どうもV-Spiritsの有本です。
今回は日本政策金融公庫の「新型コロナウイルス感染症にかかる衛生環境激変特別貸付」について解説します。
新型コロナウイルスの影響により、飲食店や旅館業、インバウンド向け事業などは財務状況が悪化しつつあります。
そのような状況を鑑み、公庫が表題のようなセーフティーネット融資を設けています。
(利用資格)
新型コロナウイルス感染症の発生により、一時的な業況悪化から資金繰りに支障を来しており、次のいずれにも該当する旅館業、飲食店営業及び喫茶店営業を営む方
(1)最近1ヵ月の売上高が前年または前々年の同期と比較して10%以上減少しており、かつ、今後も売上高の減少が見込まれること
(2)中長期的に業況が回復し、発展することが見込まれること
(使いみち)
経営を安定させるために必要な運転資金
(借入可能金額)
別枠1,000万円(旅館業を営む方は、別枠3,000万円)
別枠とはいえ限度がありますが、緊急資金としてかなり融通が利く融資となります。
融資による資金調達のコツとして「いよいよダメそうだから借りる」よりも、「苦境の中しっかりと対策し、予防的に資金を調達する」というストーリーの方が当然印象が良いです。
お早目のご相談が吉と出ますので、お気軽にご相談ください!