今回は、【創業時、困ってから借りればいいと思っているは危険？】について解説していきたいと思います。

相談頂く内容で３本の指に入るくらい多いです。本来的には、「資金に困っているから借入を行いたい」であるでしょう。しかし、いざ資金に困ってから銀行に相談へ行くと渋い表情を浮かべながら、「難しいと思いますよ」と一言。なぜ、そうなってしまうかといいますと、自転車操業に陥った状態でお金を借りたいと思っても返済懸念があるため借りられる可能性は大幅に下がります。

創業時は特に何があるかわかりません。事業がスタートしてから、売上が上がらない、想像以上に支出が多く資金が足りない・・・
といった烙印が押されてしまうと融資を受ける事は非常に難しくなります。

お金を貸す側の立場になるとわかると思うのですが、お金がない会社（回収見込みの可能性が低い）に多額の融資をしたいと思うでしょうか？
誰もが答えは「No」だと思います。つまり、困ってから融資を受けたいと思っても、時すでに遅しなのです。

結論は、創業時において困っていない時にこそ、必要が無くても融資を受けておくことが資金不足を解消する唯一の方法だと考えます。
早め早めのアクションこそが走り出しの経営を安定させることに繋がります。

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