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コラム

CICの信用情報とは?個人事業主・中小企業経営者が知っておきたい確認方法と見方

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CICの信用情報とは?個人事業主・中小企業経営者が知っておきたい基本

起業して間もない時期は、事業用クレジットカードを作る、創業融資を相談する、設備や車両をリースで導入するなど、お金まわりの判断が増えていきます。そのような場面で気になりやすいのが「信用情報」です。信用情報とは、クレジットカードやローンなどの契約内容、支払い状況、申し込みの記録などに関する情報のことです。

なかでもCICは、クレジットカードやローンなどに関する信用情報を扱う機関のひとつです。個人事業主や中小企業の経営者の場合、事業に関する申し込みであっても、代表者個人の信用情報が確認される場面があります。ただし、CICの信用情報だけで審査結果がすべて決まるわけではありません。事業内容、資金の使い道、返済計画、取引状況など、さまざまな情報をもとに判断されることがあります。

この記事では、CICの基本、登録される情報、開示方法、開示報告書の見方、JICC・KSCとの違いを、起業して間もない個人事業主・中小企業経営者向けにわかりやすく解説します。

目次

  • CICとは?クレジットやローンの信用情報を扱う機関
  • CICの信用情報にはどんな内容が登録される?
  • なぜ個人事業主・中小企業経営者はCICを確認しておくべきなのか
  • CICの信用情報を開示する方法
  • CICの開示報告書の見方
  • CICの信用情報は融資審査にどのように関係する?
  • CICとJICC・KSCの違い
  • CICに気になる情報があった場合の考え方
  • 個人事業主・経営者がCICを確認するタイミング
  • FAQ
  • まとめ

CICとは?クレジットやローンの信用情報を扱う機関

CICとは、クレジットカードやローンなどの信用情報を扱う機関のひとつです。信用情報と聞くと難しく感じるかもしれませんが、簡単にいうと「その人がこれまでどのような契約をして、どのように支払いをしてきたか」を確認するための情報です。

たとえば、クレジットカードを作るとき、ローンを申し込むとき、分割払いを利用するときなどには、申し込みを受けた会社が「この人は無理なく支払いを続けられそうか」を確認することがあります。その際に参考にされる情報のひとつが、CICに登録されている信用情報です。

CICは、クレジット会社などが加盟している「信用情報機関」です。信用情報機関とは、クレジットやローンなどの契約内容、申し込み状況、支払い状況などを管理している機関のことです。

用語 意味
CIC 信用情報を扱う機関のひとつ
信用情報機関 クレジットやローンの契約・支払い状況などを管理する機関
加盟会社 CICに加盟し、審査などで信用情報を参考にする会社
信用情報 申し込み、契約、支払い状況などに関する情報

CICは、割賦販売法や貸金業法に基づく指定信用情報機関とされています。割賦販売法とは、分割払いなどの取引に関するルールを定めた法律です。貸金業法とは、お金を貸す事業に関するルールを定めた法律です。

個人事業主や中小企業の経営者としては、まず「CICはクレジットやローンに関する信用情報を扱う機関」と理解しておけば十分です。CICに登録される信用情報は、クレジットカードやローンなどの申し込み、契約、支払い状況に関する情報です。思想、病歴、犯罪歴など、クレジットやローンの取引と関係のない情報が登録されるものではありません。

個人事業主や中小企業の経営者の場合、事業に関する申し込みであっても、代表者個人の信用情報が確認されることがあります。たとえば、事業用クレジットカード、リース契約、ローン、代表者保証を伴う取引などです。ただし、どの情報をどのように確認するかは、金融機関やクレジット会社によって異なります。「CICにこの情報があるから必ず不利になる」と決めつけず、自分の状況を確認するための情報として考えることが大切です。

CICの信用情報にはどんな内容が登録される?

