補助金 飲食店の活用事例:配膍ロボット・食洗機・券売機

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

飲食店の人手不足対策と省力化投資補助金

飲食店の現場では、「採用しても人が集まらない」「ピーク時の配膳・会計が回らない」「洗い場の負担が大きい」といった人手不足の悩みが深刻になっています。こうした課題に対し、配膳ロボットや業務用食洗機、券売機・セルフオーダーといった省力化設備の導入を後押しするのが、中小企業省力化投資補助金です。

この記事では、省力化投資補助金が飲食店でどのように活用できるのか、配膳ロボット・食洗機・券売機などの典型的な活用事例、カタログ注文型と一般型の違い、補助上限や申請時の注意点を、補助金支援の現場目線で整理して解説します。なお、本記事は2025〜2026年の制度内容をもとにしています。公募要領は改定されることがあるため、申請を検討する際は必ず最新の公式情報を確認してください。

省力化投資補助金には2つの型がある

中小企業省力化投資補助金には、大きく「カタログ注文型」と「一般型」の2つがあります。飲食店がどちらを使うべきかは、導入したい設備の性質によって変わります。

カタログ注文型(即効性重視)

あらかじめ公的に登録された省力化製品(汎用のロボット・IoT機器・自動化装置など)のカタログから選んで導入するタイプです。補助上限は大幅賃上げ計画を盛り込む場合で1,500万円。中小企業等が販売事業者と共同で申請するのが原則で、導入による労働生産性(付加価値÷従業員数)を年平均3.0%以上向上させる計画が求められます。配膳ロボットや券売機など、カタログに登録された既製品を「すぐに・確実に」導入したい飲食店に向いています。

一般型(オーダーメイド寄り)

カタログにない設備や、店舗の事業内容・レイアウトに合わせた省力化投資を支援するタイプです。補助上限は1億円と大きく、3〜5年の事業計画で労働生産性を年平均4.0%以上伸ばす計画が必要です。設備投資は単価50万円(税抜)以上の機械装置等を最低1つ入れることが必須。厨房全体の動線を作り替える、複数の設備とシステムを組み合わせて自動化するなど、大規模・独自性の高い省力化に向いています。

飲食店での典型的な活用事例

1. 配膳ロボットによるホール業務の省力化

配膳ロボットを導入し、料理や下げ膳の運搬をロボットに任せることで、ホールスタッフが接客や会計に集中できるようにする活用です。ピーク時の人員不足を補い、少人数でも店舗を回せる体制をつくることで、労働生産性の向上につなげます。カタログ登録製品であればカタログ注文型での導入が現実的です。

2. 業務用食洗機による洗い場負担の軽減

大型の業務用食洗機を導入し、手洗い・すすぎ・乾燥の工程を自動化することで、洗い場にかかる人手と時間を大幅に削減する活用です。閉店後の片付け時間の短縮は、スタッフの残業削減や定着率の改善にもつながります。

3. 券売機・セルフオーダー・モバイルオーダー

券売機やテーブルのセルフオーダー端末、モバイルオーダーを導入し、注文受けと会計の工程を省力化する活用です。注文ミスの削減や回転率の向上にも寄与し、限られた人員で売上を維持・拡大する仕組みづくりに役立ちます。

💬 無料相談のご案内

弊社では、元補助金審査員の三浦を中心とした専門家チームが補助金支援を行っております。「このケースは補助金の対象になるのか?」といった疑問にも、無料でお答えしております。お気軽にご相談ください。

飲食店が申請するときの要件・注意点

労働生産性の向上計画が必須

省力化投資補助金は「設備を入れて人手を減らす」だけでは足りず、その投資によって労働生産性(付加価値÷従業員数)を高める計画が求められます。カタログ注文型は年平均3.0%以上、一般型は年平均4.0%以上が目安です。計画未達の場合、減額や返還の規定があるため、無理のない計画設計が重要です。

賃上げ計画で上限が変わる

賃上げ目標を盛り込むことで補助上限額の枠が拡大しますが、未達の場合は減額・返還の対象になり得ます。賃上げの財源を、省力化による生産性向上とセットで示せるかがポイントです。

カタログ型は販売事業者との共同申請

カタログ注文型では、中小企業等が販売事業者と共同で申請するのが原則です。導入したい製品がカタログに登録されているか、対応する販売事業者がいるかを早めに確認しましょう。

交付決定前の発注・購入はNG/効果報告義務

交付決定より前に発注・契約・購入した経費は対象外です。「先に配膳ロボットを買ってしまった」場合は救済されません。また、導入後は複数年度にわたる効果報告や取得資産の管理が求められ、これを守らないと返納リスクが生じます。

補助上限・補助率の目安

  • カタログ注文型:補助上限は大幅賃上げ計画を盛り込む場合で1,500万円。登録済みの省力化製品本体費と、その導入に伴う付帯費用が対象
  • 一般型:補助上限は1億円。機械装置・システム構築費が中心で、単価50万円(税抜)以上の機械装置等の取得が必須

飲食店の場合、配膳ロボットや券売機など既製品の即効導入ならカタログ注文型、厨房全体の省力化など独自性の高い投資なら一般型、という使い分けが基本になります。どちらが自店に合うかは、投資の規模と内容で判断します。

よくある質問(FAQ)

Q. 配膳ロボットは省力化投資補助金で導入できますか?

カタログに登録されている配膳ロボットであれば、カタログ注文型での導入が現実的です。登録製品かどうか、対応する販売事業者がいるかを確認したうえで、労働生産性向上の計画とセットで申請します。

