税理士/社労士/行政書士/司法書士/中小企業診断士/FP/元補助金審査員/元日本政策金融公庫支店長/各種コンサルタントなどが常駐する他に類を見ないワンストップサービス
オフィスは池袋駅から徒歩3分の日本政策金融公庫池袋支店と同じビルです。起業・経営の無料相談実施中

コラム

貯金500万円の資金計画、月次表で何か月もつかを家族と確認する方法

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

貯金500万円を12か月の表に落とし込み、何か月もつかを家族と確認する方法

起業を考えるとき、「貯金500万円で何か月もつのか」という問いは、頭の中だけで考えていてもなかなか答えが出ません。感覚で何か月分と見積もるのではなく、1年分の表に落とし込んで初めて、残高がどの月に減っていくのかが見えてきます。この記事では、売上・経費・生活費・返済(借入がある場合)の4項目を12か月並べた表の作り方と、その表を家族と一緒に確認する手順を紹介します。

貯金500万円、何か月もつかは「表にしないと」わからない

「貯金500万円あれば何か月もつか」という問いに対して、多くの人はまず生活費を貯金で割って考えようとします。ただ、起業後の数か月は売上が立つ月と立たない月が入れ替わり、経費の出方も一定ではないため、単純な割り算では実際の動きとずれてきます。何か月もつかを確かめるには、感覚ではなく、月ごとの出入りを並べた表で見ていく必要があります。

なぜ事業の売上・経費だけでは不十分なのか

事業の月次収支計画書は、売上と経費を中心に組まれていることが多く、それ自体は事業の採算を見るための軸になります。ただ、「貯金が何か月もつか」を知りたい場合、事業の収支だけでは答えになりません。そこに生活費と、借入がある場合の返済額を加えて初めて、手元の貯金が実際にどう減っていくかが見えてきます。

モデルケース:貯金500万円・家族あり・40代会社員の場合

以下は、考え方を示すための仮定のモデルケースです。実在する個人の事例ではなく、表の作り方を説明するための例として読んでください。40代の会社員で、貯金500万円、配偶者と子どもがいる状態から起業を検討している、という設定で進めます。

このケースで表に入れる4つの項目(売上・経費・生活費・返済)

このモデルケースの表には、事業の売上、事業にかかる経費、家庭の生活費、そして借入がある場合の返済額という4つの項目を並べます。返済額については、特定の金融機関や融資制度の話ではなく、「借入がある場合はこの項目に当てはまる月々の額を入れる」という扱い方だけを決めておけば十分です。何がいくらという前提は家庭ごとに異なるため、自分の状況に当てはめて埋めていく欄として考えてください。

💬 無料相談のご案内

中野裕哲
V-Spiritsグループ代表 中野裕哲

弊社は、V-Spiritsグループ代表の中野裕哲を中心に、中小企業診断士・元補助金審査員の三浦をはじめとした専門家チームが、業種を問わない起業・新規事業のご相談に対応しております。「何から始めればいいかわからない」という段階でも、お気軽にご相談ください。

1年分の月次表を作る手順

表の作り方は、まず横軸に1月目から12月目までの列を用意し、縦軸に売上・経費・生活費・返済の4項目を並べるところから始まります。各月について、その時点で見込んでいる額を1つずつ埋めていきます。起業直後は売上が読みにくい時期が続くこともあるため、月によって幅のある数字になってもかまいません。まずは今の時点で考えられる額を素直に入れておき、後から見直していく前提で進めます。

表を横に広げる段階では、売上と経費を事業用の欄、生活費と返済を家庭用の欄として、ひとまず左右に分けて書いておくと見やすくなります。事業と家庭の数字を同じ表の中に並べつつも、どちらの欄から出た数字かがひと目で分かるようにしておくと、後で残高が減った理由を振り返るときに、事業側と家庭側のどちらに原因があったのかを探しやすくなります。

月ごとの貯金残高を追っていく

4項目を埋めたら、各月の収支(売上から経費・生活費・返済を引いた額)を出し、前月末の貯金残高に足し引きしていきます。1月目の残高から順に、2月目、3月目と12か月分を追っていくと、どこかの時点で残高が大きく減っている月や、逆に持ち直している月が見えてきます。この作業自体は表に数字を入れていくだけの単純な作業ですが、1年分を通して見ることで、月ごとの動きの違いが初めて具体的になります。