CICの信用情報には、クレジットカードやローンなどに関する情報が登録されます。ただし、個人のすべての情報が登録されるわけではありません。基本的には、本人を確認するための情報や、契約内容、支払い状況など、クレジットやローンの取引に関係する情報が中心です。

まず、本人を特定するための情報があります。これは「誰の信用情報なのか」を確認するための基本情報です。

項目 内容
氏名 本人の名前
生年月日 本人確認のための情報
住所 契約時などに登録された住所
電話番号 連絡先として登録された番号
勤務先 契約時に申告した勤務先情報など

過去に引っ越しをしていたり、電話番号を変更していたりすると、登録されている情報が現在の情報と違っていることもあります。開示報告書を確認するときは、契約や支払いの情報だけでなく、氏名・住所・電話番号などもあわせて確認しておくと安心です。

次に、契約に関する情報です。CICには、クレジットカードやローンなどの契約内容が登録されることがあります。

契約の種類 内容の例
クレジットカード 個人用カード、事業用カードなど
ローン カードローン、各種ローンなど
分割払い 商品やサービスを分けて支払う契約
キャッシング カードなどを使った借入
携帯電話端末の分割払い スマートフォン本体代金などの分割払い
リースや保証会社が関係する契約 設備や車両などの契約で関係する場合があるもの

ここで注意したいのは、事業で使う契約であっても、代表者個人の情報として確認されることがある点です。たとえば、事業用クレジットカードを申し込む場合や、個人事業主としてローン・リースを利用する場合、代表者本人の信用情報が関係することがあります。

さらに、支払い状況に関する情報も登録されます。経営者にとっては、ここが特に気になりやすい部分です。

確認できる内容 確認ポイント
入金状況 毎月の支払いがどのように行われたか
残高 まだ支払いが残っている金額があるか
返済状況 返済が予定どおり進んでいるか
延滞の有無 支払いの遅れがあったか
契約終了・解約に関する情報 契約が終わっているか、解約されているか

CICの信用情報を調べていると、「異動情報」という言葉を見かけることがあります。異動情報とは、支払いの遅れや契約上の重要な問題があった場合などに登録されることがある情報です。一般的には「事故情報」と呼ばれることもあります。ただし、「異動情報がある=必ず審査に落ちる」とは断定できません。審査では、信用情報だけでなく、事業内容、売上の見込み、資金の使い道、返済計画、取引状況なども含めて総合的に確認される可能性があります。

大切なのは、過去の情報を必要以上に怖がることではなく、今の状態を正しく把握することです。

なぜ個人事業主・中小企業経営者はCICを確認しておくべきなのか

個人事業主や中小企業の経営者にとって、CICの信用情報を確認しておくことは、事業のお金まわりを整理するうえで役立ちます。特に起業して間もない時期は、まだ事業実績が十分に積み上がっていないことがあります。そのため、事業用クレジットカード、ローン、リース契約、創業融資などを検討する際に、代表者個人の信用情報が参考にされる場面があります。

創業融資や事業資金の相談前にCICを確認しておくと、現在の契約状況や支払い状況を把握しやすくなります。たとえば、過去のクレジットカードの支払い状況、ローンの利用状況、現在残っている借入などです。

確認したいこと

  • 整理できる内容
  • 現在の契約状況
  • クレジットカードやローンなどの契約が残っているか
  • 支払い状況
  • 過去に支払いの遅れが記録されていないか
  • 残高の有無
  • まだ返済が続いている契約があるか
  • 見覚えのない情報
  • 自分が把握していない契約や申し込みがないか

資金相談の場で「過去に支払いの遅れがあったかもしれない」と不安になるよりも、事前に自分で確認しておいた方が落ち着いて説明しやすくなります。また、事業用クレジットカードやローンの審査前にも、CICを確認しておくと安心です。事業を始めると、経費の支払いをまとめるために事業用カードを作りたいと考えることがあります。運転資金や設備資金のために、ローンやリース契約を検討することもあるでしょう。こうした申し込みでは、代表者個人の信用情報が確認される場合があります。申し込み前にCICを確認しておけば、自分の情報に誤りがないか、気になる契約が残っていないかを把握できます。

