山形市中小企業融資制度のご案内
新型コロナウイルスの影響を受けている中小企業の皆様に、心強い支援をお届けします。山形市では、さまざまな融資制度を通じて、事業の運営や成長をサポートしています。ここでは、特に注目すべき融資対象とその条件について詳しくご紹介します。
産業振興資金
融資対象者:中小企業信用保険法(昭和25年法律第264号)第2条第1項に規定する中小企業者で、市内において事業を営んでいる方。
融資条件:
- 資金使途:運転資金並びに設備資金
- 融資期間:【運転資金】7年以内(据置2年以内) 【設備資金】15年以内(据置2年以内)
- 融資限度額:【運転資金】100万円~3000万円 【設備資金】100万円~8000万円
- 貸付金利:【運転資金】1.6%(固定) 【設備資金】1.4%(固定)
- 返済方法:元金均等償還
- 信用保証:山形県信用保証協会の保証が必須(保証協会の対象業種でも不動産業の方は本資金の対象外となります)
- 保証料補給:市が6割補給
経営支援資金
融資対象者:中小企業信用保険法(昭和25年法律第264号)第2条第1項に規定する中小企業者で、市内で事業を営んでおり、次のいずれかの条件を満たしている方。
- 最近3か月間(合計)の売上高又は売上総利益が前年同期と比較して5パーセント以上減少している方
- 最近3か月間(合計)の売上高に対する売上原価又は販売費及び一般管理費の割合が前年同期と比較して増加している方
- 最近3か月間(合計)の売上総利益率又は営業利益率が前年同期と比較して減少している方
融資条件:
- 資金使途:運転資金(借換資金としての利用も可能)
- 融資期間:10年(据置2年以内)
- 融資限度額:100万円~4000万円
- 貸付金利:2.0%(固定)
- 返済方法:元金均等償還
- 信用保証:連帯保証人、担保その他の融資に関する必要な事項については、金融機関の定めるところによる。
- 保証料補給:市が4割補給
中心市街地活性化支援資金
融資対象者:中小企業信用保険法(昭和25年法律第264号)第2条第1項に規定する中小企業者で、商店会への加入、商店会が行う地域振興に関する事業への協力等により、相互に活力ある地域社会及び地域経済の実現に努めることに同意いただける方で、次のいずれかに該当する方。
- 山形市中心市街地活性化基本計画で定める区域内に新たに事務所または店舗等を設置しようとする方
- 山形市中心市街地活性化基本計画で定める区域内で事業を営んでいる方
融資条件:
- 資金使途:設備資金のみ
- 融資期間:10年以内
- 融資限度額:100万円~4000万円
- 貸付金利:1.2%(固定)
- 返済方法:元金均等償還
- 信用保証:山形県信用保証協会の保証が必須
- 保証料補給:市が6割補給
工場等集団化経営安定資金
融資対象者:工場集団化事業を行った組合で、経営基盤の安定と組合員の経営の合理化、近代化を図る組合。
融資条件:
- 資金使途:運転資金並びに設備資金
- 融資期間:5年以内
- 融資限度額:組合:8000万円 組合員:4000万円
- 貸付金利:【組合転貸】短期1.0% 長期1.3%【直貸】短期1.3% 長期1.6%
- 保証人:金融機関の定めるところによる
- 担保:金融機関の定めるところによる
特定創業支援資金
融資対象者:産業競争力強化法(平成25年法律第98号)における市区町村の創業支援事業計画による特定創業支援事業の支援を受け市区町村長の証明を受けた方で、次のいずれかの要件に該当する方。
- 事業を営んでいない個人で、市内で6カ月以内に新たに事業を開始する具体的計画のある方
- 事業を営んでいない個人が市内で事業を開始した日以後5年を経過していない方
- 事業を営んでいない個人により市内に設立された会社であって、その設立の日以後5年を経過していない方
融資条件:
- 資金使途:運転資金並びに設備資金
- 融資期間:10年以内(据置2年以内)
- 融資限度額:100万円~2000万円
- 貸付金利:1.0%(固定)
- 返済方法:元金均等償還
- 信用保証:山形県信用保証協会の保証が必須
- 保証料補給:市が全額補給
これらの融資制度を活用することで、あなたのビジネスを次のステージへと進めることができます。ぜひ、詳細を確認し、必要な手続きを進めてみてください。あなたの成功を心より応援しています!
融資の手続きって何から始めればいいの?といった疑問に対して適切なアドバイスを無料にて行っております。
無料相談も行っているので、ぜひいちどご相談ください。お問い合わせお待ちしております!
フリーダイヤル tel:0120-335-523
この記事を書いた人
小峰精公/Kiyotaka Komine
元朝日信用金庫 法人営業
資金繰り解決コンサルタント
V-Spirits総合研究所株式会社 常務取締役
大学卒業後、朝日信用金庫に入庫。朝日信用金庫での経験が原点となり、「銀行融資取引」や「資金繰り」の本質を企業へ伝えていくことがミッションだと確信する。
日本の99%は中小零細企業で成り立っている現状を痛感し、1社でも多くの企業の「資金繰り」の課題を解決していくことに専念する。
クライアント様がより良い商品やサービスを提供することができる環境づくりの一助となれるよう全身全霊を尽くす。
この記事を監修した人
多胡藤夫/Fujio Tago
元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。