三浦高

💬 執筆者の三浦から一言

貯金の残高は、1年分を並べてみると、思っていたより早く減る月と、意外と持ち直す月が交互に出てくることがあります。1つの数字だけで捉えようとせず、月ごとの動きを順番に見ていく方が、次に何を調整すればいいかが見えやすくなるように感じています。表を埋める作業そのものは地味ですが、積み重ねた分だけ見える景色が変わってきます。

貯金が減っていく月を見つける

12か月分の残高が出たら、その中で残高が特に薄くなっている月を見つけます。毎月同じペースで減っていくわけではなく、ある月にまとまった経費が出たり、売上が落ち込んだりすることで、特定の月に残高が大きく下がる場合があります。その月を事前に把握しておけば、その時期までにどこを調整できるかを考える時間が生まれます。

「何か月もつか」は1つの数字ではなく、月ごとの残高で見る

「貯金500万円で何か月もつか」という問いに、1つの数字で答えようとすると、月ごとの動きの違いが隠れてしまいます。ある月は残高が薄くなっても、翌月に売上が戻って持ち直すこともあれば、逆に複数月にわたって減り続けることもあります。12か月分の表を見て、どの月が特に注意が必要かを具体的に把握しておく方が、実際の判断に役立ちます。

表ができたら、家族と一緒に確認する

表が一通り埋まったら、1人で見て終わらせるのではなく、家族と一緒に画面や紙を見ながら確認する時間を作ります。数字そのものよりも、どの月に残高が薄くなるのか、その時期に何が起きているのかを、家族にも同じ表を見ながら共有しておくことが目的です。

家族に見てもらいたい3つのポイント

家族に見てもらいたいポイントは、まず残高が薄くなる月がどこにあるか、次にその月の生活費の前提が今の暮らし方と合っているか、そして表の中の数字がどのタイミングで見直されるのかの3点です。これらを一緒に確認しておくと、後から「こんなはずではなかった」という認識の差を減らしやすくなります。

三浦高

💬 執筆者の三浦から一言

表を見せた家族が最初に気にする点は、本人が気にしていた点とずれていることがあります。どの月を見て不安に感じるかは話してみるまで分からない部分なので、数字が出来上がった後の時間を少し多めに取っておくと、話がかみ合いやすくなります。数字の説明より先に、気になる月を聞く順番にすると話が進みやすいようです。

表を見直すタイミングを決めておく

1年分の表は、一度作ったら完成というものではなく、実際の月の結果と見比べながら時々更新していくものです。毎月でなくても、数か月に一度は最新の数字に置き換えて、残高が薄くなる月がずれていないかを確認しておくと、表が実情に近い状態で使い続けられます。

見直すタイミングをあらかじめ決めておかないと、表を作った後そのまま放置してしまいがちです。「3か月ごとに数字を入れ直す」など、自分たちで決めた周期を家族とも共有しておくと、見直しの機会を先延ばしにしにくくなります。想定より売上が早く立った月、経費が予想より多くかかった月があれば、その時点で表の先の月の数字も合わせて調整しておきます。

専門的な判断が必要になった場合

月次表の数字がある程度見えてきた後、契約や税務に関わる具体的な判断が必要になる段階は、この記事の範囲を超えます。その段になったら、税理士や中小企業診断士など、該当する分野の専門家に相談する方が確実です。

【無料相談のご案内】

弊社は、V-Spiritsグループ代表の中野裕哲を中心に、中小企業診断士・元補助金審査員の三浦をはじめとした専門家チームが、業種を問わない幅広い起業・新規事業のご相談に対応しております。何から始めればいいかわからないという段階でも、適切なアドバイスを無料にて行っております。無料相談も行っているので、ぜひ一度ご相談ください。お問い合わせお待ちしております!