過去の契約や支払い状況を客観的に確認できる点も大きなメリットです。記憶だけでは、昔の支払い状況を正確に思い出せないことがあります。会社員時代に使っていたカード、携帯電話の分割払い、以前のローンなどは、起業後に見直す機会が少ないかもしれません。CICを確認する目的は、不安を大きくすることではありません。自分の状況を客観的に知り、次の行動を考えやすくするためのものです。

CICの信用情報を開示する方法

CICの信用情報は、本人が自分で確認できます。「信用情報」と聞くと、金融機関やクレジット会社だけが見るものというイメージがあるかもしれません。しかし、CICに登録されている自分の信用情報は、本人が開示手続きを行うことで確認できます。

CICの情報開示とは、CICに登録されている自分の信用情報を確認する手続きのことです。開示は、審査結果を保証するものではありません。また、開示したからといって、融資やカード審査に必ず通るわけでもありません。あくまで、自分の信用情報を確認し、今後の資金計画や申し込み準備に役立てるための手続きです。

CICでは、インターネットによる開示手続きが用意されています。スマートフォンなどを使って手続きを進められるため、自宅や事務所から確認しやすい方法です。

手順 内容
本人確認の準備 本人確認に必要な情報や書類を準備する
受付番号の取得 手続きに必要な番号を取得する
必要事項の入力 氏名、住所などの情報を入力する
決済 所定の方法で手数料を支払う
開示報告書の確認 開示報告書をダウンロードして内容を確認する

本人確認の方法や利用できる決済方法などは変更される可能性があります。実際に手続きを行う際は、CIC公式サイトで最新の案内を確認してください。

郵送でも開示手続きができます。必要書類を準備してCICに送付し、開示報告書を受け取る方法です。インターネットでの手続きが難しい場合や、書面で進めたい場合に選択肢になります。

郵送の場合は、申込書の記入漏れ、本人確認書類の不足、住所の不一致などに注意が必要です。不備があると手続きが進まない可能性があるため、公式案内を確認しながら準備しましょう。

開示報告書を受け取ったら、まずは次の点を確認します。

確認ポイント 見る内容
氏名・住所・電話番号 自分の情報として誤りがないか
契約中のカードやローン 現在利用している契約が記載されているか
支払い状況 気になる支払い遅れなどがないか
完済・解約済みの契約 終わった契約がどのように記載されているか
見覚えのない情報 自分が把握していない契約や申し込みがないか

開示報告書は、審査に通るかどうかを判断するためだけのものではありません。自分の契約状況や支払い状況を見える形で整理するための資料です。

CICの開示報告書の見方

CICの開示報告書を受け取ったら、まずは全体を落ち着いて確認しましょう。初めて見る場合、項目名や記号が並んでいて難しく感じるかもしれません。ただ、最初からすべてを細かく理解しようとしなくても大丈夫です。まずは「今どのような契約が残っているのか」「支払い状況に気になる点がないか」「見覚えのない情報がないか」を確認するところから始めましょう。

最初に見るべきなのは契約内容です。契約内容とは、簡単にいうと「今どの会社と、どのような契約をしているか」を見る項目です。

確認する項目 見るポイント
契約している会社 どの会社との契約が登録されているか
契約の種類 クレジットカード、ローン、分割払いなどの種類
契約の状態 現在も続いている契約か、終了している契約か
残高の有無 まだ支払いが残っているか
見覚えの有無 自分が把握していない契約がないか

次に確認したいのが入金状況です。入金状況とは、毎月の支払いがどのように処理されていたかを確認する項目です。簡単にいうと、「支払いが予定どおり行われていたか」を見るための情報です。開示報告書では、記号や表示を使って支払い状況が示されるため、初めて見ると意味がわかりにくいことがあります。記号の意味は、CICの公式案内や開示報告書の説明に沿って確認しましょう。

