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コラム

資金繰りができない経営者は危険?事例から学ぶ経営の基本

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経営者の仕事は資金繰り?

目次

はじめに:11月17日は将棋の日

おはようございます。11月17日は「将棋の日」です。日本将棋連盟が1975(昭和50)年に制定しました。

江戸時代、将棋好きの8代将軍・徳川吉宗がこの日を「お城将棋の日」と定め、年に1回、御前対局を制度化したことに由来します。

経営者が資金繰りを担うべき理由

今回のテーマは、【経営者の仕事は資金繰り?】です。

前回解説した7つの原因でもあるように、資金繰り状況は常に変化しています。従業員は売上を上げるために日々奔走していますので、資金繰りについては専任者を置くか、経営者自身が責任をもって行う必要があります。

資金繰りとは、文字通り資金をやり繰りすることです。会社の目的は利益を上げることですが、実は経営者にはもう一つ大切な仕事があります。それが資金繰りです。

お金に関することだからこそ、従業員に任せるのではなく、経営者、もしくは経営に関わる一部の人が責任を持って管理することが重要です。

売上や利益を上げることは全社員で取り組むことができますが、資金繰りは経営者の仕事です。つまり、資金繰りができない経営者は、経営者として失格とも言えます。

どれほど利益が出ていても、資金繰りができなければ倒産します。逆に、利益が出ていなくても、資金繰りさえできていれば倒産しません。つまり、会社の継続は資金繰りにかかっているのです。

実際にあった失敗事例

ある企業では、経営者が資金繰りにまったく関与せず、従業員任せで経営を続けていました。毎期右肩上がりで推移していたため、表面的な問題はありませんでした。

しかし、業績が下降し始めた段階でも、資金繰りの状況に気づかず、赤字に転落。現預金残高も月商1ヶ月分まで減少していました。

経営者は急いで銀行に融資を依頼しましたが、業績悪化の理由を説明できず、資金繰りも把握していない状態では、簡単に融資を受けることはできません。

結果的に、抜本的な見直しを行い、事業規模の縮小を余儀なくされました。最大の原因は、経営者が資金繰りを把握しておらず、会社の経営状況を正しく認識していなかったことです。

まとめ:安定経営のために

売上や利益は数値として把握しやすい一方で、資金繰りは複雑で見落とされがちです。しかし、資金繰りを正確に把握し、日常的に管理しておくことで、経営の安定につながります。

資金繰りを可視化し、継続的にチェックすることは、企業経営の基盤を支える重要な要素です。

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