フリーダイヤル 0120-335-523
お問い合わせフォーム https://v-spirits.com/contacts

三浦高

この記事を書いた人

三浦高/Takashi Miura

元創業補助金(経済産業省系補助金)審査員・事務局員
中小企業診断士、起業コンサルタント®、
1級販売士、宅地建物取引主任者、
融資・資金調達コンサルタント
行政書士法人V-Spirits 補助者

産業能率大学 兼任教員
2024年現在、各種補助金の累計支援件数は300件を超える。

融資申請のノウハウも蓄積し、さらに磨きを掛けるべく日々事業計画書に向き合っている。

中野裕哲紹介画像

中野裕哲

この記事を監修した人

中野裕哲/Nakano Hiroaki

税理士法人V-Spiritsグループ代表/税理士/行政書士/特定社会保険労務士/採用定着士/ファイナンシャルプランナー/起業コンサルタント/経営コンサルタント/大正大学招聘教授

税理士法人V-Spiritsグループ代表の中野裕哲は、中小企業経営者のために、税務・会計だけでなく、採用、人事、資金繰り、融資、補助金、助成金、営業、Webマーケティング、売上導線設計まで横断的に支援する実戦型経営税理士です。

経営の悩みは、突き詰めると「人・金・売上」に集約されます。中野裕哲は、大企業人事部、人材紹介会社の採用エージェント、中小企業の財務責任者、大手不動産会社での営業、出版・Web制作による集客導線構築など、幅広い実務経験をもとに、経営者の意思決定を支援します。

【対応領域】

税理士顧問、社労士顧問、補助金支援、助成金支援、資金調達支援、採用力診断、売上導線診断、経営参謀顧問。税務・会計・決算・節税に加えて、経営分析、労務管理、社会保険、助成金、採用体制づくり、融資、補助金、事業計画、営業戦略、Webマーケティング、出版、メディア活用まで一体的に相談できます。

中野裕哲は、家業の倒産危機からの壮絶な貧乏体験を原点に、お金で苦しむ経営者をひとりにしないことを掲げています。資金繰り、採用、売上づくりの壁に対して、経営者目線で伴走します。

【主な実績】

  • 起業支援・経営支援の豊富な実績
  • 起業相談件数3,000件以上
  • 資金調達支援1,000件以上
  • 大企業Webサイト多数監修
  • 商業出版著書監修約32冊(累計30万部超)

V-Spiritsグループでは、融資・補助金・金融機関対応に詳しい社内役員チームも伴走します。元経済産業省系補助金審査員・事務局員、元日本政策金融公庫支店長、元信用金庫融資担当営業などの専門家が、補助金申請、事業計画、資金繰り、金融機関対応を実務面から支援します。

税理士顧問、社労士顧問、融資、補助金、助成金、採用、営業、マーケティングまで、経営者が本当に悩む領域をワンストップで相談できます。V-Spiritsグループは、起業支援・会社設立・創業融資・補助金助成金・税務会計・人事労務・許認可・経営顧問をワンストップで支援する、起業家・中小企業向けの専門家グループです。

まとめ:貯金が何か月もつかは、家族と一緒に表で確認する

貯金500万円が何か月もつかは、1つの数字で判断するものではなく、売上・経費・生活費・返済を12か月並べた表を作ることで初めて具体的に見えてきます。表の中で残高が薄くなる月を見つけ、その表を家族と一緒に確認しておくことが、貯金がどれだけもつかを把握するうえでの軸になります。

関連記事

無料相談
お客様の声

新着コラム

  1. ...
  2. ...
  3. ...
  4. ...
  5. ...
ダウンロードはこちら
全国対応の補助金申請を専門家がサポート|中野裕哲の無料相談V-Spirits
All Aboutガイドの原点
多胡藤夫ブログ
中野裕哲ブログ
渋田貴正ブログ
三浦高ブログ
小峰精公ブログ
坂井優介ブログ
嶋田大吉ブログ
行政書士法人V-Spirits
充実の福利厚生制度
採用情報
業務提携先募集情報
V-Spirits Group SDGsの取り組み
弊社グループ専門家への取材対応について
爆アゲ税理士の起業経営チャンネル
脳卒中フェスティバル

他社広告欄

クラウドPBX