ここで注意したいのは、記号ひとつだけを見て「これは絶対に不利だ」と決めつけないことです。審査では、信用情報の一部だけではなく、全体の状況が確認される可能性があります。また、「残高」や「返済状況」も確認しておきたい項目です。残高とは、まだ支払いが残っている金額のことです。返済状況とは、契約に対して返済がどのように進んでいるかを示す情報です。残高があること自体が悪いわけではありません。事業をしていれば、設備投資、車両、システム、仕入れなどでローンやリースを利用することもあります。大切なのは、残高があるかどうかだけではなく、現在の売上や資金繰りに対して、無理なく支払いを続けられる状態かどうかです。

さらに、申し込み情報も確認しておきましょう。申し込み情報とは、クレジットカードやローンなどに申し込んだ記録のことです。契約に至ったかどうかとは別に、申し込みをした事実が登録されることがあります。短い期間に複数の申し込みがある場合、審査する側が慎重に確認することがあります。ただし、複数の申し込みがあるからといって、必ず不利になるとは限りません。事業を始めたばかりの時期には、カードやリース、ローンなどを比較検討することもあります。大切なのは、申し込みの目的やタイミングを整理しておくことです。

CICの信用情報は融資審査にどのように関係する?

CICの信用情報は、融資審査で参考にされることがある情報のひとつです。個人事業主や中小企業の経営者が事業資金を申し込むとき、金融機関などは「この事業に返済の見通しがあるか」「代表者が無理なく返済を続けられそうか」といった点を確認することがあります。その確認材料のひとつとして、代表者個人の信用情報が見られる場合があります。ただし、CICだけで審査結果が決まるわけではありません。融資審査では、事業内容、売上や利益の状況、資金の使い道、返済計画、自己資金、これまでの取引実績など、さまざまな情報をもとに総合的に判断されることがあります。

確認される可能性がある項目

内容の例 説明
事業内容 どのような商品・サービスを提供しているか
売上・利益の状況 事業として収益を出せる見込みがあるか
資金使途 借りたお金を何に使うのか
返済計画 無理なく返済できる計画になっているか
自己資金 事業にどの程度の資金を用意しているか
取引実績 これまでの販売先、仕入先、金融機関との取引状況
代表者の信用情報 支払い状況や借入状況など

起業して間もない個人事業主や、創業直後の法人は、まだ事業実績が十分に積み上がっていないことがあります。このような場合、事業そのものの実績に加えて、代表者個人の信用情報が参考にされることがあります。特に個人事業主の場合、事業用のお金と個人のお金が近い関係になりやすいです。個人名義のクレジットカードを事業経費の支払いに使っている、個人のローン返済がある、携帯電話や車両の分割払いが残っている、といったケースもあります。信用情報に不安がある場合は、融資やカード、ローンなどの申し込み前に、まず事実関係を整理しておきましょう。

整理する項目

  • 確認する内容
  • 過去の延滞
  • 実際にどのように記録されているか
  • 使っていないカード
  • 契約が残っているか、解約済みか
  • 複数の借入
  • どの契約が残っているか
  • 残高がある契約
  • 今後の支払い予定に影響があるか
  • 見覚えのない情報
  • 登録元や内容を確認する必要があるか

大切なのは、CICの情報だけを見て一喜一憂することではなく、事業全体として返済の見通しを説明できるように準備することです。

CICとJICC・KSCの違い

信用情報機関には、CICのほかに、JICCやKSCと呼ばれる機関もあります。どれも信用情報を扱う機関ですが、加盟している会社や、扱う情報の傾向に違いがあります。

信用情報機関 主に関係しやすい取引の例 経営者が気にする場面の例
CIC クレジットカード、分割払い、信販会社系の契約など 事業用カード、分割払い、リース契約など
JICC 消費者金融、貸金業者、カードローンなど 借入状況やカードローンの利用状況を確認したいとき
KSC 銀行ローン、銀行系の取引など 銀行融資や住宅ローンなどが気になるとき

