
今日から3日間に分けて、私が日本政策金融公庫の担当者とやり取りをしていく中で創業融資を受ける為に必要なポイントをランキング形式で紹介していこうと思います。
基本的に、紹介する3つがクリアしていると創業融資を受けやすく、融資金額も多く引っ張れるようになると思います。(あくまで私個人の主観です。)
第三位!!
「自己資金」です。
創業にあたって自己資金をどの程度用意しているのか?
非常に重要です。
法人では資本金にあたります。
昨今では、必要経費があまりかからない業種もたくさんあります。株式会社は1円から作れますので、1円、10円、1万円でも問題はありませんが、融資を受けるといった観点から見るとあまりよく思われないのが事実です。
融資を受ける計画がある場合は、最低でも100万円は出資金として設立したいものですね。
見方はたくさんあり抽象的な理由も多いですが、あえてこの2点をお伝えしようと思います。
・自己資金の額は事業に対する覚悟の表れとみられる場合があります。
・自己資金が極端に少ない場合、会社の資産が少なく事業開始直後に債務超過になりやすい為。
上記の場合、金融機関からの信用を得るには何年か実績を残してからではないと融資の相談にさえ乗ってくれないケースもあります。
融資を受ける予定がなければ構いませんが、融資を受けて事業を始めたいと考えている方は、1度自身の計画を振り返ってみてはいかがでしょうか?
弊社では、起業家・経営者をご支援できるよう多くの金融機関と連携しております。
銀行選びはどうすれば良いか、融資についての相談をしたい、資金繰りで悩んでいるなど、各種専門家が課題解決を行っております。また、V-Spiritsグループでは、税理士・社労士・司法書士と勢揃いしておりますので、貴社の事業をワンストップで支援ができます!
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この記事を書いた人
三浦高/Takashi Miura
元創業補助金(経済産業省系補助金)審査員・事務局員
中小企業診断士、起業コンサルタント®、
1級販売士、宅地建物取引主任者、
補助金コンサルタント、融資・資金調達コンサルタント、
産業能率大学 兼任教員
2024年現在、各種補助金の累計支援件数は300件を超える。
融資申請のノウハウも蓄積し、さらに磨きを掛けるべく日々事業計画書に向き合っている。
この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。