Q. 業務用食洗機や券売機も対象になりますか?

省力化効果があり、要件を満たす製品であれば対象になり得ます。カタログ登録製品であればカタログ注文型、独自仕様や大規模な構成変更を伴うなら一般型での検討になります。実際の対象可否は公募要領・事務局の確認によって判断されます。

Q. カタログ注文型と一般型は併用できますか?

同じ経費を重複して受け取ることはできませんが、投資内容によって適した型は変わります。どの設備をどちらの型で申請するのが有利かは、投資全体を分解して検討する余地があります。判断に迷う場合は、複数の補助金の支援実績を持つ専門家に相談すると整理しやすくなります。

まとめ

省力化投資補助金は、飲食店の人手不足対策として、配膳ロボット・業務用食洗機・券売機・セルフオーダーなどの導入を後押しする制度です。既製品の即効導入ならカタログ注文型(上限1,500万円)、独自性の高い大規模な省力化なら一般型(上限1億円)という使い分けが基本です。

ポイントは、「設備を入れて人を減らす」だけでなく、労働生産性の向上と賃上げにつながる計画として描くこと。交付決定前の発注は対象外になり、導入後の効果報告義務もあるため、申請の段取りと計画設計が成否を分けます。自店にどの設備・どの型が合うのか、どう計画を組めば採択されやすいのかに迷ったら、補助金支援の実績がある専門家に早めに相談することをおすすめします。

【無料相談のご案内】

弊社では、元補助金審査員の三浦を中心とした各種専門家チームが補助金支援を行っております。このケースは補助金の対象になるのか?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お問い合わせお待ちしております!

フリーダイヤル 0120-335-523
お問い合わせフォーム https://v-spirits.com/contacts

三浦高

この記事を書いた人

三浦高/Takashi Miura

元創業補助金(経済産業省系補助金)審査員・事務局員
中小企業診断士、起業コンサルタント®、
1級販売士、宅地建物取引主任者、
融資・資金調達コンサルタント
行政書士法人V-Spirits 補助者

産業能率大学 兼任教員
2024年現在、各種補助金の累計支援件数は300件を超える。

融資申請のノウハウも蓄積し、さらに磨きを掛けるべく日々事業計画書に向き合っている。

中野裕哲紹介画像

この記事を監修した人


中野裕哲

中野裕哲/Nakano Hiroaki

税理士法人V-Spiritsグループ代表/税理士/行政書士/特定社会保険労務士/採用定着士/ファイナンシャルプランナー/起業コンサルタント/経営コンサルタント/大正大学招聘教授

税理士法人V-Spiritsグループ代表の中野裕哲は、中小企業経営者のために、税務・会計だけでなく、採用、人事、資金繰り、融資、補助金、助成金、営業、Webマーケティング、売上導線設計まで横断的に支援する実戦型経営税理士です。

経営の悩みは、突き詰めると「人・金・売上」に集約されます。中野裕哲は、大企業人事部、人材紹介会社の採用エージェント、中小企業の財務責任者、大手不動産会社での営業、出版・Web制作による集客導線構築など、幅広い実務経験をもとに、経営者の意思決定を支援します。

【対応領域】
税理士顧問、社労士顧問、補助金支援、助成金支援、資金調達支援、採用力診断、売上導線診断、経営参謀顧問。税務・会計・決算・節税に加えて、経営分析、労務管理、社会保険、助成金、採用体制づくり、融資、補助金、事業計画、営業戦略、Webマーケティング、出版、メディア活用まで一体的に相談できます。

中野裕哲は、家業の倒産危機からの壮絶な貧乏体験を原点に、お金で苦しむ経営者をひとりにしないことを掲げています。資金繰り、採用、売上づくりの壁に対して、経営者目線で伴走します。

【主な実績】

  • 起業支援・経営支援の豊富な実績
  • 起業相談件数3,000件以上
  • 資金調達支援1000件以上
  • 大企業Webサイト多数監修
  • 商業出版著書監修約32冊(累計30万部超)

V-Spiritsグループでは、融資・補助金・金融機関対応に詳しい社内役員チームも伴走します。元経済産業省系補助金審査員・事務局員、元日本政策金融公庫支店長、元信用金庫融資担当営業などの専門家が、補助金申請、事業計画、資金繰り、金融機関対応を実務面から支援します。

税理士顧問、社労士顧問、融資、補助金、助成金、採用、営業、マーケティングまで、経営者が本当に悩む領域をワンストップで相談できます。V-Spiritsグループは、起業支援・会社設立・創業融資・補助金助成金・税務会計・人事労務・許認可・経営顧問をワンストップで支援する、起業家・中小企業向けの専門家グループです。

関連記事

無料相談
お客様の声

新着コラム

  1. ...
  2. ...
  3. ...
  4. ...
  5. ...
ダウンロードはこちら
全国対応の補助金申請を専門家がサポート|中野裕哲の無料相談V-Spirits
All Aboutガイドの原点
多胡藤夫ブログ
中野裕哲ブログ
渋田貴正ブログ
三浦高ブログ
小峰精公ブログ
坂井優介ブログ
嶋田大吉ブログ
行政書士法人V-Spirits
充実の福利厚生制度
採用情報
業務提携先募集情報
V-Spirits Group SDGsの取り組み
弊社グループ専門家への取材対応について
爆アゲ税理士の起業経営チャンネル
脳卒中フェスティバル

他社広告欄

クラウドPBX