CIC、JICC、KSCはいずれも信用情報機関です。ただし、各機関には加盟している会社や、扱う情報の傾向に違いがあります。CICは、クレジット会社などの情報と関係が深い信用情報機関です。クレジットカード、分割払い、信販会社が関わる契約などを確認したい場合に、関係しやすい機関と考えるとわかりやすいでしょう。JICCは、日本信用情報機構のことです。消費者金融、貸金業者、カードローンなどの情報と関係する場面があります。過去にカードローンを利用していた、消費者金融から借入をしたことがある、複数の借入状況を整理したい、という場合には、JICCの情報も確認対象になることがあります。KSCは、全国銀行個人信用情報センターのことです。銀行取引や銀行系ローンなどと関係することがある信用情報機関です。銀行ローンや銀行系の借入が気になる場合に、確認対象になることがあります。

どれを確認すればよいかは、自分が気にしている取引の種類によって変わります。クレジットカードや分割払いが気になる場合は、まずCICを確認する流れが考えられます。消費者金融やカードローンが気になる場合はJICC、銀行ローンが気になる場合はKSCも確認する選択肢があります。ただし、どの機関を確認すべきかは人によって異なります。「どこを見れば絶対に正解」という考え方ではなく、「自分が不安に感じている契約や借入が、どの機関と関係しそうか」を整理することが大切です。

CICに気になる情報があった場合の考え方

CICの開示報告書を確認すると、思っていた内容と違う情報が見つかることがあります。使っていないと思っていたカードの契約が残っていたり、完済したつもりのローン情報が記載されていたり、過去の支払い状況に気になる表示があったりする場合です。このような情報を見つけると不安になるかもしれません。しかし、まず大切なのは、慌てて判断しないことです。

最初に確認したいのは、その情報が正しいかどうかです。確認する項目

  • 見るポイント
  • 見覚えのない契約がないか
  • 自分が申し込んだ契約か、過去の契約ではないか
  • 氏名や住所が正しいか
  • 旧住所や過去の電話番号が登録されていないか
  • 契約終了の情報
  • 解約済み・完済済みの契約がどのように記載されているか
  • 残高の情報
  • まだ支払いが残っている契約がないか
  • 支払い状況
  • 支払いの遅れなど、気になる表示がないか
  • 見覚えのない会社名があっても、すぐに間違いと決めつける必要はありません。過去に利用していたカードやローンの会社名が、普段見ているサービス名とは違う形で表示されることもあります。
  • 誤りの可能性がある場合は、登録元の会社に確認する流れになることがあります。CICは、加盟会社から登録された情報を管理している機関です。そのため、登録内容について詳しく確認したい場合は、情報を登録した会社に問い合わせることが必要になる場合があります。
  • また、信用情報に気になる記録があると、「すぐに消す方法はないか」「審査に通りやすくする裏技はないか」と考えてしまうかもしれません。しかし、信用情報は基本的に、契約や支払いの事実をもとに登録される情報です。「すぐに消せる」「必ず審査に通る」といった簡単な方法があるわけではありません。経営者として大切なのは、裏技を探すことではなく、現在の状況を正しく把握し、できることを一つずつ積み上げることです。支払い管理を見直す、借入状況を整理する、申し込みのタイミングを考える、資金計画を作るなど、現実的な準備を進めていきましょう。

個人事業主・経営者がCICを確認するタイミング

CICの信用情報は、必要になってから慌てて確認するよりも、事業のお金まわりで大きな申し込みをする前に見ておくと安心です。確認するタイミング

  • 創業融資や事業資金を申し込む前
  • 自分の信用情報を把握し、資金計画を整理しやすくするため
  • 事業用クレジットカードを作る前
  • 代表者個人の情報に気になる点がないか確認するため
  • リースや分割払いを検討するとき
  • 今後の支払い予定を含めて資金繰りを考えるため
  • ローン契約を検討するとき
  • 既存の借入や返済状況を整理するため
  • 過去の支払いに不安があるとき
  • 記憶ではなく、登録情報を見て確認するため

創業融資や事業資金を申し込む前は、特に確認しておきたいタイミングです。起業直後は、まだ売上や利益の実績が少ないことがあります。金融機関などに相談する際も、事業計画や資金の使い道、返済計画などを説明する必要があります。事業用クレジットカードを作る前も、CICを確認しておくと安心です。事業用カードは、仕入れ、広告費、交通費、通信費、クラウドサービスの利用料など、事業の支払いを整理するうえで便利な場合があります。ただ、審査では代表者個人の信用情報が確認されることがあります。申し込み前にCICを確認しておけば、自分の情報に誤りがないか、気になる契約が残っていないかを把握できます。

過去の契約や支払い状況を客観的に確認できる点も大きなメリットです。記憶だけでは、昔の支払い状況を正確に思い出せないことがあります。会社員時代に使っていたカード、携帯電話の分割払い、以前のローンなどは、起業後に見直す機会が少ないかもしれません。CICを確認する目的は、不安を大きくすることではありません。自分の状況を客観的に知り、次の行動を考えやすくするためのものです。

FAQ

CICを開示すると審査に悪影響がありますか?

CICを開示すること自体が、一般的に審査で不利になるとは限りません。CICの開示は、本人が自分の信用情報を確認するための手続きです。金融機関やクレジット会社に申し込む手続きとは別のものです。ただし、審査の取り扱いは金融機関やクレジット会社によって異なります。CICの開示は、審査結果を予測するためというより、自分の契約状況や支払い状況を確認するためのものと考えましょう。

法人の信用情報もCICで確認できますか?

CICで扱われるのは、主に個人の信用情報です。そのため、法人そのものの信用調査とは別のものとして考える必要があります。ただし、中小企業の経営者の場合、法人の申し込みであっても、代表者個人の信用情報が参考にされる場面があります。法人名義の事業用カード、代表者保証が関係する取引、リース契約やローン契約などでは、代表者個人の情報が確認される可能性があります。

延滞があると融資は受けられませんか?

延滞の有無は、融資審査で確認される可能性があります。ただし、延滞があるからといって、必ず融資を受けられないとは言い切れません。融資の可否は、信用情報だけでなく、事業内容、売上や利益の状況、資金の使い道、返済計画、自己資金、取引状況なども含めて総合的に判断されることがあります。過去に延滞があった場合は、まず実際にどのような情報が登録されているのかを確認し、必要に応じて事実関係を整理しておきましょう。

まとめ|CICは「審査に通るか」ではなく「自分の信用情報を把握する」ために確認する

CICは、クレジットカードやローンなどの契約内容、支払い状況、申し込み情報などを扱う信用情報機関です。個人事業主や中小企業の経営者にとって、CICは無関係なものではありません。事業資金を申し込むとき、事業用クレジットカードを作るとき、リースやローンを利用するときなどに、代表者個人の信用情報が確認される場面があります。ただし、CICの信用情報だけで審査結果が決まるわけではありません。審査では、事業内容、売上の見込み、資金の使い道、返済計画、取引状況など、さまざまな情報が確認される可能性があります。

CICを確認する目的は、審査結果を自分で決めつけることではありません。自分の信用情報を把握し、事業資金の相談やカードの申し込み、リース契約などに向けて、落ち着いて準備するためです。起業直後は、売上づくり、集客、資金繰り、取引先対応など、考えることが多い時期です。そのなかで信用情報まで確認するのは少し面倒に感じるかもしれません。しかし、自分の信用情報を把握しておくことは、事業のお金まわりを整えるうえで役立ちます。CICは、怖がるためのものではなく、自分の信用情報を知るためのものです。必要なタイミングで確認し、資金計画や申し込み準備に役立てていきましょう。

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弊社では、元日本政策金融公庫支店長の多胡や元信用金庫の法人営業の小峰を中心とした所属専門家チームが一丸となって、幅広い融資を含む資金調達のご支援・起業支援・経営支援を行っております。
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フリーダイヤル 0120-335-523
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小峰

この記事を書いた人

小峰精公/Kiyotaka Komine

元朝日信用金庫 法人営業
資金繰り解決コンサルタント
V-Spirits総合研究所株式会社 常務取締役
大学卒業後、朝日信用金庫に入庫。朝日信用金庫での経験が原点となり、「銀行融資取引」や「資金繰り」の本質を企業へ伝えていくことがミッションだと確信する。
日本の99%は中小零細企業で成り立っている現状を痛感し、1社でも多くの企業の「資金繰り」の課題を解決していくことに専念する。
クライアント様がより良い商品やサービスを提供することができる環境づくりの一助となれるよう全身全霊を尽くす。

この記事を監修した人

多胡藤夫/Fujio Tago

元日本政策金融公庫支店長、社会生産性本部認定経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナーCFP(R)、V-Spirits総合研究所株式会社 取締役
同志社大学法学部卒業後、日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に入行。 約63,000社の中小企業や起業家への融資業務に従事し審査に精通する。
支店長時代にはベンチャー企業支援審査会委員長、企業再生協議会委員など数々の要職を歴任したあと、定年退職。
日本の起業家、中小企業を支援すべく独立し、その後、V-Spiritsグループに合流。
長年融資をする側の立場にいた経験、ノウハウをフル活用し、融資を受けるためのコツを本音で伝えている。

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この記事を監修した人


中野裕哲

中野裕哲/Nakano Hiroaki

税理士法人V-Spiritsグループ代表/税理士/行政書士/特定社会保険労務士/採用定着士/ファイナンシャルプランナー/起業コンサルタント/経営コンサルタント/大正大学招聘教授

税理士法人V-Spiritsグループ代表の中野裕哲は、中小企業経営者のために、税務・会計だけでなく、採用、人事、資金繰り、融資、補助金、助成金、営業、Webマーケティング、売上導線設計まで横断的に支援する実戦型経営税理士です。

経営の悩みは、突き詰めると「人・金・売上」に集約されます。中野裕哲は、大企業人事部、人材紹介会社の採用エージェント、中小企業の財務責任者、大手不動産会社での営業、出版・Web制作による集客導線構築など、幅広い実務経験をもとに、経営者の意思決定を支援します。

【対応領域】
税理士顧問、社労士顧問、補助金支援、助成金支援、資金調達支援、採用力診断、売上導線診断、経営参謀顧問。税務・会計・決算・節税に加えて、経営分析、労務管理、社会保険、助成金、採用体制づくり、融資、補助金、事業計画、営業戦略、Webマーケティング、出版、メディア活用まで一体的に相談できます。

中野裕哲は、家業の倒産危機からの壮絶な貧乏体験を原点に、お金で苦しむ経営者をひとりにしないことを掲げています。資金繰り、採用、売上づくりの壁に対して、経営者目線で伴走します。

【主な実績】

  • 起業支援・経営支援の豊富な実績
  • 起業相談件数3,000件以上
  • 資金調達支援1000件以上
  • 大企業Webサイト多数監修
  • 商業出版著書監修約32冊(累計30万部超)

V-Spiritsグループでは、融資・補助金・金融機関対応に詳しい社内役員チームも伴走します。元経済産業省系補助金審査員・事務局員、元日本政策金融公庫支店長、元信用金庫融資担当営業などの専門家が、補助金申請、事業計画、資金繰り、金融機関対応を実務面から支援します。

税理士顧問、社労士顧問、融資、補助金、助成金、採用、営業、マーケティングまで、経営者が本当に悩む領域をワンストップで相談できます。V-Spiritsグループは、起業支援・会社設立・創業融資・補助金助成金・税務会計・人事労務・許認可・経営顧問をワンストップで支援する、起業家・中小企業向けの専門家グループです。

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